こちらの本を読んで


 つくづく日本の女性が目指すのは

 
良妻賢母ではなく
 
 
悪妻愚母だなと思う
 
 
 
わたしも今、道の途中ではありますが


この本を始め


心屋の考えのおかげで

 
ずいぶんとラクになりました
 
 
 
 夫婦神話とは

 
常に一緒にいて、愛し合って、尊敬して


仲良く、添い遂げて、ご飯作って、夫を立て という


夫婦神話


その神話に近づけない自分を責めていた
 
 


ええ、確かに

 


そんな良妻賢母を目指してた


 

口ではそんなことないと言いつつ


 

どこかそうなれていない自分に



引け目を持っている

 

 


この本にも書かれてるけど


 

良妻賢母ってサゲ妻だ


 

何でも先回りしてお膳立て



旦那さん、何も考えなくなるし



一人で何もできなくなる

 


退化の一途を辿る





ひと頃、定年後の男性を



粗大ゴミ呼ばわりされてたことがあったけど


 

良妻賢母が作り出した産物だよな



 

でも、良妻賢母が



日本女性の鏡という価値観で



躾けられてきたんだから



それもしかたがない

 

 


テレビのシーンで旦那さんの背広を脱がせ



ネクタイを預かり



中には靴下を脱がせてあげる





あるいはセミの抜け殻のように着た衣類が



放置されとている



妻がかいがいしく拾って



「あらあら、しょうがないわねぇ」とか



言いつつ




洗濯機に運ぶシーンが思い出される




 

そういえば、うちの母も


 

ワイシャツにアイロンをかけ



靴を磨いてたっけ


 

こういう「そういえば」と



普段は思い出せない光景も



 

夫婦神話として刻まれ




無意識に較べて落ち込むところなのです

 

 


更に毎日の食事の支度


 

母世代の頃が



今のようにクリーニング店も多くなかったろうし



コンビニだの



お惣菜もなかったから時間かかったよね



 

朝から晩まで家事に育児に明け暮れていたろう


 

農村はそれに農作業も加わる


 

好きなことをする時間なんて皆無だったろう



そんな母に申しわけなくて



ラクすることに負い目を感じ



忙しくしてしまう




 

でも、今は



おしんの時代を生きてるわけじゃない

 


自分が要らない価値観を手放しさえすれば


 

夢を掌中に納めやすい時代なのだ



便利なもの、環境は多いに利用すればいいのだ!




年齢も関係ない



わたし50代で目覚めた


 

変化させるのは自分の意識だけでいい


 

「いい嫁、妻、母、をやめてもいいーーー」



少しずつ


 

頭の中で許可を出しつつ進めばいいのです


 


とはいえ



「こんなにサボちゃっていいの?」



「悪妻愚母なんていいの?」


 


謎の姿は見えない存在に怯え、




承認を得て前に進めない



 

この存在こそ頭の中のオカン




 本の中に書かれているように



頭の中のオカンに



「オカン、うるさい!黙っとれ!



私の好きにさせろ!」



たんびにつぶやく癖をつけるのです


 


わたしもこれ、相当、やりました



今も繰り返してる

 

 

頭の中のオカンに無意識レベルで

 

 

承認を求めるクセがあることに気づいたし



気づいてもまた揺さぶられるから


 


たんびに頭の中のオカンにつぶやき



意識をニュートラルにして



その後、



「自分で決めていいんだった」と


 

自分の選択を促していったのです

 

 


 

頭の中のオカンを追い出すようになってから


 

旦那さんへの遠慮もずいぶんと減ったよね


 

頭の中のオカンと旦那さんへの遠慮具合は

 

 

比例してる

 



 

今じゃ、台所はもはや旦那さんのテリトリー


 

一昨日の夕飯

 

image

ゴーヤチャンプル、エビとアボガドサラダ、わらび、もずく酢

 

 

 

今、筋トレ中なんで

 

糖質制限した食事をオーダーしたら早速



旦那さんが作ってくれた

 

 

 

わたしが良妻賢母をあきらめて

 


「できない私」を全面的に出すようになったら


 

旦那さんがやってくれるようになった


 

ゴミ出し、掃除も手抜きするようになったら


 

旦那さん、ニャンコの毛が気になるとかで


 

丁寧に掃除機かけてる


 

※わたしは掃除機かけが嫌いです


 


逆にわたしは心の探求が好きなんで



そればっかりやってたら


 

この心のお仕事を手伝ってくれてるようになった

 

 

仕事を手伝ってもらい、料理も作ってもらい



感謝感激、雨アラレではありますが・・

 



えっと・・・その、なんですが・・・

 

 

昨日、今日と「ブスッ」として



ロクに口もきいてません

 


旦那さんは行き先も言わず出かけていきました




いつもニコニコなんかしてられねっーのパンチ!



いつも機嫌良くなくていい



理由もなくお互いに不機嫌でいい





自分の不機嫌さを認めてあげると



相手の不機嫌さも尊重できる

 

 


近いうちにケンカ勃発かな?とも



思うけどそれもオッケー


 

ケンカするとさ不快な感情も味わう


 

怒ると怖いけどね~


 

そこは踏ん張って



わたしも言いたいことを言うのだ!

 


ケンカはお互いの理解を深めるもの

 

 

イカリはリカイ





こんな夫婦になると幸せ



そんな夫婦神話を捨てる

 

 

 


常に一緒にいないようになり、


ときに「ウザい」と思い

 
「コイツー」と見下し

 
ケンカして、ご飯は作らず

 
夫は立てない
 
 
良妻賢母神話から遠ざかるほどにいい感じです

 

 

 

愚母ぶりで言えばまぁ×2の時点で

 


終わっとるなぁ💦

 


過去も、やることやってたけど


 

心の奥底では

 

 

「ダメな母でごめんね」を握りしめていたという

 

 

ここもすぐには手放せないけど

 


前よりはずいぶんと薄らいだ

 

 

心の薄紙を剥がすように少しずつ

 

 



本にも書いてるけど



悪妻愚母キャラに変身するのは時間がかかる

 

 

1,2年かけてじっくり



最初から夫婦円満なんて超ーーーーーー奇跡


 


一朝一夕じゃないの

 

 


だってさ、例えば



頭では悪妻愚母キャラになってもいいと思えても


 

実際に行動に移すとなったら


 

身がすくむ

 



蛇に睨まれたカエルのようなもん


 

体が怖さを覚えているからね


 

だから少しずつ少しすつ


 

「反発しても悪いことは起きない」を


 

確認しながら進む感じ



 

夫婦神話をどうやって捨てたらいいのか


 

ぢんさん、ともちゃん夫婦の実体験を元に書かれた


 

こちらの本



 「そんなこともあったんだ~」


 

「それでいいんだ~」


 

読み進めていくうちに

 


新しい発見と夫婦神話を崩す許可が



進むのです。