こころの水先案内人、心みねこです



昨日、ラジオでお伝えした

「ついつい夫にあたってしまう心理」



わたしが前の夫の対して

まさにそうだった




自分でも優しくしたいのにできなかった

何故か彼のやることなすことにイライラして

もう、同じ屋根の下にいるだけでイライラしてた





たんびに自己嫌悪

他の人には優しくできるのに夫にだけは

できない自分





優しくしてあげたいのに優しくできない

頭ではわかっているのに、行動は伴わない

 


自分の思い通りに感情をコントロールできないことの繰り返しは、

 ジレンマを感じて余計に落ち込んだ





その理由がずっーーっとわからなかった

ずっーと、思いやりがなくて冷酷非情な自分と思ってた

 

・・・

 

 

・・・・

 

 

・・・・・

 

が・・・逆だった--------(≧▽≦)

 


「愛情が深いからゆえ」のイライラだって

知ってからホント、楽になりましたぁ

 

 

そうなのよ

そもそも、どうでもよかったら心は動かないのよね~

 



本当は前夫に腹が立っていたのではなく

自分を責めて、自分に怒っていたのだ

 

 

自分は、妻として母として何もできていない

「ダメな妻、母親でごめんね」と

絶えず自分を責めていたから、

とても苦しかったのだ。

 


なぜ、夫の顔を見てイライラしていたのかといえば、

否が応でも自分が妻であり、子ども達の母であることを

認識せざるを得なかったから

 

 

すると、ほぼ自動的に「ダメな妻、ダメな母親」と

自分責めが始まっていたのだ。

 

そもそも、この「妻、母親失格」という基準は

どこで仕入れたのか?

 


日本の女性には

「育児・家事は妻として母として、

やれて当たり前」という心理が

しっかりと刷り込まれている




だいぶ男女平等が浸透してきてる日本ではある。

女性たちの活躍も目覚ましい。

が、まだまだ、世間一般にもこの価値観はとても強い。



何よりも回りは緩んでいても

良妻賢母の価値観に女性自身が

縛られているのだ

 


比較している相手は、自分の母親

わたしくらいの年代の母親は

「女だから」という理由で抑えつけられた世代




母親は家族のために自分を犠牲にし、我慢し、

育児・家事をやってきた女性が多い。



すると、自分の母親のようにやれるのが

当然という心理を無意識に持つようになり、

同じようにできないと

「妻・母親失格」と自分を責めてしまう




更に1960年以降、

男女平等の意識改革が行われたことによって、

女性の社会進出も

少しずつ理解されるようになった

が、私の母親世代がスタートするには遅い





叶わなかった母の

キャリアウーマンになって欲しいという

願いは娘へ託されることとなる




「働く女としても成功して欲しいという

期待」も背負うこととなるのだ




わたしなんぞは、まさにその世代で

母として、妻として社会人として

うまくやれなくてはならないと更に更に

負荷がかかっていたのだ




 また、孤独感からくるイライラもある。

仕事と違って、

家事、育児は24時間365日体制で、終わりがない。





わたしも仕事が終わって帰ると

夜の時00を回っている




それからの忙しさは更なるもの

長男に食べさせないと

でも、お惣菜はダメ

早くご飯を作らないと

気は焦るものの

授乳中は何もできない




終わってから長男に食べさせて

お風呂に入れて寝かせる




布オムツが赤ちゃんの発達にはいいと聞いていたので

〇ンチを取ってオムツをうるかす

洗濯して、家事、育児が終わると夜中の1時が過ぎてた。




これが、第一子であれば、

初めての子育てでわからないことだらけ、

大切な命を育てていかなければならないという、

強いプレッシャーもかかる

 

第二子、第三子であれば、

上の子を育てながらの育児になり、

これまた本当に大変

 


孤独で不安な気持ち、自分の頑張りを認めて欲しい

「寂しいなぁ、不安だなぁ」

寂しいからイライラするのだ

イライラするのは根底に寂しさがあるから



「わたしはこんなに頑張っているのに、

なんでわかってくれないの?」と

苛立ちを夫にぶつけている

 


では、どう対処したら良かったのか?

 


「自分を妻・母親失格なんだと自分を責めてはいないか?」と

自分に問いかける


冷たいのではなく「愛情が深すぎて」ゆえに

「できていない」と自分を責めてしまっているのです

 

「よくやっている」と自分を褒めてあげる

育児中の女性というのは、本当に大変です。

更にこれが仕事もしての家事、育児は本当に本当に大変です。


精神的にも体力的にも余裕がないんです。


「やれて当たり前」じゃない。

「よくやっている」なのだ!



「やれて当たり前」という意識が強いと、

自分がどれだけ大変な状態なのかに気づくけないばかりか

「まだ私は努力が足らない」




「こんなことぐらいで根を上げる私がおかしい」とさえ思って


更に自責めが強くなる

 



もー、まさにわたしがそうだった




未だにあの頃の自分を思い出すたびに

「よくやってきたね~」

「あなただからできたんだよね」と

いたわってあげている

 


んで、自責めをしているときは自分だけが

できていない

つまり、「きっと他の人はできている」と

更に劣等感と孤独感に陥ってしまいがち




そんなことはない

あなたが感じている「できていない」は

わたしもそうだったけど、他の人も

できていないと思っているのだ



一人じゃないよ

それを思い出してください



●夫も妻もコミュニケーションをとろうとすること

夫も妻が大変そうなのは理解してるつもり

でも、当事者ではないから

本当のところはわからない

「よく頑張ってるね」「エライよ」ねぎらいの言葉をかけること


※まぁここはお互いに心がけることよね~



そのうえで何か手伝えることはないか尋ねる

妻もまた「自分がイライラしているのは、あなたのせいじゃない」

伝えることで相手は気がラクになる

その上で具体的に「手伝って欲しい内容」を伝えること

「オムツを変えて欲しい」「洗濯物は畳んでおいて」

そうすることで、夫も行動できるし、関わっていくことで

居場所ができるのだ



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