こころの水先案内人、心みねこです小舟




わたしたちの日常は
女性であれば
母、妻、嫁、子供、仕事での役職、地域の世話役という役目を持ってる




あるゆる立場で
わたしたちの背後に植えつけられてる思考は
女性は家の太陽、いつも明るくいなくてはならない




女性は一歩引いて、奥ゆかしくなくてはならない




男性であれば
父親、夫、婿、子供、仕事での役職、地域の世話役という役目




一家の大黒柱として、家族を支えなくてはいけない
男子たるもの弱音を吐いてはいけない




子どもは少なくなってきてるのに、
家、墓を守らないといけない
昔ながらのしきたりや慣習を続けていかなくてはならない




こういう意識は
田舎であればあるほど強いのだ




人の目が気になってしがらみから
抜け出せない



自分一人ならまだしも
多くは親や親族がそばにいる



自分が人と違うことをすると
周囲に迷惑がかかる




それは何より避けたいこと
何よりも怖れることなのだ




親や周りの期待に応えて頑張ってきた
自分のことは後回しで、周りを優先させてきた




どの場面でも、真面目に、精一杯、全力で、頑張ってきた
いい人で頑張ってきた




いい人=いつも笑顔で、優しくて、真面目で、仕事熱心、
頼まれたことは断らず、最後までやり通す




が、実際は疲れてる時もある、
悲しい時もあるし、腹が立つこともある
怒りたい時もあるし、泣きたい時もある




でも
そんなネガティブな気持ちを持ってしまう自分をダメだと
奮い立たせて、頑張り続けてしまう




これって
いい人でい続けるように
24時間、自分と戦ってる状態なのだ




自分のネガティブな気持ちを「たいしたことない」
「感じちゃいけない」と無視して頑張り続ける




これをずっと続けてたら疲れてくるのは当然だ




頑張ろうと思っても
心の中は「不平・不満・怒り・悲しさ・寂しさ」の気持ちに
いっぱい占領されてしまい



「感謝とか、嬉しい・満たされてる・楽しい・やりたい」とか
ポジィテイブなものが入ってこなくなる



心が枯渇した状態になってしまうのだ




植物で言えば、お水がなくて土が干からびて
新しい目も出てこない
心の栄養がなくなってしまった状態




これを解消していくには
ポジティブ、ネガティブ両方の感情を認めてあげること





いつも明るくなくてはいけないと思ってる人なら
暗くてもいい





弱音を吐いちゃいけないと思ってるのなら
弱音を吐いてもいいって
自分のネガティブな感情も肯定してあげる





自分の「いけない」を「いい」に変える、
言ってみるだけでも
実際に行動することはしなくても、意識が緩んでくる




いい人でい続けるように
24時間、自分と戦ってる状態から抜けられるのだ




抜けられるようになってきたら
行動できるようになる




これらの考え方って
馴染んでくると
「本当にそうだな」ってしみじみ納得するけど




自分の固定概念になかった人達からすると
脅威なんだ




小さい頃から親に学校で
「いつもいい子でいなきゃいけない」と
しつけられてきたからね





先日も
年老いた親の介護の相談があった




子どもの頃から
母がメンタル面が弱くて
自分の言ったことで傷つけてはいけないと
細心の注意を払ってきた




歳とってきた一人暮らしをしてる
母親を引き取って
面倒を見なくてはいけないと思うのだけど
考えるとなんとも気が重い




世話にもなったし、
今こそ親孝行をしなくちゃいけない時だとは
わかってるのですが・・・憂鬱




長い間、母を傷つけてはいけないと
言いたいことも言えず、母の顔色を伺って生きて来た
大人になってようやく自分らしさを取り戻してたのに





気が重くなるのは
また、あの頃の我慢する自分に戻るのかと思うから




「母親の面倒をみなくてはいけない」
「親孝行をしなくていけない」という思考に大きく傾いて
本人が均衡を保ってられない




その思考が本人の生き方に大きく影響してる時に
「親を捨ててもいい」
「親不孝になってもいい」
「親を恨んでもいい」って言ってもらう




これ
言った本人は安堵の気持ちだったり
ザワザワしたり何かしらの気づきがあるのだが
聞いてる周囲も反応がある




昨年のぢんさん秋田講演会の時も
まさにそんなセリフを言ってもらってる場面があったけど
親と一緒に来てた人は
「親不孝でいい」なんて許されるはずがない!と文句を言われたって
言ってたなぁ・・・



まぁ、確かに親にしたら当時者だからおもしろくない


「そんなこといいわけないだろう!?」

「そんな言わせるなんて、秩序が乱れる」

「親孝行という思想が今までの日本を支えてきたのだ」

「そんなこと言ってると周りから白い目で見られる」

「危険な思想をもったやり方だ」と
批判されちゃったりもするわけだ・・・σ(^_^;)





まぁ、そこに反応する親自身が
「母親の面倒をみなくてはいけない」
「親孝行をしなくていけない」という思考に大きく傾いて
自分を縛って自分を生きずらくさせてることには
気づいてないわけで・・・




んで
周囲にそんなこと言われると




「わたし、間違ってるのかな?」
「やっぱり、自由になっちゃいけないのかな?」って
自分を制限しようとする
元の自分の戻ろうとする




まぁ
それも良し



断ることって膨大なエネルギーが
必要だからね




断ったら嫌われるかもしれないという
傷つく覚悟も必要だしね




母親の困った顔
不機嫌な顔
悲しそうな顔を見るのが何より怖くて
避けてきたからね




自分が傷つくことから
守るために
自分を閉じてきた




急に行動を変えてって言っても
変えられない




だから
まず、固く固く閉じてしまった心を揉みほぐす




それが「言ってみる」
「口に出してみる」ということ




親孝行しなきゃの思考に囚われて
固く閉じて
やりたいこともやれずに自分を犠牲にばっかりして
そんなこと続けてたら気持ちも塞ぐ




なんてたって
自分が楽しくない




自分らしさを出せないまま楽しくなさそうな
塞いで元気のない子どもの姿を見てて
親は「楽しそうじゃないって親不幸者ね」とか言い出す




少々、親不孝でもハメをハズしても
子どもが元気でいてくれた方が
親の罪悪感も薄らぐのだ




そもそも
親不孝も何が尺度なのかも
その親によって違うのだ




親の価値観から見た
親孝行という枠で見てる




親の価値観からはみ出していく
自分の考えで進むことが本当の自立





秋田はお水もおいしいよん、日本の名水100選で知られる六郷町で作られた
ニテコサイダー
ハート♪☆

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