土曜日。
オットギミは本社で研修だった。
オクサンは土日とも休みがとれた。
当初は、久しぶりにオットギミの本社周辺で外食しようと
海に行かない週末を予定していた。
その後、研修は早く切り上げられそう、とオットギミ。
「海にいける!」
さらにその後。
やはり、早く切り上げられないことが判明するも、
いったん、脳内モードが海一色になってしまうと…。
*
研修を終えたオットギミと落ち合い、
一目散に海へ。
なんとか、夜、9時前に到着した。
いつも満員で早い時間にはなかなか入れない
Mに電話するとOKということで、
久しぶりに訪れる。
右の大きい切り身がカツオ、左がサバ。
カツオももちろんおいしいのだが、
この活きサバが……た・ま・ら・な・い!(よだれじゅるりん)
サバの概念を覆すほどのぷりっぷりのぼよんぼよん。
お気に入りの海鮮コロッケなどおいしいものを散々食し、
お店のオットコマエご主人と、ラブリー奥様と4人で楽しくお話しする。
なぜかテレビネタで盛り上がり、
奥様がお笑いからアイドルまでなんでも詳しくてびっくり。
最後のシメはお寿司。
ぺろりと平らげたオットギミは
「どれも一貫500円レベルのネタ」
と大興奮だった。
*
翌朝。
やや寝坊しつつも、
快晴のもと、いつみても雄大な川の景色に圧倒されつつ
サーフスポットの一つ、Oへ向かう。
なんとかできそうなくらいは波があるので、
ウェットスーツに着替えて、いざ、海へ。
オクサンは今年初の波乗り!
ということで、張り切って海に入った。
ただ、波があるのが一部だけで、
そこにサーファーが密集してて、
初心者は全然波に乗れない。
うねりが来た!
と思ってスタートを切るものの、密集してるもんだから、
一つの波に両隣の人たちを含め7、8人が一斉に
パドルを始めている。
それが目に入ると、
ヘタッピはそこで遠慮をしてしまうのである。
しかも、波が来る間隔が長い。
お天気もいいし、風もそんなになかったが、
それでも、待っている間はとにかく寒い。
水の中のほうが温かく、
時折、手を水につけてしのいでいた。
最初のテンションはどこへやら。
知り合いのショートボードのお嬢さんと海のうえで
「こんなんつまらん~」
と、ぶつくさぶつくさ。
最初のころは果敢に密集地域の中にいたオットギミは
気づいたらかなり離れたところにいた。
そこにも波がきはじめているようだったので、
わたしも移動。
見知らぬロンゲのおにいさんと我々の3人だけで、
ここでは乗り放題。
やっほーい。
ただ。
うかれて乗ってみると、ここの波はけっこう掘れている。
波の斜面が急で、カールしてるのだ。
油断するとすぐにボードがぐるんと波に巻かれてしまう。
初心者には手ごわい。
それでも何本かうまく乗れる。
しゅんしゅんしゅーん!
とボードを走らせながら視線を動かすと、
離れたところでオットギミも気持ちよさそうに
同じ波に乗っているのを発見!
爽快感倍増の瞬間である。
海のうえでオットギミに時間を聞くと、11時とのこと。
「あと2、3本でわたしは上がるわ」
と伝え、まず1本。
次で終わりにしようかな~と思いつつ、
うねりから乗ろうとするが、予想以上の波の掘れっぷりに
あえなく巻かれる。
これでは終われない。
大きなうなりが来る。
よし!
気合をこめてスタートを切る。
思っていた以上に大きな波で、ドキドキするが、
意識を集中させ、ボードをしっかり抑え、
胸をそらせる。
今度はなんとか巻かれない。
きゅんきゅんきゅーん!
この迫力あるスピード感がボディーボードの醍醐味だ。
そのまま最後まで乗り切り、大満足で浜に上がった。
上がるとやっぱり寒い。
手がかじかんで、思うように車のかぎを出せないほど。
慌てて着替えて、帰路につく。
お昼ごはんは温まりたいのでうどんやさんへ。
鍋焼きうどんでほっこり。
オットギミのカレーうどんはいまいちだったそう(^_^;)
もう一つのスポット・Iにも寄ってみる。
こちらもぼちぼちなカンジの波。
それにしても、帰りの運転はだるい。
早起き&波乗り疲れのうえ、おうどんを食べて
お腹も満足してしまうと、眠いことこのうえない。
助手席でついウトウト…。
運転を交代すると、オットギミもウトウト…。
その後、運転席に戻ったオットギミが
「夏の海のカンジで」
カセットテープをかけた。
なんでも、学生のころ(うんじゅうねんまえ?)に、
FMラジオから録音したという、オールディーズや
ハワイっぽい曲がつぎつぎと流れる。
夏の夕暮れのビーチの雰囲気に
きりりと冷えたダイキリを飲みたくなるね、と意見が一致した。
晩ごはんは車中でのオットギミの提案で
おうちですき焼き。
夏のビーチとは全然つながらない…。
関西方式で作ったところ、
感想は「慌しい」と。
関西方式というより、オクサマのだんどりに
問題があっただけだと思う(反省)