日曜日、オクサンは仕事。

オットギミは「サーフショップでも行ってみようかな~」と言っていた。


昼間、用があり、出先からオットギミに電話する。


「いまどこ?」

なにげなく聞くと、

「へへへー」

と黒い声で笑うオットギミ。


高速を2時間飛ばして、しずなみ海岸のサーフスポットを

見てきたらしい。


意表を突かれた。

まさかっ、早くも偵察に行くとはっっ。


「かなりラフで波がぐちゃぐちゃだった。

 でも入っている人いたけどな。

 今からおまえ崎あたりを周ってくる」


で、おまえざき。


うみとなみ

うみとなみ

うみとなみ



風力発電の写真も。


うみとなみ



海から上がってきた人とお話をして

情報を集めるなどもしたそうだ。


やはり、南国40010とは異なり、

まだまだ水は冷たいそう。

先日、シーガル(半袖長ズボンのウェットスーツ)で

入ったというと、かなり驚かれたそう。


こちらは鮫島というところらしい。


うみとなみ


後日、晩ご飯を食べながらオットギミがぽつり。


「あー、はやく海いきたいなあ」


えっ?

数日前に行ったやん?

と思ったが、見るだけは海に行ったと言わないそうだ。





3連休はお引越し。

その前日には業者さんが荷造りにやってきてバタバタ。


それでもっ。

3連休の最初の2日でとりあえず引越しを片付け、

オットギミはいつもの海に向かった。

先週、送別会を開いてもらったばっかりだというのに、

なんというオオカミ少年(中年?)


21日の夕方に出発し、なんとか近くの街までたどりつき、

翌早朝にも車を走らせ、まずOへ。

波が小さかったため、Iへ転戦。

うみとなみ-i-nami

送別会を開いてくださったIさん、Yさんらとも

早速、再会したそう。

引越しをさっさと済ませてやってきたと知ったIさんのひとこと。

「シブイわ~」



お天気もよくて温かく、

すでにサクラが咲き誇ってきれいだったそう。


Iの駐車場のサクラ。
うみとなみ-sakura1

OからIに向かう途中の土手のサクラ。
うみとなみ-sakura2


気分よく海から戻ってきたオットギミは

その後数日間、ひとりでホテル暮らし。

夜は、いきつけの居酒屋に顔を出したそう。


写真付きで届いた携帯メール

「鯛の白子もあまりくどくなくて旨かった。タラの芽天ぷらと

鮎の南蛮漬けは最高でした。ポテサラも鯨の生姜焼きも。

ホンに済まんこってす」


うみとなみ-shirako


うみとなみ-tenpura


うみとなみ-ayunanban

オクサンへの連絡事項は食べ物のことだけのよう。



ちなみに、こんなデコメもついてきていた。

うみとなみ-ossan



オットギミが3年近く通ったこの海も、今回でしばしお別れ。


うみとなみ


土曜日はIで。

波は小さく、うねりが途中で消えるなどいまいちだったとのこと。


夜はお気に入りのMで、

Iご夫妻、Yご夫妻とご一緒したそう。

仕事で一緒に海にいけなかったオクサンは電話で参加。

みなさんと一言ずつお話し。

オットギミは「例のサバの白子のにぎりと…」などなど、

オクサンをうらやましがらせる。


うみとなみ


あー、やっぱりおいしそう(じゅるりん)


でもいいの。この日、オクサマは仕事関係の食事会で

とってもおいしい牛タンをごちそうになっていたから。


とはいえ、サーフィンで仲良くなったみなさんとの食事は

例によって食べて、笑って、盛り上がったそうで、

やっぱり同席したかったなあ。残念。


みなさんより、お餞別ということでTシャツをいただいた。

本当に、ありがとうございます。

うみとなみ


翌日もIで。

オットギミもやはり、最後は一番好きなOで波に乗りたかったそうだが、

波が小さく、Iに転戦したそうだ。

そこそこの波で、満喫できたそう。



これでしばらく、ここの海ともお別れと思うと、本当に寂しい。


しかし。


「まあ、月いちくらいではいけるかなあ…」

とオットギミ。


はあ?


「月いち?今、月いちって言った??」

オクサンは思わず聞き返した。


転勤先の空港からは、そこへの飛行機が飛んでいて、

往路は土曜日朝7時、復路は日曜日午後7時の便があるそうだ。

今までは土曜日の午後と日曜日の午前しか

海に入れなかったが、その飛行機を使えば、

土日まるまる海に入れるという計算らしい。


「中古のボードを買って、向こうに置いとこうかなー」

ですって。


最後かも…しくしく、と感慨深かったのだが、

どうやらオットギミはこれからも行く気マンマンである。




引越し先のマンションを下見しているところに、オットギミより電話あり。

数件見て回っているうちの、本命の物件にちょうどいた。


オットギミ「エレベーターは広い?」

オクサン「え?」


質問の趣旨はボードを運べるかどうかだと気づくまでに、

3秒くらいかかった。

そういや前日、ボードは9フィート2インチだから!と念押ししていたなあ。


そもそも、9フィート2インチって何センチか分からないけど、

少なくとも今住んでいるマンションのエレベータより手狭に感じた。

今のところですら、ロングボードは載らないので

オットギミは4階まで階段を使って運んでいる。


引越し先・本命物件は8階。

てか、それ以外の物件も11階とか7階とか、上層階が多い。

案内してくださっていた不動産屋さんのオニーサンに

「いや実は…」とロングボードの話をすると、

「そうだったんですか!先に言ってくだされば」

と驚いていた。上層階のほうがいいだろうと思って

物件を探してくださっていたそうだ。


実際、本命物件のマンションには3階にも空きがあるということで、

見せていただくが、そこはベランダの目の前にビルがあって、

部屋が暗いうえ、これではカーテンが開けられない。

却下。


仕方ない。オットギミには8階まで階段で運んでもらおう…

ということでその物件に決めたが、さらに難題が。


マンションの駐車場はタワーパーキング。

車だけなら問題ないが、ボードを積むために車につけている

キャリアを含めると、どうやら高さの制限を越えてしまう。


不動産やさんが電話で問い合わせてくださるが、

持ち主的には、なんかあったら面倒~なのか、

「キャリアついているなら無理じゃないかな」と一蹴された。

実際に車を持ってきて確かめられればはやいのだが、

そういうわけにもいかず。


ほかに借りられるところがないか

不動産やさんと車でうろうろしながらいくつか候補地を見つけるも、

いずれもやや遠い。

最悪、海に行くときだけ、キャリアをつけなおす?

とりあえず駐車場問題は持ち越し。


ちなみに、その不動産やのオニーサンも地元にいるころはサーフィンをしていたそう。

今は仕事が忙しくていけていないと嘆いていたが、

事情を理解して対応してくださったのはありがたかった。


疲れたので、おいしいもの&ビールを満喫して新幹線で戻る。


土曜日の午後、オットギミより携帯に電話あり。

あらま、もう海から上がったのかな?

と思って出ると、まだ向かっている途中とのこと。

仕事が長引いた様子。



その後、まずIで波チェックするもラフすぎ。


うみとなみ


そして、Sへ行ったみたそう。

まあなんとか乗れる波だったとか。

いいお天気で、半袖のウェットで十分だったそう。

気持ちよさそうだな~。


いつものショップに寄ると、

松葉杖姿のオーナー奥様が。

なんでも、フィンで足をざっくり、13針縫ったそうで。

どうぞお大事に。


夜は馴染みのC→Sとはしごしたうえ、

ラーメン屋さんにも寄ったとか…(^_^;)





翌日はまずSへ。

しかし、乗れそうにないほど小さく。


そこで、顔なじみのMっちゃんと遭遇。

初めて会ったのは居酒屋Cで。

カウンターの隣席でサーフィンの話題をしていたので、

オットギミが話しかけたのがきっかけ。

どうやらその日の昼間、同じ海で波に乗っていたことがわかり、

盛り上がる。

その後も海や居酒屋でちょくちょく顔を合わせるうちに

すっかり知り合いになったのだった。



Sは無理と判断し、Iに転戦。

なんとか入れそうということで、

その前に…と海を眺めながら、

近くのお店で買ったアジのお寿司などで

腹ごなしをしているうちにまったりとしてしまい、

結局、海に入らなかったそう。



来週末は引越し先の下見の可能性もあり、

オットギミにとってもラストのここでのサーフィンだったかもしれないが、

どうやら来週も……かな?



おみやげは、オクサンお気に入りのロゼ焼酎。

うれしいな。


うみとなみ


オクサンは日曜日に仕事が入ったため、海を断念

…の、はずだった。


金曜日、オットギミに転勤の辞令が出た。

行き先はやや意外な街だった。

夜は外で食事をしたが、合間にため息をつくオットギミ。

この3年ほどの間、毎週のように通い続けたいつもの海が遠くなり、

今までのように気軽には通えなくなるためだ。


昼間、オットギミから電話で転勤先決定の一報を受けた後、

3月の予定を改めて眺めると、どう考えても

週末に休みを取るのは難しいことに気づいたオクサン。

えええ?もう、あの海にいけない??


日曜日の仕事は午後から。

調べてみると、朝6時の特急に乗れば、なんとか間に合うではないかっ!

「やっぱり行く!」

断念していたはずの海行きを決断した。

オットギミが帰宅するまでに、ウェットスーツや水着、

着替えなど準備を整えておいた。



土曜日。

オットギミの職場には寄らず、海に直行。

朝ごはんはモスのドライブルスルー。豪華チーズバーガーはおいしかった。

昼はドライブインの手作りおにぎり。ひじき味がグー。


まずはIへ。

波が大きいうえにラフで、とてもじゃないが無理。


うみとなみ

それでも入っている猛者が2人。

ショップにちょこっと顔を出した後、Oに行ってみる。


うみとなみ

こちらもやっぱり大きいが、向かって左の場所には、

10人くらいの人が入っている。

ボディボードの人もいる。

ただ…やっぱり大変そう。

オクサンにとっては次、いつ来れるかわからない、この地の海。

一番大好きなOに入りたいとは思ったが、断念。


IやOが大きい時は、入り江のSへ。

やはりいい感じの波で、すぐに着替える。


うみとなみ

入ってすぐ、すごく乗りやすい波が次々とやってきて、

ミスなしで立て続けに10本ぐらいすいすい滑った。快感。

雨が降ってきたが、そんなものおかまいなし。

やがて波のパワーが落ちてきて、乗りにくくなってきたが、

それでもしつこくしつこく波で遊んだ。満足。


再びショップに寄り、オーナーIご夫妻とあれこれお話。

夜ごはんをご一緒することになった。


前日、慌てて用意をしたはいいが、

いくつか忘れたものもあることに、お風呂に入る準備をして気づく。

近所のスーパーに買出しにいくと、

その間にお風呂に入っていたオットギミが、

わたしのウェットや水着までも洗ってくれていた。

涙ちょちょぎれ。感謝感謝!


オクサンの当地での最後の晩餐(?)は、やはり、一番大好きなお店のMへ。

まずは、ここで、この時期しかお目にかかれないサバの白子を炙ったにぎり寿司。

2切れしかないということで、Iご夫妻と一貫ずつ。

オットギミと半分こして食べたが、やっぱりとろけるようにおいしい!!!


実は…。

お店には我が家が先に着いていた。

サバの白子をはじめ、お刺身などいくつか先に注文をしていたら、

Iご夫妻が到着される前に、白子が出てきた。

しかも、運んできたお店の人が「熱いうちにどうぞ~」なんて言うもんだから!

Iご夫妻の到着を待ってから…と我慢していた我々だったが、

辛抱しきれず、先に生ビールをぐびぐびっといってしまった。

だって白子が……。

失礼しました。


うみとなみ

左は我々がガマンしきれず1貫だけになったサバの白子のにぎり。


やがて到着したIご夫妻と乾杯し、飲んで、食べて、ばか笑い。

いつもながらにおいしくて、楽しくて。

カツオにブリに海鮮コロッケに茶碗蒸しなどなどを堪能。


ホテルの部屋に戻り、オットギミと缶ビールでしみじみと2次会。

いわゆる転勤族のオットギミ。

仕事だから仕方ないけど、こうやって仲良くなった人たちと

会えなくなるのはやっぱりさみしいね、としみじみ。


転勤先は今よりももっと近くにサーフスポットはあり、

日帰りサーフィンもできそう。

それでも、都会に近いだけに、人も多そうで、

今までのようにのんびり楽しめるかどうかはわからない。


海も景色も美しく、

気候も温暖で、

おいしいものもたくさんあり、

海は混んでなくて、

素敵な人たちがいっぱいいて。

40010は最高だ。


今までのように気軽に来れなくなると思うと、

本当にさびしい。

まだ実感が湧いてないけど。



日曜日。

オクサンは5時起き。6時の特急に乗らなければならない。

なんとか起きて駅につくと、そこにはトラップが。

緑の窓口で切符を買おうとすると、クレジットカードは使えないと言われる。

おいおい。

いまどきそれあり?とあきれつつも

いい大人の財布に6千円しか入ってないのも

おいおい、ではある。


少し離れたところのコンビニの名前を挙げ、

「たしかATMがあったと思います…」

と頼りなさげな駅の人。

コンビニとホテルは正反対の方向ながら、

タクシーに乗れば2、3分の同じくらいの距離。

ホテルに引き返してオットギミを起こすか、

駅員さんの言葉に賭けるか。


とりあえずコンビニに向かう。

ATMあった!

なんとか特急に乗れた。

ちなみに、こんな特急だった。

うみとなみ


電車が動き始めたころには、空は白々としてきた。

車窓から、海がみえる。

車で移動しているときも見えるスポットだが、

道路よりも高い位置に線路があるから、さらに迫力がある。

すごくいいうねりが入ってきている。


うみとなみ


これは、今日はいい波に乗れるだろうな~。

と思っているうちに、睡魔に襲われ爆睡モード一直線。

特急だけで4時間かかるはずだが、寝て起きたら到着していた。

新幹線に乗り換え、なんとか仕事に間に合う。


オットギミは、8時ごろに起きて、Iへ行ったとのこと。

サイズが落ちて、最高の波だったそう。

いいなーーー!!!

いい波を堪能しまくったため、11時すぎには上がったそう。

チリの地震の影響による津波の警報も出ていたし。


今回もやっぱり楽しかった。

なのに、次にいついけるか分からないなんて。


ありがとう40010。

大好き40010。



おまけで、波を眺めるオットギミ


うみとなみ




土曜日の昼、仕事中のオクサンの携帯に、オットギミから連絡が入った。

Iに着いたが、波は小波程度でややがっかりした様子。

それでも入る、とのこと。

「さっき風邪薬も飲んだし」

ええーっと(笑)


「風邪治ってないのに入るの?」

と思わずオクサンがたずねると

「……ぅるさい」

と小声でつぶやくオットギミ。


結局、Oに移動し、ほぼ貸切で楽しんだとのこと。


夜は久しぶりのSで、焼き鳥やお寿司などを堪能したそう。



翌日もOで。

お天気も春のように暖かく、

いい波だったそうで、うらやまし。



お土産に某・道の駅の、牛肉と間違えるくらいおいしい

豚串焼きを買ってきてくれた。

大和イモとともに、晩御飯で食べる。

ありがとう。


寝ている間から、いやな予感はあった。

朝起きると…やっぱり。

オクサマは今季初、風邪をひいてしまった模様。


喉が痛い。

鼻もつまっている。

熱がないのは幸い。

この症状は、オットギミと同じ。うつった…。

とりあえずお薬を飲んで、仕事へ。


そして。

翌日の土曜日は、それでも海へ。



朝8時すぎに家を出て、まずオットギミの職場に向かう。

オットギミがひと仕事済ませると、いざ出発。

途中、マクドナルドのドライブスルーに立ち寄り、朝食。

こういう時しか食べないので新鮮。

片道4時間の途上、

ドライブインUでにぎりたておにぎりを購入し、昼食を済ませる。


まずIに立ち寄るが、かなりラフな波で回避。

次にOへ。こちらは大きすぎる。

何人かは海に入っているが、眺めていると、

沖に出るまでにヘトヘトになっていて、

いざ、いい波が来てもパドリングの体力が残っていないようで、

思うように乗れていない。

オットギミはともかく、初心者のオクサンにこの波は無理…。


うみとなみ-Oの大きすぎる波


最後ののぞみをかけてSへ。

やや小さいが十分乗れる波があった!

しかもだれもいない。


うみとなみ-Sは静か

オットギミとしばし貸切で堪能する。

その後、地元の人っぽい3人組みもやってきた。


寒くなってきたのでオクサンは先に上がる。

着替えや片付けを済ましてまったりしていても、

オットギミは一向に上がってこない。

後からの3人組が上がってきた後、しばらくして、

ようやくオットギミも上がってきた。

「(オクサンが)上がった後、けっこういい波がきてさ~」

とのこと。

タフだなあ。


ショップに寄って、オットギミはリーシュを購入。

そして、いつものホテルに向かうと、

ロビーは着飾った人でごった返していた。

これから結婚式の模様。

海上がりのぼさぼさ頭でウエットスーツの入ったずた袋や

ポリタンクなどを持つ私たちは、異邦人だった。


晩御飯は予約しておいたMで。

メニューはいろいろあるのに、いつも同じものを頼んでしまう。

まずサバとカツオのお刺身。

そしてほぼ毎回食べるのが、海鮮コロッケ。

ホタテなどがごろごろ入っていて、とってもおいしい。
うみとなみ-Mの海鮮コロッケ

そして、このお店で最もと言っていいくらいお気に入りなのがサバの白子。

といっても、メニューに並ぶのは春先のみ。

お店のご主人にたずねてみると、すでに市場には出回っているそうだが、

その日はなかったとのこと…がっくし。

今年も早く食べたいな!


ホテルに戻り、オットギミは2次会。

オクサンは缶ビール1本だけで寝る。

そういや、風邪をひいてたんだった。

ベッドの中で咳をコンコンしていると、

オットギミに「薬をのんどきなさい」と子どものように叱られた。



翌日。

やっぱり風邪気味だが、それでも海へ。

あほです。


まずOに行くが、あまり波がない。

やれなくもなさそうだが、ポイントが集中してて、

そこに新たに5人組が入っていったので、ちょっと窮屈そう。

初心者のおくさんは、密集に入る勇気がない。
うみとなみ-5人組が…


Iに転戦。こちらはいいカンジ。
うみとなみ-Iにも次々と人が…


オットギミが先に海へ。

左のほうで。

ということだったので、遅れて海に入ったオクサンは、まず目を凝らす。


正面にはうじゃうじゃと波と戯れる人たちが。

少し離れた左のほうで、5人ほどが海に浮いている。

うじゃうじゃが怖いオクサンは、当然のごとく、

オットギミは少し離れた集団にいると思い込む。

浜辺をすたすた歩いてそこまでいく。


青いロングボード発見。オットギミだ!

と思い、いそいそとバタ足で近づいていくと……

オットギミじゃない。

えええ?

見渡してみるが、その5人ほどの集団に

青いロングボードの人はほかにいない。

では、オットギミはどこ?

正面のうじゃうじゃの左の方?


気になりつつも、とりあえず自らの業務にいそしむことにする。

だって周りに人がほとんどいないのに、いい波が来てたんだもーん。

と、心の中でいいわけしつつ。


最初に乗った波が最高だった。

小さすぎず、大きすぎず。

しかも崩れない。

いつまでもずっと並の崩れ間際に乗って横に滑っていく。

大大大満足。

この1本で終わろうかとまで思う。


でもまあ、それもなんなので、しばらく波と戯れる。

気づいたら、近くにオットギミがいた。

なんでも、浜辺をずんずん歩くオクサンに手を振ったものの、

気づく素振りもなく、かなり遠くまで歩いていってて、

どこまで歩くの??とひそかに突っ込みを入れていたらしい。
波の上でオットギミの姿を確認し、安心して、さらに遊ぶ。


波に乗る。

うひょひょーい!

少し離れたところでオットギミも滑ってる!!

幸せの瞬間である。

たて続けに2本、大きめの波に乗れたのに満足し、海を後にする。


しばし後に上がってきたオットギミの第一声。

「ことしいち!」

なんのこっちゃ?

と思って聞きなおしたことろ、

「今年に入って一番いい波だった」

ということだった。



帰る途中、焼きみそラーメンを食べた。

そこで、オリンピック女子モーグル決勝を見てしまう。

上村愛子はまだでてこない。

いつ出てくるかもわからない…

ので、食べ終わったらそそくさと車に乗ったものの、

なんだか気になって、車のラジオをオン。

モーグルのラジオ生中継はなかなか新鮮だった。

晩ごはんは、沖縄みやげのソーキそばなどなど。

ジャガバタにこちらも沖縄で買ってきたいかのすみづくりを

乗せて食べたのもおいしかった。


風邪は治らず。

まあ、当然だろう。


ちなみに、この日はバレンタインデー。

オットギミにプレゼントすべく、12日に張り切って高級チョコを購入していたのだが…

駅のベンチに置き忘れてしまった(>_<)
ごめんなさい。

ブツは月曜日に無事確保。


土日に泊りがけで海にいくのが我が家のパターン。

祝日に片道4時間半かけて往復するのは厳しい。

それでも。

では、たまにはのんびり近くの日帰り温泉でも…なんていう選択肢は

オットギミにはない。

「のんびりしたかったらしていいよ。僕は海にいくけど」

ということで、祝日も海へ。

前夜8時すぎ、帰宅したオットギミが着替え終わると、

すぐに出発した。

その日中に現地に行くには遠いので、途中の街で宿泊。

到着は午後10時すぎ。


普段はボードを車の上に積むが、風雨が強かったこともあり、

助手席を倒して車内に積んだ。

そのため、オクサンは助手席ではなくオットギミの後ろの席に。

空腹と、視界の悪い後部座席でぐだっとしていたことが相まって、

車酔いをしてしまった。


到着後、近くの居酒屋さんに遅めの晩御飯を食べにいくが、

さすがにビールを飲む気にならない。

オットギミがビールと焼き鳥などで1人宴会する横で、

オクサンはお茶とおにぎりとお味噌汁。次第に落ち着いてくる。

車内では心配して窓を開けたりと気を配ってくれていたオットギミは、

なんとか復活となると途端に、わざと「ぷは~~」と言いながら飲む。

わはは。

悔しいので、オクサンも生ビール小を飲んだ。



翌朝は6時起きで、さらに2時間ほど車を走らせて海到着。


まずIに行ってみるが、多くの人が海に入っているものの、

かなりラフな波。

うーん。


ということで、Oに移動してみる。


こちらは波があまりない。

入っているのも1人だけ。

しばらく眺め、なんとか乗れそうということで、

オットギミはそそくさと準備し、海に繰り出す。


うみとなみ-準備体操をするオットギミ



ロングボードならなんとかなりそうだけど、

ボティボードには厳しそうだなあ…とオクサンはさらに海を眺めていた。

そのうち、波が大きくなってきたので、入ることにする。


この日の当地の予想最高気温は19度ということで、かなり温かい。

しかし、水は冷たかった。


うねりに合わせてスタートを切るが、

波にパワーがないのかうまく乗り切れない。

なんとか乗れたと思うと、これが意外と掘れている波で、

けっこう怖い。

波に巻かれないようにするのが精一杯だ。


オットギミとほぼ貸切状態で波を楽しむが、

天気予報どおり、雨が降り出してきた。

周囲の山々は煙っていて、水面から目を上げると水墨画の世界。



うみとなみ-水墨画の浜


雨が激しくなってきたので、

オクサンは1時間ほどで上がる。

オットギミはさらに30分ほど貸切の海を堪能していた。


ショップに立ち寄り、金具が壊れてしまっていたフィンの流れ止めと

かわいい鳥のイラストが入ったTシャツを購入。


おひるご飯は、一度挑戦してみたかったラーメン店Tを考えていたのだが、

残念ながらお休みだったため、の中華料理屋さんでラーメンを食べる。


この後、オットギミと運転を代わるのだが、これが大失敗。

早起きとサーフィンで疲れているところに

おなかがいっぱいになると……もれなく睡魔が襲ってくる。

オットギミには高速に入った最初のSAまで、と言われたが、

とても無理で、高速手前の道の駅で交代してもらう。


助手席に座ったとたんに爆睡していた模様。

涼しい顔ですいすいと高速を運転するオットギミを改めて尊敬するやら、

申し訳ないやら。いつもありがとう。

先週は波をお休みしたオットギミは、意気揚々と海へ。

(カゼガナオリキッテイナイトイウノニ……)


しかし、IもOも波なしで、がっくし。



ショップに顔を出し、いきつけのCに行き、

ひとしきり食べた後、ホテルの部屋で1人2次会をすべく、

スーパーであれこれ買い込む。

レジに並んでいたら、後ろから名前を呼ばれ、

振り向くとショップのオーナーの奥様Nさんだったそうだ。

ビミョウに照れくさいカンジ(笑)



冬型の気圧配置がやや緩んだ翌日は、

小波ながらもIで入ったそうだ。

水が冷たくなってきているとのこと。



オクサンはまだ沖縄。

相変わらず雨続きで寒く、テンションが上がらない。