お見合い 饒舌と寡黙 | 海メンタルオフィス/海の結婚相談室 supported by Office M

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全国結婚相談業センターから仲人士に認定されました。

あるお見合いの話です。

男性は結婚相談室に登録して初めてのお見合いでした。

 

初めての人との出会い。

仲人として緊張感がひしひしと伝わってきます。

 

「ご趣味は何ですか?」

「休みの日とか、何をされてるんですか?」

などなど。

 

質問と返答が繰り返されます。

相手の情報を得たければ、

まずは自分の情報を開示するというのが

コミュニケーションの基本ですが、

これができる人が意外に少ない。

 

仲人は、始めの10分程度は立ち会いますが

すぐ離籍して跡はおふたりで、ということになります。

 

当日、女性から即断りの連絡が来ました。

 

即行、男性の仲人に連絡。

仲人から男性がとても落胆していると聞きました。

そのことを女性に伝えました。

 

女性は

「え、私、嫌われていると思いました。

 断られるのが嫌だったから先に断りました。」

「じゃあ、あなたは交際してもいいって思ったの」

と聞いたら

「はい、タイプです。」と。

 

彼女曰く、私が離籍してからというもの

彼はほとんど、はい、いいえしか言わない状態で

居たたまれなくなって帰ったそうです。

 

男性は初めてのお見合いで

あまりにタイプの人が現れたので

あがってしまい寡黙になったようです。

 

出会いはチャンスですが

そのチャンスに気づかない人が多くいます。

だから彼氏ができない彼女ができない

のかも知れません。

 

異性とうまく話ができないと言う人は意外と多いのです。

好きになったら積極的に攻める人と避ける人がいます。

言い換えれば饒舌になる人と寡黙になる人がいます。

実は饒舌も寡黙も意思を伝える

コミュニーケーション手段なのです。

筆者は前者は女性が多く、後者は男性が多いように思います。

 

ちなみに先のお見合いのふたりは

事情がわかり交際を始めました。