蝉の声が聞こえます。
アブラゼミ、ニイニイゼミ、
ミンミンゼミ、そのうち、
クマゼミが鳴き出すでしょう。
秋になればスズムシがリーンリーン
マツムシがチンチロリン
コオロギがコロコロコロ
クツワムシがガチャガチャ
虫の鳴き声を言葉にするのは
日本人とポリネシア人だけだそうです。
アフリカ人がそれを誇りに
思った方がいいと言いました。
感性が優れているからだと思いました。
ところが音を言語化するのは
右脳ではなく左脳だそうで、
これまたびっくりしました。
そこで私は思いました。
右脳が感じ、左脳が処理する。
閑さや岩にしみ入る蝉の声
閑さや岩にしみ入る蝉の声
芭蕉の句はそうやってできたんだと
思いました。
(画家SHOGENの話から引用)