極楽寺周辺。
長谷駅の辺りから行ってみましょう!
ちなみに毎回そうなのですが、観光名所は外しています。
この辺りも見どころが多いのですが、あくまで住宅地巡りなので。
では早速、極楽寺坂。
以前坂の下をご紹介しましたけど、位置的にはその続きという感じ。
唱歌「鎌倉」で「極楽寺坂越えゆけば」と歌われてる坂です。
手前が長谷駅方面です。
上記写真のすぐ手前に鎌倉十井の一つ「星の井」があります。
そのためこの道は星の井通りとも呼ばれます。
原由子さんの「鎌倉On The Beach」の歌詞に「星月の郷」という地名が出てきますが、それがこの辺り。
坂道そのものは切り通しで、両脇の崖?の上に住宅などもあります。
下の写真で僅かに見えているのが極楽寺坂。
坂を登り切ると江ノ電の極楽寺駅。
この辺りはドラマやアニメの舞台になることが多いです。
古くは「俺たちの朝」とか。「最後から2番目の恋」や「海街Diary」なんかも。
アニメの「ねわわれた学園」や「南鎌倉高校女子自転車部」・・・だったかな(アニメはあまり詳しくない)、それらも極楽寺周辺は登場します。
何でだろう?
鎌倉の住宅地っぽいってことかな。
こちらは桜橋。
下を江ノ電が走っています。
桜橋を渡っていくとこんな感じで住宅地が広がっています。
この先には稲村ヶ崎小学校があります。(なぜ極楽寺小学校じゃないんだ?)
極楽寺の周辺はいろいろな意味で江ノ電の街でもあります。
こちらは江ノ電の車両基地。
こちらの写真のように、警報器もないような踏切がたくさんあります。
渡った先の階段を登ると数件の住宅があります。
下の写真も線路に沿って階段がいくつか見えますが、線路の向こうの住宅に入るためのものです。
時々ニュースなんかで、勝手踏切が取り上げられ、江ノ電が話題になることがあるのですけど、実は江ノ電は生活と本当の意味で密着しているんですよね。(実際に何年か住んでみないとわからないでしょう)
線路を渡らないといけない家や店って多いです。
なので知らない人が思い込みで記事書いているなーと思うことがしばしばありますね。
毎日普通に渡っているのに、ごく稀に事故が起きたりすると鬼の首を取ったような騒ぎになる。
実際は普通の道路の方が危ないと思うのですが。
とはいうものの、観光客はやはり危ないです。暗黙のルールとか知らないし。
極楽寺の駅を過ぎてメイン道路?を進んでいくとこんな感じ。
右の向こうに江ノ電が走り、その向こうは山、左側は山になっています。
この辺りの住宅は良くも悪くも山の中にある感じです。
こちらは店舗兼住宅かな。
こんなおしゃれな家も多いですね。
路地にそれてみます。
ほぼ一軒家ばかりで、マンションやアパートはあまり見かけません。
やはりちょっと住むというよりは、終の住処とする感じでしょうか。
自然が豊かな感じですね。
この辺りの江ノ電は柵も塀もなく、そのまま道路と並走しています。
線路に入ろうと思えば簡単に入れる。
というか、上にも書いた通り、線路を渡らないと向こうにはいけないわけです。
映画「稲村ジェーン」でサーフボード積んだミゼットと江ノ電が並走するシーンがありましたけど、この近くですね。
この先稲村ヶ崎地区に入ります。
それはまたあらためてご紹介します。
極楽寺周辺はいろいろなドラマなんかに登場するように、鎌倉の住宅地らしさがあるのでしょうね。
ただ、生活の便はそれほど良くありません。
この辺りスーパーもなければコンビニもない。
車やバイクがないと買い物も大変です。
公共交通機関も江ノ電だけですので、これが止まると身動きが取れませんし、GWあたりの江ノ電は激混みで大変です。
バスも走っていないです。
それでも良いという人向けですかね。
環境そのものはとても良いところです。
山間に見えて、実は海も近いし、それこそミゼットにボード積んでサーフィンしにいくとかね。