鎌倉では時々托鉢をしているお坊さんを見かけます。
だいたい写真みたいに辻々に立ってお経を唱えているか、各戸(といってもだいたいは商店)を回ってお経を唱えるか。
見かけたらお布施を渡せば良い(手に持っている鉢にお金をいれる)のですが、慣れないと引いてしまいますよね。
お坊さんだから怪しいということはないはずですが、でもなんか怪しい気もするし。
でもまあ功徳を積む機会でもあります。
そう、そこがひとつのポイント。
お布施を渡しても、多くの場合お坊さんは何も言ってくれません
悪くいうと無愛想。
ありがとうの一言くらい言えよと思いたくなるのですが、実はそうではないのです。
托鉢は、お坊さんが世のためにお経を唱えてくれているわけで、お布施を渡すことは功徳になるのです。
むしろありがとうをいうのは自分の方。
また、お坊さんがありがとうと言ってしまうと、自分の利益のために托鉢をやっていることになってしまいます。
ということで、何も言わないのが普通です。
どこかで見かけたら自分の功徳を積むためにお布施を渡してみてください。