新型肺炎の影響で、色んなコンサートやイベントが中止になっております。
私が指導しに伺っている学校も定期演奏会が中止となりました。
学校側は苦渋の決断だというのは重々承知してますが、学生達の気持ちを考えると心苦しく(しかも「今年こそは」という節目というか大切な演奏会だったのですけども)、私も毎年一緒に出演していたので個人的にも残念な気持ちで、、、分かっていても心の着地点は難しいです。
。。。という事で、今日ある筈だったレッスンもなくなりまして(定期演奏会へ向けてのレッスンだったので)、さてでは何しようかと。
家に居ても物足りなかったので
せっかくの良い天気ですし
外の空気を吸いに出かけました。
まぁ
俗に言う『散歩』ってやつです。
以前も来た事があるのですが、ここは緑があって程よく広くて心地よいです。
にしても、人間が今かかえている問題の重さとは正反対な爽やかな天気だわ。
この奥を進むと岡本太郎美術館があります。
そういえば行った事がないので、今回INしてみました。
珍しく全て写真撮影OKな場所でしたが、撮ると記憶が褪せる面白さがなくなってしまいそうだったのでなるべく自粛。
なんだっけ?と思った時に、また来たくなるために。
館内には岡本太郎の作品はもちろん
父の岡本一平(漫画家)、母の岡本かの子(作家)についても触れていて
だからこその岡本太郎がよく見えてきました。
そして、彼が「自分はこうだ」「人間はこうあるべきだ」と言う中身が、なんとなく自分の生のテーマに似ているような気がして。
ええ、もちろん世の中的の『外面』は全然格が違う人ですし、生まれも育ちも違いますけども。
でも、色々腑におちたんですよね。
自分の事って
自分が一番分かっていて、でも自分が一番分かってなくて。
その分かってない部分の糸が少し、絡まりが解けたような。
まだまだ断片的な感覚なのですけど、誰かが何かを肯定してくれたような晴れた気持ちになりました。
美術館を出たら引き続き緑地散策をして、そして帰り道。
なんとなく通った事のない内側の道を歩いていたら、今日で閉店をするという中華料理屋と遭遇。
初めて見つけたのに、今日閉店!?
こんな縁はなかなかないよな、と思ってIN。
「今日が最後」の台詞に弱くて欲張って頼んでしまい、1人で食べるのには結構なボリュームでしたが勢いで完食✌️
ゆるーい感じが肌に合ったのでリピしたかったけども。まぁでも最初であり最後に来れてよかったです。
歩いてみないと分からないですね、色々と。
やはり思考が止まったら
取り敢えず身を動かす事だな、うん。