読んで下さりありがとうございます
コロナウイルスにより落ち着かない日々を過ごされている方々が
多いとおもいます。
新型ということもあり、事態の長期化が見込まれていますね。
今日は、周産期と新型コロナウイルスについて
日本産婦人科学会・日本産婦人科医会・日本産婦人科感染症・厚生労働省
などの文献を参考に考えてみようと思います
そもそも、コロナウイルスとは
人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっています。
その中の一つが、今世界的な流行をしている
「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。
このうち、
4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です
残りの2種類のウイルスが
2002年に流行した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」、
2012年以降に発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」
などの重症化し易い傾向にある原因ウイルスも含まれています
罹患されている年齢中央値は
63歳(範囲21〜91)で、男女比は1.6:1(男性65例、女性40例)で
男性に多い傾向にあります
潜伏期間(2月23日付WHO)は
1〜14日(5日間が最も多い)であり、
その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが
多い傾向にあります
発病者の多くが軽症であるといわれていますが、
高齢者や基礎疾患等を有する者においては重篤になる可能性があるため注意が必要です
注意すべき症状
風邪の症状や37.5°C以上の発熱が4日以上続いている (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
とされています。
このような症状がある場合は、
上記の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談下さい
その他、ご自身の症状に不安がある場合や
一般的なお問い合わせについて は、
厚生労働省相談窓口 電話番号 0120-565653
(フリ―ダイヤル)
受付時間 9:00~21:00(土日・祝日も実施)
が設置されてるようです
お電話でご相談下さい
どのような感染経路を辿るのか?
飛沫感染と接触感染症の2つと現時点では言われています。
飛沫感染とは:感染者の飛沫(くしゃみ・咳・つばなど)と
一緒にウイルスが放出されて、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後に手で周りの物に触れると
感染者のウイルスが付着し、感染するもの
電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、などが要注意です
対策
手洗い・うがい・自身の免疫力を落とさない
・手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)
・物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています
(ノロウイルスなどの感染拡大予防によく使われている物です。
キッチン用のハイターなどがこれに該当します)
診断や治療法は?
・産婦人科でPCR療法は受けられるのか?
現在、産婦人科ではPCR検査は行っていないようです
治療法やワクチンは、今現在ではありません
HIVの薬剤や高インフルエンザ薬に関しても今現在
検証中の段階です
いずれも副作用や他の薬剤との併用禁忌、
妊婦さんへの投与制限があり、慎重投与が必要となっています
妊娠中は、免疫力が下がり、感染症にかかり易いって本当?!
妊娠中は、
ママの体を守っている免疫細胞が
赤ちゃんを「異物」とみなして、
攻撃しないように
抵抗力が弱くなっています
その為、妊娠してない時よりも
菌やウイルスに対する抵抗力
が弱くなっていることから、
重症化し易かったり、
長引いたりする傾向にあるので注意が必要です
コロナウイルスに関しては、
3月5日の日本産婦人科学会では、
高齢者や合併症のある患者さんと同様の
扱いにないます。
※妊婦における感染率や重症化率・死亡率が特に高いという公式な情報は、現在ありません(3月10日)
武漢市で妊娠後期に新型コロナウイルスに罹患した
妊婦9例は非妊時と経過や重症度は変わらず
子宮内感染も見られなかったと言われています
(2月19日)
明日は、免疫力を落とさない為の方法の第2段を
書かせていただこうと思っています
こんな、時期だからこそ私自身も自分のからだに自信を
持てることをしていきたいと思います😊
今日もお読み頂きありがとうございました*^^*
皆さんが笑顔溢れる1日なりますように・・・。