老人施設でお仕事を始めてから3ヶ月経ちました。
なんの資格もないおばさんなので、お年寄りのことは普通のお年寄りだと思って接しています。
認知症がどういう感じなのかいまいちわかりません。
1時間に何回もトイレに行きたい、というのも理解できません。
「私はなんでここにいるの?」
「いろんなことが出来なくなってきた」
「母が来ているかもしれないから玄関を見に行ってくる」
「ここで何をしたらいいの?」
「お外に連れて行ってほしい」
「家に帰りたい」
いろんな声を聞きます。
でも特別何かが出来るわけでもなく、テレビを見るかお話をするくらいしかなくて。
母も要介護度5で入所したので、車椅子で生活されている方を見ると、こんな感じだったのかなぁとか最近思います。
自分の足で歩けないと退屈でしょうがないでしょうね。
「何かしたいことはありますか?」と聞いてみても、何がしたいかわからないと仰いました。
絶望的な顔をされると切ないです。
レクはどんな人も参加されるわけではないので、おしゃべりをされないおとなしい方はどうしてあげたらいいのかなぁ。
こんなので本当に寄り添っているのかなぁ。
いろいろ用意して、やりたいことを探してあげたらいいのかなぁ。
いつも悩むことばかりです。
叔母と同い歳などと思いながら接していると、こんな暑い夏に自宅で暮らす叔母達は大丈夫なんだろうか、と心配になります。
歳を重ねるのは本当に大変なことですね。
まだ何をしてあげられるのか見つかってないけど、もう少し普通のおばさんなりに頑張れたらと思います。
それとお仕事に行くようになってから、生活リズムが乱れてます。
お昼は14時なので、ついささっと食べられるカップ麺にしたり
晩ご飯もクーラーの入ってないキッチンで支度をするのはきついので、お惣菜を買ってしまったり
今までどちらもほぼ無縁だったので、すごく身体が反応してます。
何かできものがあるわけではないのに痒くて、昨日皮膚科に行ってきました。
お惣菜やカップ麺を最近よく食べてます、と話したら、油が合わなかったんでしょうと言われました。
身体に良くない、とわかってながら食べてました。
この先、自分で料理できなくなったらどうしよう、なんて思ってしまいます。
まだまだそんなことはないんでしょうけどね笑。
39度を超える日はもうないと思うので、そろそろ自分のためにちゃんとした食事を作ろうと思ってます。
でも今朝は時間があったので、3回目の葉唐辛子の佃煮を作りました。