アニメタイムズ公式YouTubeにて、現在『プリティーリズム・レインボーライブ』が期間限定で無料公開されています🙌(1〜20話までは公開終了してしまいましたが…💦)

良い機会なので、私もRLを再履修してきました🥳本記事では全体的な感想をざっくばらんに語ろうと思います🙌
なるちゃん達メインキャラクターに対する感想は別の記事で書こうと思うので、そこは一旦抜きで語ります🙇‍♀️



数年前RLが無料公開されていた時期に数話見返すことはあったものの、1話から51話まで通して視聴したのはリアタイしていた小学生の頃以来でした…!なので、しっかりと見返したのは10年ぶりですね😳

大人になった今視聴してみると、子供の頃分からなかった部分も理解できるようになっていて楽しかったです!そして、改めて深い作品だなと感じました。


この作品を一言で表すなら、「愛」の物語だなと思います。
友愛、恋愛、家族愛。育ってきた環境も価値観も違う人間同士が関わり合うドラマを通して、複数の形の愛が描かれていたなと感じました。

そして緻密で無駄のない構成になっていて、「1年でこんなに大量の人間を描き切れるのか!!」と驚きました。キャラクター毎の物語の絡ませ方も上手すぎましたね…!!


前半の物語を経て、3クール目からは“人間ではない存在が愛を知っていく物語”が並行して描かれていくという構成にも唸りました……。

また、物語を配置する順番も綺麗でしたね!👏
例えば、家庭問題のストーリーに関しては比較的軽めな福原家から始めて「まだまだこんなもんじゃないぞ」と言わんばかりにべる・わかな・いとの家庭事情を畳み掛けてくるんですよね😇どんどんエグさが増していく構成になってて上手いなと思いました…


↑そういえば、当時は筐体にこんなチラシがぶら下がってましたね😌懐かしい…

RLってドリーミングセッションが始まったあたりから面白くなっていったイメージがあったんですが、見返してみると序盤もちゃんと面白かったですね〜。
2周目だとキャラクターの過去や家庭環境を全て把握した上で見ることができたので、全員発言に芯が通ってるなと思いました。「なぜこの子はこんな発言をするのか?」という点が全部説明できるようになっていて凄かった。

初期べる様の外面の良さもあの厳しいママの影響だろうなと感じましたし、いとちゃんが昔プリズムショーを習っていたという情報も「昔は幸せな家族だったんだよ」という匂わせかな?と思いました。
足を引っ張り合うエデロの文化に染まらず、素直にライバルを褒めることができるおとはちゃんの描写からはブレない強さを持っていることが感じ取れますし…。細かいシーン1つ1つから気付きを得ることができてめちゃくちゃ楽しかったです。これは2周目の特権ですね✌️


また、なるちゃん達メインキャラだけでなく、彼女達の親1人1人にもドラマがあることに驚かされました。ただのモブではなく、ちゃんと人生がある1人の人間として描かれていました。
当時は「物語を盛り上げる舞台装置の人達」くらいの認識で見ていて、「うわ〜やばい、テンプレの毒親だw」「悪役悪役〜!!」くらいにしか思っていなかったんですよ。今まですみませんでした。

彼らにも「なぜこのような人格になってしまったのか?」という点が説明できるようにキャラ付けされていましたし、ちゃんと悩みや葛藤が描かれていて凄かったですね…!!



例えば、べる様のお母さんは途中まで「テンプレ毒親」というイメージしかなかったんですよ。でも、この台詞を聞いた途端印象がガラッと変わりました。

「貴方がいないと…ママにはなんにも無くなっちゃうのよぉ…」

ん?……んん???もしやこの人も……なにか痛みを抱えているただの人間なのか……!?

べるママは夫が中々帰ってこない寂しさと不安を抱えていて、相当追い詰められていた人だったんですね。血も涙も無いモンスターなんかじゃない。伝え方を間違えてしまっただけで、ちゃんとべる様のことを愛していたんですね…。(だからと言ってべる様を追い詰めて良い理由にはならないけど)
最後に救いがあって良かったし、べる様に愛が伝わって本当に良かった。48話で我が子に「頑張ってね」と言えるようになっていて感動しました🥲



あと印象に残ったのは奈津子さん!彼女に至っては、「いととコウジの恋路を邪魔するヒステリーママ」とかいう印象を持っていた子供の頃の自分をぶん殴りたくなりました。誠に申し訳ありませんでした。47話ではなっちゃんに感情移入しすぎて涙が止まりませんでした。

奈津子さんはジョーの背中を押すことができなくて、彼の笑顔を奪ってしまったことをずっと後悔していたんですよね。それを受け入れるのも辛かったんだろうな…😭それもあって、事故のことを思い出したくなかったんでしょうね。

でも奈津子さんって、仕事には私情を持ち込まないしっかりした人なんですよね!!だからこそ辛さを隠して振る舞う姿を見てると泣きそうになってしまう。
北川さんの「1番楽にならなきゃいけないのはなっちゃんの方だよ」という発言が的を射ていましたね。


今回再履修してみて、メインキャラの親達だけでなく男子キャラの印象もかなり変わりました…!!特に速水ヒロ!!!
オバレが結成したシーンでは、当時の100倍感動しました。速水ヒロ、当時は変人だと思っていてすみませんでした。あなたは勇者でした……!!(しかしおもしれー男であることは否定しません)

ヒロはずっと誰にも頼ることができず孤独だったんですね…🥲
曲を盗作してしまったコウジとは決別してしまったし、似たもの同士だと思っていたべる様は仲間の愛を得てどんどん遠くに行ってしまうし……。彼はずっと1人ぼっちで苦しんでいたんですね。
視聴しながら「誰かヒロを助けてあげてくれ!!!誰か!!!!」と叫ばずにはいられませんでした。心の中で。

ヒロの苦しみを知ってしまったらもう、コウジに執着しまくって顔芸を乱発している姿を見て笑うことなんてできない……

……とは、さすがに言いませんが……笑


でも、大分印象は変わりました!!

ヒロはコウジの歌や才能に執着していたのかと思いきや、コウジを1人の人間として…友達としてとても大切に思っていたんですね。そして彼を失ってしまってとても辛かったんですね…。


だからこそ、オバレが結成した時の感動がすごかった…!!!ヒロにも仲間ができて本当に良かった…😭
特にカヅキ先輩のファインプレーが光りましたね!持ち前の洞察力の高さでヒロのSOSに気付いて助けてくれて良かった…🥹面倒見が良すぎてマジでカッケェっすカヅキ先輩。あなたが居てくれて良かった。一生ついていきます。



全体的な感想はここまでにします!長々とお付き合い頂きありがとうございます🙌

なるちゃん達メインキャラクターに対する感想も沢山あるので、近いうちに別の記事に纏めようと思います🌈✨