隣家の次男(幼稚園児)が庭で遊んでいる
すぐ側に母親が居て、
電話で誰かと話をしている
次男『あれ? お母さんの後ろにおじさんが居るよ』
次男『おじさん、だあれ?』
母親はずっと電話で話をしていて次男の言葉には反応していなかった
次男『おじさん、だあれ? ねえ?……あれ? おじさん? おじさん?』
…と、ここまでがこないだの話
んで、昨日
庭で遊んでいる次男
母親は家の中に居るっぽかった
次男が喋り始める
『この前のおじさん!』
2階の窓から覗いてみると彼は南側の古い家の方に向かって喋っている
『おじさんって幾つ? お休みなの?』
南側には誰も居ない
入居者が立て続けに3人亡くなった貸家が建っているだけ
『ねえ、おじさんはどうして裸足なの?』
彼はずっと誰かに話しかけている
視えているのかしら
怪談の季節でもないんだけどね