2月16日(木) 入院生活2日目 手術日 | 月白 ‡tsukishiro‡

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こちらは日々のうだうだを綴る痰壺ブログでございます。

2015年〜シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス。

2017年〜味覚障害、嗅覚障害。


6:00  起床

8:50  あんちゃんと蝶々が病室に来る…なんかね、手術前に家族や付き添いの人間と会わないと先生は手術に入れないらしいのね

でもさ、ほら、私、離婚して子供もいないから『同居人』がいないじゃない

だから先生に云ってあったの、友人でもイイですかねってw


9:00  病室で術着に着替えて手術室へ…あんちゃんと蝶々も一緒に行く

誰も喋らないw
重いwww 

肩に掛けてたパーカーと眼鏡をあんちゃんに預けて『ほな、行って来ますよって』って軽く云ったらふたりとも真顔でなぁ

笑えっちゅうねん
心配し過ぎやねん

手術室はスッポンの甲羅みたいになってるいて、中央に通路、通路から左右へ枝分かれする様な形で1番手術室、2番手術室と分かれている

それぞれの手術台の間には間仕切りも何もない

ズドーンと開けた大広間で同時進行で複数の手術が出来る様になってる

パッとみたカンジだと手術台は5つか6つあったの←眼鏡外してるからはっきり見えないw

私が案内されたのは3番手術室…
脚立に上って手術台に横たわったところで担当の先生が来て、
『海彦さん、付き添いの人は?』

『手術室の手前の家族控室にいると思います』

『そう? じゃあ、ちょっと待ってて、会って来るから』

先生、マイペース


心音モニターをつけられ、
オキシパルスメーターをつけられ、
輸液ルートを確保される

私の頭側にいる4人の若い先生達がテキパキ動いている

『点滴で麻酔薬が入って来ると腕がピリピリして来ますけど大丈夫ですからね』

そう云いながら輸液ルートの下流をゴシゴシとさすってくれる


担当の先生が戻って来た

『海彦さん、私、頑張りますからね…海彦さんも頑張りましょう』

『はい、宜しくお願いします』

と云ったところまでしか覚えていない










病棟内に術後すぐの患者が運ばれて来て一晩モニターされる観察室って場所があって、私もそこへ運ばれた様です


何度か名前を呼ばれてようやく先生の手を握り返したらしい

挿管の影響か喉があり得ないほど痛くて声が出せず、目も乾いて開けられず


なので手を握り返して意思表示するしかない

先生が『途中で血圧降下したけどよく持ち直したよ、頑張ったね!』と手を強く握って手の甲をゴシゴシさすってくれた


耳元であんちゃんと蝶々の声がした


差し出された掌に『じかん』と指で書いたらあんちゃんが『3時間半かかったよ、おかえり』と


結構な時間がかかったもんだなと思いながらそのままとろとろと眠ってしまった


その晩は39度の熱が出た
喉が痛い

若い先生達が何度も様子を見に来る


元々ある不整脈もそうだけどとにかく頻脈で息が思う様に吸えない

サウナか! 


朝まで何度か目が覚めて結局熟睡出来ていない


麻酔薬で寝ただけ少しはマシかと