ハズレおまへんでした | 月白 ‡tsukishiro‡

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こちらは日々のうだうだを綴る痰壺ブログでございます。

2015年〜シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス。

2017年〜味覚障害、嗅覚障害。



旅先での楽しみには食事やらお土産選びやらがある訳ですけれども、
今回の大阪~奈良ではハズレがひとつもありませんでした


大阪は云わずもがな商人の街で


店に入りましたら『おいでやす』

会計済ませましたら『おおきに、有難うございました』


そんなん当たり前田のクラッカー


私も若い頃には飲食店でバイトをしておりましたから挨拶やらは厳しく指導されました(→古くからある寿司割烹店でございました)




まぁ、新興店の中にはその当たり前のことさえ出来ていない気の毒なところもありますけれどもねぇ



で、奈良…


奈良はね、昔から『大仏商売』の店が多いと云われております


これは、ぶっちゃけた話、悪い意味で



“大仏様を観る為に大勢の人が来るから、店が客を呼ぶ努力をしなくてもべっちょ(別条)無い”という意味なのでございます



初めてその言葉を聞いた時は妙に納得致しましたわ


店の前で呼び込みなんてしてるの見たこと無いし


大阪は滅茶苦茶流行ってて店内が満席状態でも呼び込みしてるものね(笑)




ですけれども、
今回は呼び込みしているお店が多かったんです、奈良なのに


吃驚したわぁ
( ̄∀ ̄)


時代ですか?
それとも大晦日だったから?



嗚呼、大晦日といえば焼き鳥屋でしたたか飲みました後に寄り道をした蕎麦屋…


ここの蕎麦がやたら美味しゅうございました


店主をはじめ、お運びのお嬢さん達もえらい愛想良しで



会計を済ませましたらその中のひとりのお嬢さんが笑顔で『寒い中のお運び、有難うございました』と云うてくれはったの


吹雪いてたから、
外(笑)


私も“いや~、美味しかった…ご馳走様でした…良いお年をね~”と申し上げて帰って来ましたわ



ものすごい気分良くって


相方も『丁寧な物云いの愛想良しの子やったねぇ』と珍しく誉めてたわ



客に気分良く帰ってもらうって大事なことだけれどすごく難しいわよ



あの蕎麦屋はあのまま行けば生き残れるかも…

いくら観光地のど真ん中でもしょうもない店は消えて行くものねぇ




手拭い屋の店主も非常にカンジの良い御仁でございました


長く続けて頂きたいなぁ



何故なら、また行きたいから♪