青い空お飾り市の宮古弁 12月27日(水) | 100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

盛岡の海鮮居酒屋「海ごはんしまか」の専属魚仕入れ人による、毎朝の宮古市魚市場の様子と、
買い付けたものを中心とした宮古の魚介類を写真多用でリポートするブログです。

煌々とした丸い月が輝く午前3時半。

サラッと降り積もった綿雪の道を出発です。

 

宮古市魚市場までの100キロは、そのほとんどがアイスバーンでした。

今季いちばん怖い道でした。

で、無事到着すると定置網がガンガン水揚げ作業をしていました。

意外と寒くない朝です。

 

年の最後にキハダマグロやクロマグロのメジがずらっと水揚げされています。

もちろんゲット。年越し盛り合わせ用に調達がギリで間に合いました♪

 

いい型の子持ちナメタガレイもゲット!!!

 

年末に、シャコほど似合わぬ、ものはなし。

そんなフレーズが頭をよぎりましたが、なんの根拠もありません。

 

その他、ドンコをたっぷりと、そして殻付きカキ、ホタテ、シュウリガイ、

マダラ、タラ白子、寒ナマコ、ニサイ、サゴシなどを買い付けて来ました。

 

 

仕入れの後、宮古市魚菜市場で本日から開催の「お飾り市」へ。

毎年買わせてもらっている店から

「海ごはんしまか」用、自宅用など、派手派手なお飾り大小4枚を買いました。

買い終えるとNHKのテレビ取材クルーが近づいて来て、しばしインタビューを受けることに。

「宮古人はこれがないと年越しできないのです」

的なことを言った気がしますが使われたかどうかは分かりません。笑

 

これを神棚の下に貼り付けて一年の商売繁盛、無病息災、家内安全、世界平和などを願うのです。