漁船還る 黒に朱混じる 秋の朝 10月4日(火) | 100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

盛岡の海鮮居酒屋「海ごはんしまか」の専属魚仕入れ人による、毎朝の宮古市魚市場の様子と、
買い付けたものを中心とした宮古の魚介類を写真多用でリポートするブログです。

午前5時20分。ドラマチックな色彩の朝でした。

 

 

マダラやスケトウダラ、ドンコやキチジ、カレイ類を狙う「はえ縄漁」。

この漁は簡単にいうと1本の幹縄に多数の枝縄(これをはえ縄と呼ぶ)をつけます。

枝縄の先端には釣り針があり、それに餌をつけて流し、

しばらく放置したのちに回収して魚を獲る漁法です。

漁船によってはこのアブラボウズやコウジンメヌケを狙うものもあり、

ひときわ華やかな高級魚を時おり獲って来るので

私たち買い付け人たちは「おおー」などと唸りつつ、

「せめて写真だけでも」とパシャパシャしている光景によく出会うのであります。笑

 

写真はありませんが、当店もこの「はえ縄漁」もののドンコとマダラとミズダコをゲットして来ましたよ。

 

 

さて活魚イケスに素敵なお客様が。

密かに張り切り、ゲリラ的に参戦しようと決意した私は、

ムフフフ、うまいこと「天然うなぎ」さんを「海ごはんしまか」に案内することに成功しました。

 

 

定置網、小型定置に秋サケもちらほら。でも例年より全然少ないっす。

 

宮古でメガラと呼ばれるウスメバルが見えてきました。

 

同じく根魚のマゾイの箱物を一つゲット!!

 

メジマグロが2尾おりましたので、どうせならばと入札にてどっちも買い付けました。

 

今時期の人気もの、ウスバハギを確実にセリ落としました!!

 

スルメイカをひとトレイ。1番を書いましたよ。

 

 

養殖ものコーナーに、久しぶりに生食用の殻つきカキが出てましたので、もちろんゲット!!