去りゆく混沌の一年、静寂の年の瀬に想う、新年は安寧であれ。12月28日(火) | 100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

100キロ走って宮古に魚を買いにいく。

盛岡の海鮮居酒屋「海ごはんしまか」の専属魚仕入れ人による、毎朝の宮古市魚市場の様子と、
買い付けたものを中心とした宮古の魚介類を写真多用でリポートするブログです。

静かな静かな年の瀬の朝です。

本来ならまだまだ活気に満ちていなければならない時期。

いえいえ今朝は特別なのです。アワビの解禁日になったから。今季ラストらしいです。

 

 

なので、定置網漁はほぼ稼働せず。すなわち水揚げもほぼ無し。

 

 

唯一、小本漁協の須久洞定置のみ水揚げがありました。わずかですが。

立派なオスサケ。銀毛の1号品です。

もしかして年を越してもサケはまだまだ来る?

むしろ、1月の方が水揚げ増える?

海の季節的サイクルが変わっているのかもしれないね。

そんな話を魚屋同士ですることがちょいちょいあります。

 

旬の寒ナマコ。とりわけ今朝は赤ナマコの水揚げが増えて来ているのが目につきました。

ま、年末なこともあって、それでも高値なんですけどね。

 

 

ホタテも結構たくさん水揚げされていました。値段も落ち着いたかな。

 

活魚イケスもちょびっと。アナゴも一口のみ。

 

カキのむき身も豊富でした。

 

 

そしてコレもね。

 

「丸友しまか」さんが出したマダラのキク(白子)がたんまり♪

 

新物の早採りワカメが見えて来ました。初物価格でとんでもないので、

新年になって水揚げ量が増え、価格が落ち着いてからですね。

 

 

「海ごはんしまか」の通常営業は明日29日まで。

30日は予約分の「海ごはんしまかの海鮮おせち」づくりをし、

31日はその受け渡しをして2021年の営業を終了します。

 

コロナ禍にあって、今年も「海ごはんしまか」を

ご愛顧いただきましてありがとうございました。

 

新年は1月4日が宮古市魚市場の初売りです。

2022年も張り切って仕入れを頑張ります。

良い魚を、よりお求めやすく買い付けてきますので

よろしくお願い申し上げます!!!