1年2カ月の不登校の末、
復学支援で復学をした中3息子です。
復学支援を始めるまでの1年間は、
昼夜逆転でゲーム10時間/日でした。
それが復学支援開始後は、
息子の場合は10日ほどで昼夜逆転が直せ、
ゲームもルールを守ってできるように。。
びっくりしました
・ ・ ・
“不登校になったら、
ゲームや好きなことを存分にやらせ
エネルギーをためるべし!”
が定説でしたので、
私もきっちり実行しました
まじめなの。
当初、中学校の入学式がある
2か月後の復学を狙っていた私は、
ゲームでエネルギーが貯まり
復学できるというのならば・・・
いーっぱいゲームしてね♪
早くエネルギー貯めようね♪
・・・って思いました
すごくまじめなの。
不登校になった息子は、本格的なゲームパソコンが欲しいと言い、貯金で10数万円のPC購入も許可しました。
この頃は不登校初期の混乱Maxでした。
“自分はクズ、生きてる価値がない、死ね死ね!” と泣きながら自分に言っていた息子
2か月後の中学入学で復学など到底できず、
不登校は甘くないと悟りました・・・↓
息子の部屋に防音ボックスを買おうかと、
真剣に悩んだことも・・・↓
・ ・ ・
いま私はふり返ります。
果たして息子は、
ゲームでエネルギーを貯めることが
できたのでしょうか???
むむぅ・・・
確かにゲームは、息子の苦しい
気持ちを紛らわせてくれました。
初期の息子の混乱を解き、
消えないようにするために
なくてはならない物でした。。
だから、落ちつくための
ツール≒エネルギー源
ではあったと思います。
しかしです ‼️
不登校そのものを解決したり、
復学するための『エネルギー』とは、
分けて考えたほうがよいと思います。
こんなこと言って
ごめんなさいですが、
いくら一日中好きなゲームをしたり、
動画を見たり、料理やお手伝い、
お人形遊びをしたとしても・・・
それは復学に向けた
エネルギーチャージというより、
多分それは・・・
不登校の子にとって、
いえ息子だけかもしれませんが、、
学校に行けてない自分と向き合う、
“苦しい時間” から逃避するための
時間つぶし
かもしれないです
衝撃でした。。
ゲーム時間 = 充電時間と信じていた私です。
どおりで動き出さないはずで。
・ ・ ・
結論
うちの息子は、
ゲームで復学へのエネルギーは
あまり貯まりませんでした
むしろゲーム依存で不健康な生活や
ひきこもりが定着。
学校欠席が長引き、
復学からは遠のきました
結局
息子のエネルギーを確実に貯めたのは
この 2つ でした↓
1,母親である私が息子に余計なこと
(指示や提案) を一切言わなくなった
→復学支援で [家庭教育] を習いました。エネルギーは半分ほどで、再登校ができました
2,再登校後の学校生活でツライことがあっても、逃げずに登校を続けた
息子はこの2つで、
1年ぐらいかけてエネルギーが
フル満タン になりました。
そしてエネルギータンクは
大きく頑丈になった!
ちなみに息子は復学後も毎日、
ゲームやデジタルを楽しんでいます。
家庭のルールを守っています
“エネルギーが満タンになったら学校に行ける” にはならないかも。学校や他者との関わりなしには、満タンにならない気がするからです↓
理系の夫「心のエネルギーって何ですか?」↓
学校はツラいことがあって上等。
のり越えるたび息子の自信となりました↓