この日は3連休最終日で名古屋遠征に使用した近鉄のフリー切符がまだ使えましたので、奈良県大和郡山市のデカ盛りとんかつのお店とんまさを訪問。
足を運ぶのは1年半ぶりとかかな。
デカ盛りのお店としての知名度は高いのですが、地元ではとんかつの名店として親しまれているのかも知れません。
私も駆け出し時代から何度もお邪魔しているのですが、今回はこのブログでまだ紹介していないメニューを頂きましょうか。
という事で百匁とんかつ定食・ご飯大盛(4295円)をオーダーしました。
ちなみに匁と書いてもんめと読み百匁だと375gくらいみたいです。
オーダーを通すとこれから調理する豚肉の確認を求められるのですが、百匁(約375g)どころか650gくらいあるぞ...。
実はこれは恒例の儀式?で昔からこの量でカットされて出てくるのですよね。
ただ揚げるのに時間がかかるため(30分前後)、お店の状況次第では注文を断られる場合もあるたいです。
そんな訳でして、料理が完成
この料理が配膳された瞬間、店内がざわざわしたような気がします。
世間一般だと200gもあればジャンボカツ扱いで2000円以上してもおかしくありませんので、豚肉650gのとんかつを4000円ちょっとで頂けると考えると、相当お得なメニューではあるのですけどね。
ただ何と言うか、とんかつと言うよりもはや野球のグローブのようなサイズ感だな。
過去に何度かオーダーしていますが10年以上ご無沙汰だった事もあり、オーダーした本人ですら軽く引いてしまう存在感。
果たして食べ切れるのだろうか...。
もうね、この一切れで普通にとんかつサイズなのよ。
じっくり揚げられて溶け出した脂が肉全体に行き渡っていて、見た目はメチャクチャ美味しそうではあります。
トンカツソースは添えられていますが、まずは卓上の岩塩とブラックペッパーをガリガリとミルしてみました。
頂いてみると、この分厚さなのにスッと歯が入る事に驚かされる。
調理の技術だけでなく、肉質にも相当拘っているのだと思います。
揚げる前に叩いて伸ばすだけでなく切れ込みも入れらていて、その切れ込みに溶け出した脂が染み込み潤滑油みたいな役割をして、柔らかな肉質と相まってもはや飲めてしまいますね。
まさか飲めるとんかつがこの世に存在しようとは...。
10年以上前に頂いた時と比べると、格段にグレードアップしています。
感動の余韻に浸りつつ、お次は醤油と七味で頂いてみます。
これだと豚肉の甘味を存分に堪能出来ますね。
卓上に辛子は置いてあったのですが、ここまでジューシーなお肉ならわさび醤油とかで頂くのも有りかも知れません。
もちろんお店特製のソースともよく合う。
フルーティーな中に気持ちマスタードが効いていて後を引きます。
あれだけ巨大だったとんかつも気が付けば最後の一切れ。
美味し過ぎて、ここまで何の問題もなく食べ進められました。
名残惜しいですが、じっくりと味わってフィニッシュとしましょうか。
20分少々で美味しく完食。
ご馳走様でした
10年以上、下手したら15年ぶりとかに頂きましたが、その進化ぶりには驚かされるばかりでした。
これは定期的に食べたくなるな...。
良い事があった時や臨時収入が入ったらまた来よう。