この日は大正区ダックスというお好み焼き屋さんを訪問。

時代の流れでしょうかね~、このお店がある商店街はシャッター商店街になっていて、何とも言えない寂しさを感じます。

 

 

お店は年配のご夫婦が切り盛りされていました。

一昔前の大阪だと街中のいたる所にこういう感じの個人で経営しているお好み焼き屋さんがあって、安い店だと300円とか400円豚玉イカ玉が頂け、給食が無い土曜日とかは学校が終わると友達と食べに行ったりしていました。

今はやっぱり大手チェーンに押され気味なのかな...。

 

 

そんな訳でして、こちらが今回のオーダールンルン

ウルトラモダン(2100円)

女将さんにウルトラモダンウルトラジャンボの違いを聞いたら、ウルトラモダンジャンボ豚玉+ジャンボ焼きそば+αウルトラジャンボウルトラモダンのトッピング豪華版。

今回は初見ですし、様子見でウルトラモダンをお願いしました。

 

 

 

比較対象が無いのでサイズ感が伝わりにくいかと思いますが直径は30cmくらいあって厚みもかなりある。

現に他の客はかなり驚いたリアクションをしていました。

本来はシェア用メニューなのかも知れませんね。

 

 

取り分け用の小皿やヘラ(コテ)等と一緒の画角に入れたけど、余計に分かりにくいですね。

 

 

基本的に大阪ではお好み焼きは鉄板に乗ったままの状態で頂くのが基本。

これだと最後まで冷めないし、鉄板もお好み焼きが焦げ付かない丁度良い温度に設定されています。

そしてカットもピザのような放射状ではなく四角く切るのが定番。

 

 

今回は量が量なので小皿を使用しますが、小皿も箸も使わずヘラだけを使って食べるという人も多いです。

私も普段はその食べ方で頂いています。

マヨネーズはどのタイミングで使用されるのか注視していましたが、どうやらこのお店は最初からソースマヨネーズをブレンドしていて「マヨネーズ無し」と告げるタイミングを逃してしまう。

 

 

 

ただお好み焼きの分厚さに対して最初のソースは少なく、卓上には追加用のソースも用意されていましたので、こちらを多用すれば誤魔化しは利きそうです。

モダン焼きは全国区になっているのかな?

関西風お好み焼きの生地で焼そばをサンドして焼いた料理で、粉もん同士の組み合わせという事もあり、ずしりとお腹に溜まります。

こちらのお店の生地はフワフワに焼かれていて、モチモチした焼きそばとの対比も面白いですね。

豚スライスは自身の脂でカリカリに焼かれていて、その脂が生地に染み込んだ味わいも豚玉(関西風お好み焼き)ならではの楽しみです。

 

 

御覧のように厚みもかなりある。

半分くらい食べ進めた時点ではまだまだ余裕だったのですが、残り3割くらいになって急にお腹が重たくなりました。

これがあるから粉もんのデカ盛りは怖いのですよね。

徐々に胃に溜まるのではなく、一気に満腹感が襲ってくる。

玉子も何気に7個使われているみたいだし、これもボディーブローのように効いているのかも知れません。

まあ完食は見えているし、焦らず着実に食べ進めます。

 

 

20分少々で美味しく完食。

ご馳走様でした星

大阪をメインに食べ歩きをしておきながら、テイクアウト以外で関西風お好み焼きのデカ盛りを紹介するのって、もしかしたら今回が初めてだったかも。

また来る機会があったら、もちろんウルトラジャンボをオーダーします。