この日は仕事終わりに老舗蕎麦屋さんの日本橋まる榮を訪問。
それにしてもですが9月になっても全然涼しくならんな~。
9月になれば多少は過ごしやすくなるだろうという、淡く切く甘酸っぱいレモン味のような儚い期待が、ものの見事に絶賛裏切られ中です...。
言っても人間が自然様に逆らったところでどうにもならんし、せめて美味しい物を食べて栄養を付けましょう。
何気にまる榮そば(うどん)ってのも気になるな。
そんな訳でして、こちらが今回のオーダー
カツ丼(二段)・ご飯大盛(1450円)
まる榮そば(うどん)はもう少し涼しくなってから試してみよう。
今思えばこの日は珍しく空いていたし、カツ丼(一段)2杯という破天荒オーダーを実行するチャンスだったかもね。
このカツでご飯がほぼ見えなくなっているというビジュアルが、何とも言えませんなぁ~。
長年通っている店で味は知っていますが、たとえ初見であっても見た目の段階で脳が勝手に美味しいと判断すると思います。
二段カツ丼ですので、もちろんカツは二段重ね。
しかも1枚あたりが結構ボリューミーで、2枚食べるとかなりお腹にズシリと響きます。
ご飯は大盛でもせいぜいお茶碗3杯分くらいですが、女性や小食な方だとご飯に辿り着けずカツだけでお腹一杯になるかも知れません。
均一にコーティングされた溶き卵に熟練の業が垣間見れますね。
割り下はしっかりと和風出汁が主張して全体に味を行き渡らせつつ、後味はしつこくないのでモリモリガツガツ食が進む。
その割り下で煮込まれた玉ねぎも程よくしんなりと火が通り、カツの合間の箸休めにピッタリの存在。
老舗の蕎麦屋さんが提供するカツ丼だけあって、全てが高いレベルで融合しています。
10分ほどで美味しく完食。
ご馳走様でした
年齢を重ねる毎に、この2枚のカツがお腹に溜まるようになって来ましたが、まだまだ対応は可能です。
前に少し触れたゆで太郎の鍋カツ丼も頂いておきたいですね。