先日の3連休に名古屋へ遠征し、行き帰りともに3月14日にデビューした近鉄の新型名阪特急「ひのとり」を使用しましたので、遠征のレポートの前にこちらを先に上げておきます。
まずは3月20日の大阪難波駅。
8時0分発の「ひのとり」に乗車します。
ホームには既に「ひのとり」が停車していました。
写り込みの都合で少し画像に手を加えていますが、側面には列車名の「ひのとり」をモチーフにしたと思われるイラストが描かれています。
詳しくは近鉄の公式サイトを参照して頂きたいのですが「ひのとり」にはレギュラーシートとプレミアムシートが用意されており、編成の両端はプレミアムシート車となっています。
人が多く急いで撮影した結果ピントがプレてしまいましたが、往路はレギュラーシートを選択。
レギュラーシートと言っても座席の間隔は従来の車両よりも10cmほど拡大されており、バックシェルが採用されているので後ろの乗客を気にする事無くシートをリクライニングさせる事が出来ます。
更には全席にコンセントが設置されており、座席のクオリティはJR東日本の特急グリーン車(一部列車を除く)に匹敵しますね。
プレミアムシートの車両にはカフェコーナーがあり、自動販売機にてコーヒーやお菓子等を購入出来ます。
コーヒーサーバーはコンビニとかで見かけるタイプですが、豆は結構良い物を使っているとの事。
カップやお湯はフリーとなっているのですが、自宅から持ち込んだインスタントの味噌汁やスープとかをここで作ったりするのは止めて欲しいですね。
そういったツイートを見かけましたので・・・。
このような事例が増えると会社が機械を撤去するかも知れませんよと警告しておきます。
翌21日は近鉄名古屋駅から19時0分発の「ひのとり」に乗車。
復路はどうにかプレミアムシートが取れました。
プレミアムシートの車両は展望車にもなっていて、最前列は文字通りプレミアムチケットとなっています。
レギュラーシートもかなりのクオリティでしたが、プレミアムシートは別次元の高級感が漂っています。
「ひとのり」は通常の特急料金に加え、レギュラーシートは+200円、プレミアムシートは+900円の特別料金が必要なのですが、逆にそんな値段で大丈夫なの?とこちらが心配になるレベル。
座席の間隔はレギュラーシーよりも更に広くなっており、足を目一杯伸ばしても前の座席には届きません。
私の足の長さはこの際無視するとして・・・。
リクライニングは電動でレッグレストも装備。
シートを目一杯倒してレッグレストを目一杯立てるとかなり寝ている体勢に近くなり、大阪(難波・上本町・鶴橋)⇔名古屋間の所要時間は約2時間なのですが、もっと乗っていたくなるほどでした。
今後も名古屋遠征の時には空席があれば乗ってみたいですね。
そしていつかは最前列の展望席にも乗ってみようと思いました。