この日は4月2日に京都一乗寺にオープンしたラーメン二郎 京都店を訪問。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260303/26028749/
これまで関西で二郎系ラーメンを食べようにもインスパイア系しか選択肢が無かったのですが、ようやく関西にも直系のお店が出店してくれました。
といっても味の好みは人それぞれですし、特にこの系統のラーメンに関しては好みが大きく分かれるので、直系だとかインスパイアとかにこだわらず自分の舌に合ったお店に行くのが一番だと思います。
とりあえず今回は様子見が目的ですので、訪問もグランドオープン後の混乱が落ち着いたであろう今の時期を選択しました。
住宅街のど真ん中に店を構えており行列による様々な問題を考慮してか、こちらのお店は整理券システムを採用しています。
現時点では平日は開店1時間ほど前、土曜日は開店2時間ほど前から整理券の配布が始まるらしいので、今回は9時40分頃に到着してどうやら1番乗りのようでした。
直後から人が集まり始め、整理券が配布される頃には10人以上が並んでいました。
とりあえずは1番の整理券をGET。
ここから2時間近くどのように時間を潰すかですが、近くに良さげな場所は無かったので適当にウロウロしていました。
そんなこんなで時間となり再びお店へ。
店の前にはすでに整理券を持っている人と、新たに整理券を貰う人とで多少ごちゃついていましたので、やはりこのシステムでないと更に混乱しそうです。
ちなみにこの時点で配布されている整理券は14時50分集合でした。
先程見かけた面々とも再び顔を合わす事となり、何故か変な親近感が生まれていましたが。
一番上のお店の外観写真の左にある白いシャッターの奥に細い通路があり、整理券番号の順にそこに並び少し待った後に開店となりました。
現時点ではご覧のようにシンプルなメニュー構成で、選択肢は麺の量と豚の量との組み合わせのみとなっていますが、経営が軌道に乗ったら何か変化があるかも。
店内には二郎系のお約束とも言える黒烏龍茶が売っている自販機も設置されています。
麺の量は並ぶ前に助手さんから確認が入るので、入店してからの選択肢は豚を追加するかどうかだけになりますね。
一応助手さんに麺増しは可能か尋ねたところ不可との事でしたが、心意気?に応じてくれたのか気持ち増量してくれるみたいです。
そんな訳で大ラーメン(830円)の食券を購入し、今回は様子見が主な目的なので豚は豚増し(150円)にしておきました。
お冷やレンゲはセルフで割り箸はカウンターに置かれています。
スタッフですが厨房は店主と助手2名で、整理券担当の助手も1名。
厨房の助手1名はショートカットの女の子で、失礼ではありますがこの手のお店には似つかわしくない可愛いらしい娘でした。
料理の完成直前になり、お約束の「ニンニク入れますか?」の確認が入りましたので、野菜増し・ニンニク・アブラでお願いしました。
料理が完成
今のところ大ラーメンの麺量は茹で上げ前で450~500gというのが有力です。
大ラーメンは専用の器が使用されていて直径や深さもかなりあり、大ラーメンに200~300g程度の麺増しなら余裕で対応可能と思われます。
麺はこの系列の代名詞と言えるオーション粉を使用したオーション麺。
やや平打ちで独特のごわっと感はありますが普通にすすれ、関西インスパイア系にありがちなガシガシ口に運ぶような麺ではないです。
既に食べた方達のレビューをみたらデロ麺と書かれていましたが、私的には普通にモチモチ感がある麺のように感じました。
二郎マニア(ジロリアン)から見たら、この食感でもデロ麺なのでしょうかね。
スープは微乳化系で、トンコツや豚肉から出た旨味に背脂や化学調味料がガッツリと絡み、そこにいわゆる二郎醤油をしっかりと効かせた魔性な中毒性を持つ仕上がりで、後味にほのかに感じる生姜の風味が食べやすさを加えています。
コアなジロリアンならどこそこのお店の味に近いとか分かるのでしょうけど、私は数えるほどしか直系の味を経験していませんからねぇ。
豚はバラ肉とうで肉との組み合わせで、塊のような豚がゴロゴロとトッピングされています。
柔らかく煮上がりつつも最低限の肉の食感は残されており、豚肉自体の質も関西インスパイア系よりも上のように感じました。
10分ほどで美味しく完食。
ご馳走様でした
二郎系ラーメンなので、スープに関してはご勘弁を。
ロット制なので、余韻もそこそこに席を立ちます。
店内はカウンター席のみ16席というレイアウトで、8人(杯)1ロットで回していると思いますが、今回はそこまで観察する余裕は無かったです。
店を出るとこんな感じですが、今のところ平日は日や時間帯によっては待たずに入店可能なタイミングもあるみたいです。
土曜日はどのみち整理券を貰わないと無理でしょうけど。
とりあえず色々と勝手も分かりましたし、また来ようと思います。