近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
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兵庫県豊岡市の植村直己記念スポーツ公園内にある
「植村直己冒険館」に到着。

登山家、冒険家の植村直己氏の生まれ故郷に建つ植村直己冒険館は、
氏の偉業顕彰を目的として開館。遺族から寄贈された北極圏犬ゾリ単独
行装備品を含む約300点の遺品、写真、映像などが展示されています。

では、クレバスをイメージした通路を通り、館内に入ります。





まずは、植村氏の生涯「素顔の植村直己~夢果てしなく 愛限りなく~」
(上映時間17分 提供、製作、著作:毎日放送)を観てから展示へ。








この記念銘板は、日本の冒険家・植村直己氏(1941~1984)がアメリカ合衆国、カナダおよびデンマーク政府の協力で1978年5月10日から8月22日にかけて、グリーンランド氷原の全長2600kmの距離を世界で初めて犬ゾリで踏破した功績を後世に伝えるために設置された。
この犬ゾリ単独行は、1978年3月5日から4月29日に挙行された、かの歴史に残る北極点単独犬ゾリ探検を成し遂げた後、引き続いて実施されたものである。
ナルサスワック 1984 -案内板より

続いて、体験コーナーへ。

植村直己が冒険中に撮影した北極圏の氷原を駆け抜ける映像を観ながら、犬ゾリ(複製品)搭乗疑似体験ができます。
テント(複製品)の中では植村直己さんの食事風景が流れており、冒険のひとときを感じることができます。 -植村直己冒険館公式Webより


展示室に戻ってきました。


クライミングウォールがあったので、久々にトラバース。

最後に企画展を見て、植村直己冒険館を後にしました。

特別メモリアル企画展
マッキンリーに眠る植村直己
「あれから33年・・・」
雪洞に残された日記の内容や当時の捜索の様子、通信の記録などが
展示されておりました。
植村直己氏の主な登山・冒険歴
1965年4月23日 - ゴジュンバ・カン登頂
1966年7月25日 - モンブラン単独登頂
1966年10月24日 - キリマンジャロ単独登頂
1968年2月5日 - アコンカグア単独登頂
1968年4月20日 - 6月20日 - アマゾン河6,000km単独筏下り
1970年5月11日 - エベレスト登頂(松浦輝男とともに日本人初登頂)
1970年8月26日 - マッキンリー単独初登頂(世界初の五大陸最高峰登頂成功)
1971年1月1日 - 冬季グランド・ジョラス北壁完登
1971年8月30日 - 10月20日 - 日本列島3,000kmを徒歩で縦断
1972年9月4日 - 1973年2月4日 - グリーンランド北端シオラパルクのエスキモー宅に単身寄宿し共同生活
1973年2月4日 - 4月30日 - グリーンランド3,000km犬ゾリ単独行
1974年12月29日 - 1976年5月8日 - 北極圏12,000km犬ゾリ単独行
1976年7月 - エルブルスに登頂
1978年4月29日 - 犬ゾリ単独行で北極点到達(単独到達世界初)
1978年8月22日 - 犬ゾリ単独行でグリーンランド縦断成功
1982年8月13日 - 冬期アコンカグア第二登達成(共同)
1984年2月12日 - マッキンリー冬期単独登頂(世界初)
つづく
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