~西へ~(324) 62日目③ 石見国総社(合祀) 伊甘神社 | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

     
                    近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら

                        (小さい画像はクリックで拡大します)


濱田護國神社・浜田城址から石見國総社を合祀している「伊甘神社」に。

  

伊甘神社(いかんじんじゃ)は、浜田市下府町にある神社で、ここは、
石見国庁跡であるといわれてます。


 
式内社であり旧社格は村社。府中神社(石見国総社)を合祀しています。

         
        豚鼻の狛犬(皇紀二千六百年(昭和十五年)建立)

     

       記
一、 社 名 式内伊甘神社
一、 祭 神 天足彦國押人命
一、 創 建 貞観三年五月五日
一、 例 祭 十月十日
一、 配 祀 府中神社
由 緒
式内伊甘神社は第六十代醍醐天皇延喜三年制定延喜式の内神明帳に登載されている石見國 式内神社三十四座の一座であって歴史上重要な銘社である
祭神は古代石見地方開拓に努力した「小野族」の遠祖であって当時國幣並社の待遇を與えられていた
明治五年村社に列し昭和二十一年宗教法人神社本庁に従属し今日に到る 現在の社地に石見國府 跡であって社宝の印鑰神社の棟札を保存している
本殿の形式は「変態春日造」である   -案内板より


 拝殿

    
  本殿(変態春日造)


 境内社

   御所の池
 この池は古来「御所の池」と呼ばれている
このあたりの字名を御所と称し、石見国庁跡とされているが、「御所の池」は曽ては国庁庭園の池であったと古老は伝える。ここら一帯は、下府砂丘下の、清水がこんこんと豊富に湧き出る水筋にあたり。どんな日照り年でもこの水が涸れたことがない。この地域に国庁が置かれた理由の一つに挙げられている。
 この池を「伊甘の池」ともいう。古き伊甘郷の中心にある池の意か、または現存する伊甘神社に因んだものか。なお、「伊甘」を 「井甘」として「甘水の湧き出る井」に解し伊甘郷名の起源とする説(石見八重葎)もあるが、それよりも、大昔この地を開拓した「猪甘部」によるとするのが有力である。 -案内板より



 御所の池

 
 浜田市指定天然記念物伊甘神社のイチョウと神楽殿


無人社の為、御朱印は頂けませんでした。



                                 つづく






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