~西へ~(259) 53日目③ 旧陸軍大刀洗飛行場跡Ⅲ(大刀洗平和記念館) | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
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神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

    
                    近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら


「筑前町立大刀洗平和記念館」を見学します。

 

入場料を払い館内に進むと職員(男性)の方が「ご説明」をしてくれました。

 

展示物は、零戦のみ撮影可。その他は「一切不可」との事。遺影などの
肖像権の問題は納得できるが、遺物などは問題ないと思うのだが。
(知覧の平和会館もそうでしたし、少し偉いような男性の方だったので
少しツッコんで聞いてみました)

Q拙者「なぜ零戦のみ撮影が出来るのですか?」
A男性職員「寄贈者の意向が、皆に見てもらい、撮影可にすること。なので。その他は著作権等の問題で」
Q「では、他の権利者に了解を得ないのですか?」
A「寄贈者が分からなくなっているものが多く、出来ない」
Q「多くの展示物に寄贈者名が表示されているが、それらは何なのですか?」
A「寄贈者が死亡されていたり、移転等で連絡が取れないことがある」
Q「戸籍のしっかりした日本国なら追うことは可能ではないでしょうか。」
 「運営する町として、そうゆう努力はしていないのですか?」
A「町として撮影してもらいたくない。ので不可です。」
Q「最初からそう言って頂ければ、長くならずに済むことを誤魔化そうとするから話が長くなる」
「では、以前の私設・大刀洗平和記念館に展示されていた、現在ここに展示されている97式戦闘機も同じ理由(町として撮影してもらいたくない)で撮影不可なのですね」
A「はい」
 *私設(個人経営)時は撮影可で、町立(税金を使って建てられた公営)になったら撮影不可というのは、何とも解せない話だが…
Q「館の栞などには、"平和の大切さを語り継ぐ情報発信基地"とあるが、権利者に了解を得て撮影可能にすれば、訪れた人がネットなどで情報発信しやすいし、友人と話すときも画像がある方が良く伝えられると思うが?その方がより多くの方に情報発信が出来るのではないですか?」
A「それは、よくわからない」


次の見学者が来たので、ここまでで打ち切り、お礼を言って見学を開始。
 他にも現実的な危機に関して質問したかったのだが。残念です。


 零式艦上戦闘機三二型
昭和十六年(1941)三菱重工業名古屋製作所で製造された総数343機中の
1機で、世界で唯一の現存機体です。

       

Y2-128の「Y」は、第252海軍航空隊司令の柳村義種大佐のイニシャル
「Y」を記号としたもの。

     

栄一二型発動機(右)
ゼロ戦二一型・九七式艦上攻撃機・陸軍単座戦闘機「隼」などに
使用された千馬力級のエンジンとプロペラ



筑前町立大刀洗平和記念館
 概要
旧日本陸軍の大刀洗陸軍飛行学校の分校があった知覧町(現・南九州市)には資料館(知覧特攻平和会館)があるにもかかわらず、本校の大刀洗陸軍飛行場があった大刀洗には何もないことから、当時無人駅化のため取り壊される予定になっていた甘木鉄道太刀洗駅の旧駅舎を利用して、地元で建設業を営んでいた渕上宗重により1987年(昭和62年)4月開館された。1996年(平成8年)には博多湾から引き上げられた九七式戦闘機が展示されるなど、個人運用ながら積極的な展示拡大が行なわれた。
その後、当時の三輪町と夜須町の合併による合併特例債を主な財源とし、旧館前の国道500号線を挟んだ向かい側の高田地区に、町立の博物館として設置されることになり、太刀洗駅の旧館は2008年(平成20年)に閉館し、2009年(平成21年)10月3日、新たに筑前町立大刀洗平和記念館として開館した。
新館の外観は格納庫を模したいわゆるカマボコ型である。新館開館にともない飛行機愛好者でつくる「福岡航空宇宙協会」が所有していた旧海軍の零式艦上戦闘機三二型が寄贈された。九七式戦闘機及び零戦三二型は現存する世界唯一の実機である。
1945年(昭和20年)3月の太刀洗大空襲の資料や犠牲者の遺影も展示されている。また遺影コーナーには、撃墜されたB-29爆撃機搭乗員の遺影も展示されている。
館内の写真撮影は零戦三二型のみ許可されており、それ以外の資料は九七式戦闘機を含め全て写真撮影禁止である。  -wikipediaより


        

平和の大切さを語り継ぐ事は、大変素晴らしい事だが、日本国固有の領土、「千島列島及び南樺太」や「竹島」は、隣国に実効支配されており近づく事すらもできず、尖閣諸島を奪おうとやって来る拡大主義な隣国もあるし、隣国5ヶ国中、3ヵ国は核保有国である。また、実験だとか言って日本の海域(漁師さんの日常の仕事場)にミサイルを撃ち込んでくる国もある。更に一般の日本国民を拉致して数十年にわたり監禁し続けている犯罪国すらあるのだ。
これで「平和」と言えるのだろうか。非現実的な宣言や反戦平和ビジネスにはうんざりだ。



     (小さい画像はクリックで拡大)




                                 つづく











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