近畿・四国・九州・山陰 編 ~西へ~(1)1日目①は、→こちら
壱岐島で迎えた48日目の朝です。

本日は、島の中を巡る予定。

ゆっくり身支度してから出発しました。

最初の目的地・砲台跡を目指すと、

「猿岩(高さ約48mの玄武岩 柱状摂理)」がありました。


確かに「猿」に見えます。よく見ると背中に「子猿」が、しがみついてます。


目的地・黒崎砲台跡は、すぐ近くにありました。


口径41cmのカノン砲二門の砲台で、砲身の長さ18.83m、弾丸の重さ1t、
最大射程距離約35kmです。


中は暗いですが、入ると自動で電気がつきます。

黒崎砲台は、対馬海峡、壱岐海峡の防備のため設置された
大日本帝国陸軍の要塞の一つです。

大正十一年(1922)に採択された条約・ワシントン海軍軍縮条約により
5大海軍列強国(日、英、米、仏、伊)の戦艦・航空母艦(空母)等の
保有の制限が取り決められ、建造中の艦船を全て廃艦する事となった。

これにより、建造中の巡洋戦艦「赤城」は建造中止となり、主砲塔を転用、
黒崎砲台として設置しました。(船体部は、空母「赤城」に改装)

他にも、戦艦「鹿島」の主砲塔が的山大島砲台に、戦艦「土佐」の主砲は、
釜山と対馬(豊砲台)に設置されました。

上から見るとそのデカさが良く分かります。
つづく
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