[沖縄 編(37)のつづき]
どうやら、先程の「~ここに誓います」は、ここから聞こえてきたようだ。


平和の礎(いしじ)


並んだ石碑には国籍、軍人、非軍人を問わず、沖縄戦で亡くなったすべての
人々の氏名が刻まれている。ただし、沖縄県民については、沖縄戦に限らず、
全戦没者を対象としている。


沖縄県平和祈念資料館(沖縄県子ども生活福祉部 平和祈念資料館)
:観覧料 大人300円 小人150円
:設立理念
戦争の犠牲になった多くの霊を弔い、沖縄戦の歴史的教訓を正しく次代に伝え、全世界の人びとに沖縄のこころを訴え、もって恒久平和の樹立に寄与するため設立。


修学旅行生に混じり沖縄県平和祈念資料館を見学した。
皆、神妙な面持ちで見入っていた。


ある事に気が付きました。
展示内容であるが、写真等の展示物だけを見て回ると「連合国(米国)の極悪非道な戦争犯罪に怒りを覚える」が、同時に解説・説明文を読むと「その原因を作った日本の悪事」に変わる事だ。「悪い日本」という前提を置き、特殊な事例や一方に都合の良い事例を持ち出し全てがそうであるように誘導している。設立理念に「歴史的教訓を正しく次代に伝え、云々」とあるが、正確な歴史の考査をして伝えてないではないか。この様な偏向したモノが公立であることも信じられないが、ましてや子供たちの教育に使われているとは。


命どぅ宝(ぬちどぅたから) 命こそ最高の宝である
素晴らしい言葉である。だからこそ、愛する人、愛する家族、その人々が暮らす国を守る為に
最高の宝である命をかけて戦ってくださった方々は、尊く、素晴らしい。
今の日本があるのも、こうして暮らせているのも先人達の御かげである。

摩文仁の丘へ頭を下げ、空港へ向かいました。


今回の旅 最後のメシは「空港食堂のフーチャンプルー」
滞在中、ホテルで沖縄の新聞を読み、沖縄ローカルのテレビを見て、
車ではFM沖縄を聞いていましたが、「米軍基地」と「琉球」という
言葉がやたらと多く、その内容が何か偏っている様な違和感があったが、
実際に話をしてくれた方々は優しく楽しく、感謝感謝です。
また心地よい沖縄訛りを聞きに行こう。
沖縄は、大和と東南亜細亜の混じりあった良き所なり。
[日本を周る旅 沖縄 編] おわり