[源氏、鎌倉武士の守護神に参拝②のつづき]
武家政治の始まりに縁深い八幡さまにお参りしたので、
その終わりの一要因になったとされるマシュー君の記念碑を
見て帰る事にしました。

海を見ながら走ります。

到着。立派な記念碑(北米合衆国水師提督伯理上陸紀念碑)です。

記念館は閉館時間を過ぎていて入れませんでしたが、
公園の片隅に「じょうきせんの歌」の碑がありました。


幕府批判の有名な狂歌ですね。
「泰平の眠りをさます上喜撰 たつた四杯で夜も眠れず」
これに類似している歌が、吉田松陰直筆とされる「燕都流言録」にも
記されております。
「アメリカガのませにきたる上喜撰 たった四杯で夜も寝ラレズ」
「上喜撰」と「蒸気船(黒船)」、船を数える単位「杯」などうまくかけられてますが、実際、幕府は何週間も前から、艦隊の規模を含め、何をしに来るのかを知っていて、当日は大砲を使った軍事演習をおこなっていたとの記録も残ってます。
上陸したとされる海岸と現在の「黒船」

「源氏、鎌倉武士の守護神に参拝」 おわり