9月2日 その1

【政治関連】

*2社ともに同じタイにあるの日本語ニュースですが、どちら側に付いているか。
 分かりやすいので、同じ事象の記事を並べました。

・タイ・プラユット内閣発足、閣僚の3分の1が軍人
(http://www.newsclip.be/article/2014/09/02/23003.html)

タイ軍事政権トップのプラユット・ジャンオーチャー首相・陸軍司令官が提出した閣僚名簿を8月31日、プミポン国王が承認し、プラユット内閣が発足した。軍人と官僚中心で、特に陸軍主導の態勢が明確だ。

 閣僚は32人で、退役、現役の軍人、警官が12人(陸軍9人、海軍、空軍、警察各1人)を占める。女性は観光スポーツ相のコープカーン・ワタナウォラーンクーン前東芝タイランド会長と副商務相のアピラディー・タントラーポン元商務省副次官の2人。

 プラウィット・ウォンスワン元国防相・元陸軍司令官、アヌポン・パオジンダー元陸軍司令官というプラユット首相の元上司2人がそれぞれ、副首相兼国防相、内相という重要ポストに就いた。3人はいずれもシリキット王妃の近衛師団である第2歩兵師団(別名、ブラパーパヤック=東の虎)司令官を務めた経歴があり、「ブラパーパヤック」閥の影響力拡大が指摘されている。

 現役の軍人ではタナサク・パティマープラコン国軍最高司令官が副首相兼外相、プラジン・ジャントーン空軍司令官が運輸相、ナロン・ピパッタナーサイ海軍司令官が教育相、チャチャイ・サリカンヤ陸軍司令官補が商務相、また、スラサク・カーンジャナラット国防省次官が労相に就任した。

 経済関連では、前回の軍事政権であるスラユット政権(2006―2007年)で副首相兼財務相を務めた王族のプリディヤトン・テワクン元タイ中銀行総裁が副首相、スラユット政権で副財務相だったソムマイ・パーシー元財務省副次官が財務相、ジャクラモン・パースクワニット元工業省次官が工業相、1996―1997年のチャワリット政権で商務相を務めた実業家のナロンチャイ・アカラセラニー氏がエネルギー相、ポンチャイ・ルジプラパー元エネルギー省次官・元情報通信技術省次官が情報通信技術相、アーコム・トゥームピタヤーパイシット国家経済社会開発委員会(NESDB)事務局長が副運輸相に就任した。農相にはピティポン・プンブン・ナ・アユタヤ元天然資源環境省次官・元農業協同組合省次官が就いた。

 また、1993―2002年に内閣秘書官長、タクシン政権で副首相を務めた法律家のウィサヌ・クルアンガーム氏が副首相として入閣した。

 2006年の軍事クーデターでタクシン政権を倒し発足したスラユット内閣は官僚中心で、当時のスラユット首相(枢密顧問官、元陸軍司令官)が明確な方向性を示さなかったこともあり、改革は進まなかった。当初高かった政府の支持率は一貫して下がり続け、2007年の民政移管選挙でタクシン派の復活を許した。プラユット内閣は軍人重視という面ではスラユット内閣と異なるが、元次官などを古巣の大臣に充てる手法は似ている。[newsclip]

・暫定内閣発足、閣僚11人が軍関係者
(http://www.bangkokshuho.com/article_detail.php?id=4432)

民政移管まで国政を担う暫定内閣は、国王陛下が8月30日にプラユット首相以外の閣僚の人選を承認され、それが31日に官報に掲載されて正式発足する運びとなった。

新閣僚は9月2日、都内シリラート病院で入院中の国王陛下をお迎えして執り行われる宣誓式に臨む予定。

暫定内閣の陣容は、当初の予想通り、首相を除く閣僚32人中11人と約3分の1を占める軍関係者が、運輸、商業、内務、教育、外務、国防、法務といった主要閣僚ポストに就いた。

一方、経済分野については、国家平和秩序評議会(NCPO)も専門知識が必要と判断。これまでNCPOで経済を担当していた者ではなく、プリディヤトン元副首相兼財務相が経済担当の副首相を務めることになった。

軍関係者が大臣となった省でも、その分野に精通した高級技術官僚などが副大臣に任命された。[Weekly Bangkok Shuho]


【その他ニュース&情報】

・タイ・エアアジアXが日本就航、来年3月下旬に増便
(http://www.newsclip.be/article/2014/09/02/23004.html)

マレーシアの格安航空大手エアアジア傘下でタイを起点に中長距離路線を運航するタイ・エアアジアXは1日、バンコク(ドンムアン空港)―成田(毎日1往復)、バンコク―関西(週5往復)の運航を開始した。エアアジア・グループによるタイ日本直行便は初めて。

 バンコク発成田行きの最初の便にはタイ・エアアジアXのナダー最高経営責任者(CEO)とタイ・エアアジアのトサポンCEOが搭乗した。ローシーズンにもかかわらず、搭乗率は80%だった。2015年第1四半期の予約率はすでに50%に達している。

 タイ・エアアジアXは日本路線の需要が今後拡大すると見込み、来年4月のタイのソンクラン(タイ正月、水かけ祭り)の連休に合わせ、2015年3月26日から、バンコク―成田を1日2往復に、バンコク―関西を毎日1往復に増便する。増便後、バンコク―成田間の輸送力は週1万556席に、バンコク―関西間の輸送力は週5278席になる。

 タイ人の間で、日本は比較的近い先進国、北国で、観光資産が豊富、安全な旅行先として人気が高まっている。リピーターも多い。日本政府観光局(JNTO)によると、日本を訪れたタイ人は2012年が前年比80%増の26万800人、2013年が74%増、45万3600人、今年1―7月は前年同期比61%増、37万3500人だった。

 タイ・エアアジアXは資本金4億バーツで、タイ資本が51%、マレーシア側が49%出資。6月17日、最初の路線であるバンコク―ソウル(仁川空港)線に就航した。使用機材はエアバスA330―300型機で、ビジネスクラス12席、エコノミー365席。[newsclip]

*ไทย แอร์เอเชีย เอ็กซ์ には、こんなのあります。日本へ2990バーッ!



*以前は乗継でした







タイ政変とこれまでのデモの流れはこちらから、順にご覧下さい。
《 テーマ:Welcome 2 Thailand 》
http://ameblo.jp/umibouzu2010/themeentrylist-1-10075302558.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ①~⑳」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11660582005.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ改め反政府デモ2013①~㊿」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11713405983.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013(2556)改め反政府デモ2013~2014(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11737925751.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013~2014改め反政府デモ2014最新情報(1)~(99)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11763330356.html
「【タイ好き?】反政府デモ2014最新情報改めデモ2014最新情報+α(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11817365348.html
【タイ好き?】デモ2014最新情報+α改めクーデターで軍事政権樹立(1)~(99)
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11858255698.html
【タイ好き?】クーデターで軍事政権樹立改め
       軍事政権下(クーデター2014)最新情報+α(1)~(50)
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11877752617.html
【タイ好き?】軍事政権下(クーデター2014)最新情報+α改め
最新政治情報&注目ニュース(1)~
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11912822720.html



=おまけ=

エアアジアXだけでは可哀想なので、