【タイ陸軍全権掌握=クーデター宣言(5月22日)】
 【夜間外出禁止令発令中(00:01-04:00外出禁止)】

 *プーケット・サムイ・パタヤ・チャアム・フアヒン・クラビ・パンガー・
  トラート県チャーン島郡・ハジャイ郡・パンガン島郡は除く



6月10日のタイデモ関連・最新情報&ニュース+α3

=情報=

・ステープ氏、入院。以前から痛めていら右肩の手術の為


=現地日本語ニュース=

・軍政、エネルギー価格体系の改定に着手、大幅値下げは否定
(http://www.bangkokshuho.com/article_detail.php?id=4012)

国家平和秩序評議会(NCPO)は6月9日、エネルギー価格体系の改定に向け、プラユットNCPO議長をトップとする国家エネルギー政策評議会(NEPC)を設置した。

同議長は8日のテレビ番組の中で、「NCPOはすべての人にとって公平になるようエネルギー価格体系を改めることを予定している」と述べた。

ただ、同議長は、「エネルギー改革は複雑でさまざまな側面をもっているため慎重に検討することが必要。一部で要求が出ている大幅な値下げは、輸送、生産、公共サービスなどに影響が及ぶ」として、早い段階でエネルギー価格を大きく改めることには否定的な姿勢を示した。

NEPCは、NCPOの経済部門担当者、国防、財務、エネルギー、工業、商業5省の事務次官、国家経済社会開発委員会(NESDB)、エネルギー政策企画室、法令委員会、予算庁の代表など18人で構成される。[Weekly Bangkok Shuho]


=日本メディアニュース=

・タイ混乱で「エコカー」棚上げ 日系自動車メーカーの皮算用
(http://diamond.jp/articles/-/54235)

タイで軍事クーデターが決行された。政治の混乱を何度も経験してきた日系自動車メーカーの反応は一見、冷静だ。だが、エコカー政策の着地点をにらみ商機をうかがっている。

 タイの政治的混乱が長期化する様相を帯びてきた。それでもなお、タイに一大生産拠点を置く日系自動車メーカーの首脳らは、冷静な姿勢を崩していない。

 池史彦・日本自動車工業会会長(ホンダ会長)は、「私自身、タイでの駐在経験があり、(実感としても)タイの優位性は変わらない」と言うし、小平信因・トヨタ自動車副社長も「歴史的にも、サプライヤーの集積地という意味でも、タイが重要拠点であることに変わりはない」と口をそろえる。

 タイ政府もまた、「政情不安が度重なり、海外からの投資が引くことを危惧している」(川端隆史・SMBC日興証券エコノミスト)ことから、プラユット司令官ら軍幹部からも政治的空白がタイ経済停滞の長期化をもたらすことのないように配慮した発言が目立つ。

 だが、実情は違う。すでに、政治の混乱が直接的な影響を及ぼし始めているのだ。4月にタイ投資委員会(BOI)が発表したばかりのエコカー政策の行方をめぐって、日系自動車メーカーの間では臆測が飛び交っている。

 今回発表されたのは、低燃費・低公害の小型車を生産する自動車メーカーに優遇税制が適用される「第2期エコカープログラム」(第2エコカー政策)というものだ。2007年に導入された第1期エコカープログラム(第1エコカー政策)に続く第2弾となる。

 第2エコカー政策には、第1期から参画していた日系5社(トヨタ、ホンダ、日産自動車、三菱自動車、スズキ)に、マツダ、米ゼネラル・モーターズ(GM)、米フォード・モーター、独フォルクスワーゲン(VW)、上海汽車PC(中国・上海汽車集団とタイ財閥チャロン・ポカパンとの合弁会社)を加えた10社が参加申請を表明している。平時ならば、BOIが各社の申請内容を粛々と審査して承認を出すはずだった。

ところが、タイの政治的空白により、昨秋以降は第2エコカー政策を含む大型投資案件全ての承認が棚上げになっている。認可待ちの投資案件は実に約4000件、総額6600億バーツ(約2兆0600億円)に上る。

この現状を、第1期から参画しているトヨタ、ホンダら日系5社の幹部たちは複雑な思いで受けとめている。第1期と第2期とでは、燃費基準や排気ガス性能などといった基本要件が異なる上、第2期では欧米メーカーなどライバルが一気に増えた(表参照)。




そのため、第2エコカー政策がつつがなく推進されると、「第1期時代の余剰な生産能力を抱えたまま、第2期向けの追加投資をしなければならない。新規参入の欧米メーカーに比べてハンディキャップを負う」(日系メーカー幹部)のだという。

 実際に、自動車購入促進策終了による反動減や政局による需要減が響き、ホンダはタイ新工場の稼働を半年から1年遅らせる決定をしたばかりだ。

 日系5社の本音では、政治の混乱で国内需要が冷え込むことこそ憂慮すれども、第2エコカー政策の頓挫は歓迎している節がある。実際に、ある日系メーカー幹部は、「間もなく発足する暫定政権への働き掛け次第では、第2エコカー政策の白紙撤回、あるいは第1エコカー政策に収斂するかたちでの修正もあり得るのでは」と皮算用している。

実は、根拠のない話でもない。エコカー政策の判断が翻った前例があるのだ。

 前回の06年9月の軍事クーデター直後に発足したスラユット暫定政権では、経済政策担当副首相としてバンコク銀行出身のコシット氏が民間登用された。日系企業による民間ルートへの働き掛けも奏功して、クーデター前のタクシン政権が撤回予定だった第1エコカー政策が、暫定政権以降に復活した経緯がある。

 第1・第2エコカー政策の申請者の陣容を見ると、日系メーカーvs欧米中メーカーの構図になっている(マツダを除く)。もちろん、欧米中陣営も日系メーカーと同様に積極的にロビー活動を展開するだろうが、「タイでは、歴史的に日系メーカーによる政権への影響力は強い」(助川成也・ジェトロ企画部事業推進主幹)という。

-タイへの“一極集中”は緩やかに回避 周辺国への投資加速-

 もっとも、インラック前政権が第2エコカー政策を日系メーカー以外の外資に広く開放したのは、タイ産業の日系自動車依存から脱却するため、という狙いもあった。ちなみに、外国資本によるタイへの直接投資の6割が日本で占められており、その業種別内訳では機械・金属加工・輸送機器がトップに来ている。

 暫定政権が、インラック前政権時代の政策をむやみに否定してばかりでは、健全な経済運営などできなくなってしまう。第2エコカー政策の行方は、予断を許さない。

今後、日系メーカーによる“タイ一極集中リスク”が緩やかに回避される方向で進むだろう。理由は二つある。

 まず、市場が急激に冷え込んでいることだ。自動車購入促進策が終了して1年以上が経過したが、14年4月の新車販売台数は前年同月比33.2%減のままだ。「普及率が上がり、これまでのように爆発的に伸びることはない」と池会長が言うように、今後、過去最高を記録した12年の販売台数140万台を超えることは難しい。

 次に、労働賃金の上昇、慢性的な人手不足による生産コストの上昇が顕著になっていることだ。タイの失業率は1%を切る完全雇用状態が続いている。とりわけ11年秋に発生したタイ大洪水を契機に、ワイヤーハーネス(電線)など、労働集約的な部品を生産するサプライヤーから順に、タイよりも労働賃金の低い周辺国へ生産拠点をシフトさせている。完成車メーカーもまた、タイに並ぶ重要拠点としてインドネシアへの投資を加速させている。

 幾度となく繰り返された政治の混乱が、タイからの投資逃避を加速することになりかねない。(「週刊ダイヤモンド」編集部 浅島亮子)


=その他ニュース(+α)=

・中国移動、タイ通信大手トゥルーに18%出資
(http://www.newsclip.be/article/2014/06/10/22110.html)

タイ最大級の財閥CPグループ傘下のタイ通信大手トゥルーは9日、株主割当増資と中国の携帯電話サービス最大手、中国移動を対象とする第3者割当増資で計650億バーツを調達すると発表した。

 中国移動は285・7億バーツを投じてトゥルー株の18%を取得し、同社と業務提携する。

 トゥルーは増資で得た資金で債務の圧縮を図る。同社は3月末時点で資産総額2167億バーツ、負債総額2081・4億バーツと債務超過寸前だった。2013年は売上高が前年比7・6%増の962・1億バーツ、最終損益が91・4億バーツの赤字。事業別の売り上げは有料テレビ108・6億バーツ(前年比1・8%増)、携帯電話641・2億バーツ(同11・8%増)、固定電話、インターネット296・6億バーツ(同0・8%減)。携帯電話の年末時点の契約者総数は2290万件、通年の純増は190万件だった。[newsclip]





タイ政変とこれまでのデモの流れはこちらから、順にご覧下さい。
《 テーマ:Welcome 2 Thailand 》
http://ameblo.jp/umibouzu2010/themeentrylist-1-10075302558.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ①~⑳」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11660582005.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ改め反政府デモ2013①~㊿」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11713405983.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013(2556)改め反政府デモ2013~2014(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11737925751.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013~2014改め反政府デモ2014最新情報(1)~(99)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11763330356.html
「【タイ好き?】反政府デモ2014最新情報改めデモ2014最新情報+α(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11817365348.html
【タイ好き?】デモ2014最新情報+α改めクーデターで軍事政権樹立(1)~
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11858255698.html