【タイ陸軍全権掌握=クーデター宣言(5月22日)】

 【夜間外出禁止令発令中(00:01-04:00外出禁止)】



6月2日のタイデモ関連・最新情報&ニュース+α1

=情報=

・昨日の反クーデターデモの様子(アソーク・ターミナル21)
*最後の方で国連の人権委員も映ってますね





=日本メディアニュース=

・余録:タイの首都バンコクを半年にわたって揺さぶった…
(http://mainichi.jp/opinion/news/20140602k0000m070108000c.html)

毎日新聞 2014年06月02日 
タイの首都バンコクを半年にわたって揺さぶった反政府デモは軍によるクーデターでいったん表舞台から去り、役者が代わってクーデター批判のデモ隊が登場した。参加者の多くが身につけているのは黒いシャツだ。「民主主義の死」を意味するという▲反政府デモでは黄色いシャツ姿が街頭を埋めた。タイでは曜日ごとに色が決まっていて、黄色は月曜日の色。国民の崇敬(すうけい)を集めるプミポン国王が生まれた曜日に当たり、黄色を身につけることで国王への忠誠を示す▲一方、2006年の軍事クーデターで政権を追われたタクシン元首相派の人々は赤いシャツを着て対抗し、その妹であるインラック氏の政権を応援した。もう8年になるタイの政争は黄色と赤の対立が解けないままだ▲アジアの政変劇は黄色と赤によって彩られることが多い。国民を二分して争った1986年のフィリピン大統領選で、マルコス大統領派の色は赤。野党統一候補として独裁打倒を訴えるアキノ陣営は黄色。マルコス政権を追放したピープルパワーを象徴する色にもなった▲98年、インドネシアでスハルト政権への抗議行動を展開した学生たちのシンボルも黄色だった。最初にデモを始めた国立インドネシア大学の制服の色だったからだ。他大学からの参加も増えるうち、青や緑など学校ごとの制服で色彩を増しながら、30年の長期政権を倒した▲三原色の二つである赤と黄色の不調和は何とも目に痛く映る。2色を上手に混ぜ合わせれば光り輝く朝日の色になるのだが。タイで対立を続ける二つの勢力も和解の色で黒い闇(やみ)を照らし、「ほほ笑みの国」を取り戻せぬものか。


=海外メディアニュース=

・バンコク中心部が混乱 反軍政デモ隊がFBなど活用
(http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303335604579599053381906472)

【バンコク】フェイスブックやその他のソーシャルメディアの少数のユーザーは1日、以前は数万のデモ隊が行っていたことをネット上のメッセージによって成し遂げた。タイの首都バンコク中心部を閉鎖させたのだ。

 5月のクーデターで実権を握ったタイ軍はそれ以来、広範囲な検閲を導入し、250人以上の人に軍への出頭を命じた。ただほとんどの人たちはその後釈放された。ケーブルテレビ局は依然として、CNNやBBCなどの国際ニュース番組を流せないでいる。

 それでも軍はフェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアを遮断するには至っていない。その代わりに軍は、そのネット上での発言に気をつけるよう警告するとともに、バンコク市内のデモが起きそうな場所に警官を配置している。

 ソーシャルメディアを使っての結果は、選挙で選ばれてその後追放された政権に対する大規模抗議行動と似たようなものだが、違うのは実際に軍を批判してすぐに姿を消すのは数人だけだということだ。

 市内ではショッピングモールが1日午前、閉鎖され、高架線鉄道は中心部での駅を閉めた。そのほかの市内の商業センターでは、クーデター以来起きている散発的なデモの再発を食い止めるために部隊が展開している。

 中心部のラチャプラソン・ショッピング街では、数十人のテレビジャーナリストやその他のメディア関係者が暑い日差しの中を動き回り、一方で迷彩服をまとった兵士たちが彼らの動きを見ていた。兵士たちが設置したラウドスピーカーからは愛国的な歌が流れていた。

あるショッピングモールの外では、数十人の人たちが静かなデモを繰り広げていた。一部の人たちは、1日のデモを呼び掛けた活動家Sombat Boonngamanong氏と厳しい批評をする学者パウィン・チャッチャワーンポンパン氏のお面をかぶり、選挙の実施を求めた。

 Sombat氏の姿は1日にはどこにも見られなかった。同氏は軍への出頭を拒否し、フェイスブックで「捕まえられるなら捕まえてみろ」と抵抗した。抗議行動に関するアナウンスに準備するようにとのフォロワーへの同氏の呼び掛けは、実質的に市中心部の閉鎖につながった。

 ここ数日、タイではクーデターに反対する大規模デモのうわさが断続的にソーシャルメディアで流れ、軍幹部はいら立ちを強めている。軍が力を誇示しているのは、フェイスブックやツイッターなどタイで広範に使われているソーシャルメディアをどう扱うか、軍が困惑していることの表れでもある。写真共有アプリ、インスタグラムでは、バンコクの写真は世界的に最も登場する回数の多い場所の一つになった。

 陸軍のプラユット司令官は5月30日、テレビ演説で、ソーシャルメディアが同国の政治的対立を強めていると批判した。31日には、いくつかの少人数のグループが、5月22日のクーデターを批判するものと受け止められているジョージ・オーウェルの著作「1984年」を静かに読んで抗議し、そのもようを写した写真はネットで広まった。

Sombat氏は1日午前のフェイスブックで、ついにこの日のデモを行う場所を発表。「ターミナル21で会おう」と書いた。その際には、頬に手を当ててパニック状態を示す当てこすりの写真を一緒に掲載した。

 2006年のクーデターで当時のタクシン首相が追放されて以来、タイはタクシン派の三つの政権が裁判所の命令で打撃を受けたり、最近ではタクシン氏の妹のインラック首相がこれも裁判所によって失職させられるなど一連の大変動を経験してきた。タクシン派の赤シャツ派とこれに対抗する黄シャツ派に分かれた抗議活動が頻発し、反タクシン派はタクシン氏のポピュリスト政策と同国の偉大なプミポン国王の影響力への異議申し立てに反対している。政治的暴力の中でこの数年間に120人以上が死亡した。

 反クーデター・デモの参加者の全てが赤シャツ派というわけではない。また5月28日には、フェイスブックが一時的にアクセスできなくなったあと、軍がクーデター反対者ばかりでなくその支持者の投稿も急増したソーシャルメディアを取り締まるとのうわさも流れた。

 軍は直ちに、フェイスブックのアクセス不能に軍は関係しておらず、原因は技術的なものだったと指摘した。同司令官は、軍事政権(国家平和秩序評議会)はソーシャルメディアを遮断する考えはないと述べている。[THE WAL STREET JOURNAL]


=その他ニュース(+α)=

・旅行者満足度 バンコクは37都市中24位 1位東京
(http://www.newsclip.be/article/2014/06/01/22016.html)

世界最大の旅行口コミ情報サイト、トリップアドバイザーがまとめた「旅行者による世界の都市調査」で、バンコクは「総合的な満足度」が対象の37都市中24位だった。

 2013年に対象都市の口コミをトリップアドバイザーに投稿した5万4000人に、訪問した都市の評価を聞いた。質問は16項目で、1項目10点満点。

 「総合的な満足度」1位は東京(9・11点)で、2位ニューヨーク(9・02点)、3位バルセロナ(8・94点)、4位イスタンブール(8・94点)、5位プラハ(8・9点)。

 その他の主要都市は8位ローマ(8・86点)、9位パリ(8・84点)、11位ロンドン(8・79点)、35位モスクワ(7・55点)。

 アジアの都市は16位シンガポール(8・62点)、17位ソウル(8・54点)、20位香港(8・43点)、24位バンコク(8・32点)、26位ハノイ(8・24点)、30位北京(7・84点)、32位クアラルンプール(7・67点)、最下位ムンバイ(7・13点)。

 項目別で見ると、「地元の人たちは親切だったか?」という質問では1位東京、2位ケープタウン、3位リスボン。アジアの都市は15位シンガポール、19位ソウル、24位ハノイ、27位バンコク、28位クアラルンプール、30位ムンバイ、34位香港、36位北京。最下位はモスクワ。

 「タクシーの運転手は親切だったか?」という質問では2位東京、3位シンガポール、14位ソウル、27位ハノイ、31位バンコク、32位ムンバイ、33位香港、34位クアラルンプール、36位北京。最下位はモスクワ。

 「タクシーのサービスの総合的な評価」は1位東京、2位シンガポール、7位ソウル、15位香港、28位バンコク、29位ハノイ、31位ムンバイ、35位クアラルンプール、36位北京、最下位モスクワ。

 「街中の清潔さ」は1位東京、2位シンガポール、9位ソウル、20位香港、26位北京、28位クアラルンプール、34位ハノイ、35位バンコク、最下位ムンバイ。

 「公共交通機関の評価」は1位東京、4位香港、5位シンガポール、7位ソウル、27位バンコク、28位北京、29位クアラルンプール、33位ムンバイ、36位ハノイ。

 「コストパフォーマンス」は1位ブダペスト、3位ハノイ、5位バンコク、10位ソウル、12位クアラルンプール、18位北京、20位東京、21位香港、26位シンガポール、31位ムンバイ。最下位はモスクワ。

 「ショッピングの満足度」は1位ドバイ、4位バンコク、5位東京、6位香港、7位ソウル、8位シンガポール、12位クアラルンプール、22位ムンバイ、28位ハノイ、29位北京。

 「ホテルに対する評価」は1位ドバイ、3位バンコク、8位東京、9位シンガポール、17位香港、18位ハノイ、19位ソウル、20位クアラルンプール、32位北京。最下位はモスクワ。

 「レストランに対する評価」は1位ニューヨーク、2位ケープタウン、3位東京、9位シンガポール、14位香港、17位バンコク、20位ソウル、26位ハノイ、27位ムンバイ、29位クアラルンプール、33位北京。

 「観光やアクティビティに対する評価」は1位ローマ、2位ニューヨーク、3位パリ、13位東京、14位北京、20位シンガポール、23位バンコク、25位ソウル、26位香港、33位クアラルンプール、35位ムンバイ。

 「文化に対する評価」は1位ローマ、2位ウィーン、3位パリ、11位東京、14位北京、17位ソウル、23位バンコク、24位ハノイ、28位シンガポール、31位香港、33位クアラルンプール、34位ムンバイ。

 「ナイトライフの満足度」は1位ニューヨーク、3位東京、5位バンコク、11位香港、15位ソウル、17位シンガポール、29位ムンバイ、31位クアラルンプール、34位北京、35位ハノイ。[newsclip]





タイ政変とこれまでのデモの流れはこちらから、順にご覧下さい。
《 テーマ:Welcome 2 Thailand 》
http://ameblo.jp/umibouzu2010/themeentrylist-1-10075302558.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ①~⑳」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11660582005.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ改め反政府デモ2013①~㊿」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11713405983.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013(2556)改め反政府デモ2013~2014(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11737925751.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013~2014改め反政府デモ2014最新情報(1)~(99)」
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「【タイ好き?】反政府デモ2014最新情報改めデモ2014最新情報+α(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11817365348.html
【タイ好き?】デモ2014最新情報+α改めクーデターで軍事政権樹立(1)~
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11858255698.html