【タイ陸軍全権掌握=クーデター宣言(5月22日)】

 【夜間外出禁止令発令中(00:01-04:00外出禁止)】



5月29日のタイデモ関連・最新情報&ニュース+α4

=情報=

・本日午後、タマサート大学で「反クーデターデモ」あり(小規模)

・本日夕方、国連の人権委員が、アヌサワリー(ヴィクトリーモニュメント)を視察
 
・アヌサワリー(ヴィクトリーモニュメント)で「PEACE PLEASE」と書かれたシャツ
 を掲げた外国人(ベルギー)が、当局に拘束されました

・昨日位から「タクシン氏が、日本に居る」とネット上に出回ってますが…






=現地日本語ニュース=

・タイ軍政のタクシン派粛清続く 警察幹部34人、県知事13人ら左遷
(http://www.newsclip.be/article/2014/05/29/21989.html)

タイ軍事政権は28日までに、タクシン元首相派の前閣僚、政治家、政治活動家らを中心とする253人に出頭を命令し、同日までに200人が出頭した。このうち76人は28日時点で拘束中。

 また、同日までに、タクシン派とされる警察長官ら警察幹部34人、県知事13人などを左遷処分にした。

 22日のクーデター直後から身柄を拘束していたタクシン派団体「反独裁民主戦線(UDD、通称赤シャツ)」幹部のジャトゥポン元下院議員、ナタウット前副商務相、タクシン元首相の法律顧問のノパドン元外相らは28日、釈放された。釈放後も軍が監視を続け、政治活動を禁止するもようだ。

 クーデターで崩壊した前政権を支持する法律家のウィーラワット・パリウォン氏は28日、インターネットの交流サイト、フェイスブックを通じ、軍政の出頭命令を拒否し、英国に出国したことを明らかにした。また、タイ国内の同氏の自宅が22日に銃撃を受けたとして、バイクに2人乗りした男が民家に拳銃を数発発砲する防犯カメラの映像を公開した。[newsclip]


=日本メディアニュース=

・軍、抗議デモ封じ込め=会場を完全封鎖-タイ
(http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014052900904)

【バンコク時事】タイ軍は29日、クーデター抗議デモが連日行われていた首都バンコクの戦勝記念塔周辺を完全封鎖し、デモを中止に追い込んだ。軍と警察約1500人を投入、塔に通じる4本の通りを通行止めにした。近くを走る鉄道は最寄り駅を通過する措置も取られた。
 22日のクーデター以降続いてきたデモでは、小競り合いが起き緊張する場面もあった。国家平和秩序評議会は、デモ隊に放水や催涙ガスの使用を含む「必要な措置」を取ると警告していた。[jiji.com]


=海外メディアニュース=

・タイ: 観光業界にクーデターの影響は?
(http://jp.ibtimes.com/articles/57880/20140529/75390.htm)

22日夕方、タイ陸軍のプラユット司令官(Prayuth Chan-ocha)がクーデターを決行したと発表した。現行憲法を停止し軍が全権を掌握した。

 タイの観光客は軍が先週のクーデターにより政権を制御しても動じないようだ。軍は治安維持のため、全土に夜間外出禁止令を発令している。当初の時間は午後10時から翌日午前5時までだった。(28日のNHKニュースによると、タイでは28日から外出禁止令が午前0時1分から午前4時までに短縮されたと報じた)。日本企業などは、工場や店舗の操業時間を短縮するところもある。このため、夜間外出禁止令が短期的に経済に打撃を与える可能性はある。

 クーデターが発生した先週、タイの有名な「ハーフムーン」のパーティーを祝うためにドイツから来たバックパッカーのフィル・コーニンハム(Phil Koenighaus)さんは「政治情勢がどうであれ、タイでの滞在予定を変更はしない」と述べた。

 タイの離島・パンガン島の南端に位置するリン・ビーチはターコイズブルーの海がきらめくビーチサイドだ。夜になるとパーティースペースに変わる。世界中のパーティーピープルが押し寄せ、人々を熱狂させるビーチクラブとなる。「ハーフムーンのパーティーを体験した後、バンコクを訪ねる。クーデターには動じない」とコーニンハムさんはAP通信に27日語った。

 米国人観光客ローズマリー・バート(Rosemary Burt)さんは外出禁止令によるクーデターの影響は受けていないと述べた。

 「何も変わっていない。外出禁止令の門限前に家に帰らなければならないだけのこと」と娘のディオール・ティドウェル(Dior Tidwell)さんとともに米アリゾナ州ギルバートからタイへ旅行中のバートさんは言った。

 ティドウェルさんは最初はクーデターを心配していたが、不安はおさまったと述べた。「少し危険だと思っていた」と彼女は言った。

 他の観光客も「何がクーデターなんだ?」と述べて、クーデターが日常生活に影響を与えなかったとした。そしてタイの有名なビーチでの滞在を楽しみながら撮影した写真をシェアした。

すでにタイを訪れている観光客は懸念は示しておらず、同国の観光産業は人気が高いとAP通信は報じた。いつまで続くのかわからないクーデターは経済に影響を及ぼす。タイの観光業が国内総生産(GDP)に占める割合は約7%、2万人の雇用を提供している。

タイ観光評議会のピヤマン・テジャパイブル(Piyaman Tejapaibul)会長は、プーケット、パタヤ、クラビ、サムイ島を含めたリゾートビーチでの夜間外出禁止令を解除するよう、軍に促している。

「国の誰もが、特に観光分野において、外出禁止令は直ちに解除されるように願っている。民主主義の復活が待ち望まれている」とテジャパイブル会長はプーケット県で発行されている週刊英語新聞『プーケット・ガゼット』に語った。

 米国を含む40か国以上で、タイに行く人に対して不急の旅行は控えるようにと警告を発している。香港も、タイ旅行に警告を発し、香港の産業協議会によると、70のツアー旅行、1,300人がキャンセルしたと伝えた。また政治指導者を拘束し、戒厳令を課した新たな軍事政権に対して国際社会からの非難も挙がっている。

 タイのホテルはキャンセルの増加に打撃を受けてきた。米国の映画『ハングオーバー!』シリーズ第2作にも登場するタイのルブアホテルのディーパック・オーリ(Deepak Ohri)最高経営責任者(CEO)は「ここ5日間で650件以上のキャンセルが入った」と述べている。地元の人々を引き付けるために、ホテルでは、地元の人々がホテルで夕食をすませて外出禁止令の時間までに自宅に帰ることができる「Staycations」を推進している。この言葉はstay+vacationの造語で、どこかに出かけたりせず、自分の家や自宅周辺でバケーション気分を味わうというものだ。

 多くのホテルはクーデターの様子を見ながらアプローチを取っており、今のところ海外の観光客のために価格の削減はしていないようだ。

 「これが一週間続くと価格戦争が起こるだろう」とオーリさんは述べた。「しかし、もし内戦が発生すれば、ホテルの価格戦争など意味をなくしてしまう」とAPに語った。[INTERNATIONAL BUSINESS TIMES]




タイ政変とこれまでのデモの流れはこちらから、順にご覧下さい。
《 テーマ:Welcome 2 Thailand 》
http://ameblo.jp/umibouzu2010/themeentrylist-1-10075302558.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ①~⑳」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11660582005.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ改め反政府デモ2013①~㊿」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11713405983.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013(2556)改め反政府デモ2013~2014(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11737925751.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013~2014改め反政府デモ2014最新情報(1)~(99)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11763330356.html
「【タイ好き?】反政府デモ2014最新情報改めデモ2014最新情報+α(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11817365348.html
【タイ好き?】デモ2014最新情報+α改めクーデターで軍事政権樹立(1)~
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11858255698.html