【タイ陸軍全権掌握=クーデター宣言(5月22日)】

 【夜間外出禁止令発令中(00:01-04:00外出禁止)】



5月29日のタイデモ関連・最新情報&ニュース+α3

=重要=

・反政府デモ隊は、6月1日に大規模集会を呼びかけている模様
 開催場所は、ラチャプソン交差点北側~カルチャー付近
 *各種情報に注意されたし


=情報=

・昨日の反クーデターデモの様子








=現地日本語ニュース=

・県知事8人や警察高官16人が左遷、タクシン派押さえ込みか
(http://www.bangkokshuho.com/article_detail.php?id=3949)

国家平和秩序評議会(NCPO)は5月27-28日にかけ県知事8人を交代させたり閑職に異動したりするとともに警察幹部16人を閑職に異動することを決めた。

県知事人事は6月2日発効、警察官人事は即時発効となる。この人事は、タクシン派が優勢な県からタクシン派寄りの知事や県警本部長を排除することでタクシン支持者の活動を抑え込むことなどが狙いとみられている。

また、NCPOは28日、 首相府のトントン事務次官、国の法律最高諮問機関である法令委員会のチュキアット事務局長を解任した。

なお、異動となった警察高官について、ワチャラポン警察庁長官代行は、「インラック政権や赤シャツ(タクシン支持者)に肩入れしていたわけではないが、平和と秩序の維持を妨げる問題が起きかねないため、決断力・実行力に優れた者と交代させることにした」と説明している。[Weekly Bangkok Shuho]


=日本メディアニュース=

・タイのクーデター 反発勢力の封じ込めを強化
(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140529/k10014818601000.html)

タイでは、軍がクーデターを宣言してから29日で1週間になります。
市民生活が通常に戻りつつある一方で、軍はクーデターに反発する勢力の封じ込めをいっそう強化しており、政治対立の解消と国民和解への道のりは極めて険しい状況です。

タイでは今月22日にプラユット陸軍司令官がクーデターを宣言し、軍主導の統治機構「国家平和秩序評議会」が全権を掌握してから29日で1週間となります。
28日からは夜間外出禁止令が緩和されるなど、市民生活や経済活動は通常に戻りつつあります。
29日朝もバンコクでは繁華街やビジネス街に兵士の姿はほとんどなく、市民がふだんどおりに勤め先や学校に向かう姿が見られました。
一方、軍はクーデターへの抗議行動など軍に対する反発の広がりに神経をとがらせており、軍の命令に従わない場合は強制排除も辞さない構えを見せているほか、軍に批判的な地元ジャーナリストを拘束するなどメディアに対しても統制を強めています。
また、軍は、インラック前首相を支持するタクシン派と反タクシン派の和解を進めたあとで選挙を行うと中立の立場を強調していますが、各地でタクシン派の活動家を拘束するなど封じ込めを強めています。
タクシン派の軍に対する不信感が高まるなか、政治対立の解消と国民和解への道のりは極めて険しい状況で、軍政が長期化する事態も予想されます。[NHK NEWSWEB]


=海外メディアニュース=

・タイ軍政権、スーツ姿で実務に着手-メディア規制懸念も
(http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304817704579590871784034780)

クーデターで全権を掌握したタイの国家平和秩序評議会は、プロパガンダ(宣伝活動)を強化し、タカ派の将軍たちを評議会の顧問に任命して国の統制を強めた。その一方で、財務当局者らを顧問に起用した。リセッション(景気後退)の瀬戸際にある景気の回復が狙いだ。

 28日には、交流サイト(SNS)フェイスブックのユーザーの多くが約90分間サービスを利用できない状態になった。これにより、評議会が反対派抑圧のためにインターネットを取り締まったとの懸念が巻き起こった。軍当局者は、この障害について、「技術的問題」だと説明した。

 タイ国軍(陸軍)は、個人が混乱ないし不安定な状況を引き起こした場合に、その個人のソーシャルメディアのアカウントを取り締まることはあっても、ソーシャルメディアのサイト全体を閉鎖するつもりはないと強調した。

 タイ国軍は記者会見で、軍に拘束されている人々の様子を録画したビデオを公開した。拘束されている人々は元気な様子で、ビデオ公開はクーデターとそれに伴う要人拘束への批判をかわすのが狙いとみられる。タイ国軍は5月22日に全権を掌握して以降、約250人を召喚しており、その中にはインラック前首相や、前首相失職後に暫定首相を務めていたニワットタムロン氏も含まれる。

 インラック前首相は7日に、政府高官を更迭して職権を乱用したという裁判所の判断で失職させられた。インラック氏は容疑を否認している。街頭ではインラック氏の追放を求める抗議活動がそれまで7カ月間行われていた。

 タイ国軍のプラユット陸軍司令官は、首都バンコクでの反政府派と政府支持派による抗議活動が暴力に発展する懸念があったとして戒厳令を敷いた。同司令官はこれに先立ち、2回の会合で反政府派、政府支持派双方の仲介役を務め、政治的な行き詰まり打開のための交渉を行わせたが、合意に至らなかったことを受け、クーデターで全権を掌握した。

 拘束された人々のうち、インラック前首相ら約130人(大半が政治家、学者、活動家)は拘束を解かれた。ただし、ニワットタムロン氏らの所在は公表されていない。

 公開されたビデオには、政府支持派「赤シャツ」隊の指導者であるJatuporn Prompan氏が映っていた。同氏は、質素な部屋で、笑いながら軍関係者と話をしていた。ビデオには浴室、シングルベッド、それにエアコンも映っていた。

 国軍の広報担当者は28日、「部屋は豪華ではないし、マットレスは若干固いかもしれないが、できる限り良い生活環境を用意している」と述べ、「エアコンから出る音が少しうるさいかもしれないが、部屋はとても涼しい」と付け加えた。

Jatuporn氏と6人の赤シャツ運動メンバーはその後、一切の政治活動を行わないことと、現体制(軍政)に反対する発言をしないことに合意する文書に署名したことを明らかにした。

 タイ国軍は28日、同国のインフラを整備する大規模プロジェクトを復活させる計画だと発表した。インラック政権が作成した資金調達計画が裁判所に拒否されたことを受けた措置だ。

 プラジン空軍司令官(大将)は運輸当局者との会合で、バンコク空港の拡張や高速鉄道4路線の整備など、一部プロジェクトの計画を国軍が約2週間で仕上げる予定だと述べた。 同司令官はスーツを着用して会合に出席した。

 タイの主要株価指数は28日、一時的に先週のクーデター直前の水準を超えた。これは、軍が脆弱(ぜいじゃく)な経済を活性化させる措置、例えば遅れているコメ農家への補助金の支給加速化措置をとることなどに反応したとみられる。

 しかし、軍の評議会が経済問題を克服する上で困難な課題に直面していることは過去のデータからうかがえる。輸出は4月に再び減少に転じ、前年同月から0.87%減ったほか、4月の鉱工業生産は13カ月連続の減少となった。政治的な不安定さを理由に買い手が発注を遅らせたことが理由だ。1-3月期の経済成長率は季節調整済み前期比2.1%のマイナスになった。

 軍は外出禁止令を早期に緩和する予定だ。観光への影響を考慮した。クーデターの後、観光客は2割減少している。

 また扇動的なメッセージをソーシャルメディアで広げるような行為に対しては措置を講じるとしており、フェイスブック、ツイッター、写真共有アプリのインスタグラムなどが情報通信技術省の開く会議に招かれていると、同省関係者が明らかにした。[THE WALL STREET JOUNAL]




タイ政変とこれまでのデモの流れはこちらから、順にご覧下さい。
《 テーマ:Welcome 2 Thailand 》
http://ameblo.jp/umibouzu2010/themeentrylist-1-10075302558.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ①~⑳」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11660582005.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ改め反政府デモ2013①~㊿」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11713405983.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013(2556)改め反政府デモ2013~2014(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11737925751.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013~2014改め反政府デモ2014最新情報(1)~(99)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11763330356.html
「【タイ好き?】反政府デモ2014最新情報改めデモ2014最新情報+α(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11817365348.html
【タイ好き?】デモ2014最新情報+α改めクーデターで軍事政権樹立(1)~
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11858255698.html