【タイ陸軍全権掌握=クーデター宣言(5月22日)】
【夜間外出禁止令発令中(00:01-04:00外出禁止)】
5月28日のタイデモ関連・最新情報&ニュース+α2
=情報=
・国家平和秩序維持委員会発表、
軍管区を通じて各地に和解センターを設置。
施策の正確な情報発信で両陣営の争いを低減し、国政改革目指す。
=現地日本語ニュース=
・市民から兵士に提供された飲み物に化学薬品が混入
(http://www.bangkokshuho.com/article_detail.php?id=3941)
陸軍によれば、5月26日 に都内で警備に当たっていた兵士に市民から提供されたペットボトル入り飲料に有害な化学薬品が混入されていたことから、市民と接する任務に就いている兵士 たちに注意を呼びかけたとのことだ。
ただ、飲料を受け取った兵士は、中身の色などがおかしいと感じて飲まなかったという。
ペットボトルは封が切られていなかったものの、注射器で中身を抜き取って化学薬品を注入したとみられる小さな穴があり、穴は接着剤でふさがれていたとのことだ。
陸軍の担当者によれば、兵士が街中で警備に当たることは過去数年間に何度となくあったが、以前にも市民から提供された飲料に異物が混ぜられていたことがあったという。[Weekly Bangkok Shuho]
=日本メディアニュース=
・タイで反クーデターデモ続く 警告無視、4日連続
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/140527/asi14052722390010-n1.htm)
タイの首都バンコクで27日、軍のクーデターに抗議するタクシン元首相派の約300人がデモを行った。軍政は5人以上の政治集会を禁じ、違反者には実力行使を辞さないと再三にわたって警告しているが、これを無視したデモは4日連続になった。
デモはバンコク中心部の戦勝記念塔周辺で実施された。参加者は「民主主義を取り戻せ」「(軍による)見せ掛けの平穏はいらない」などと書かれたプラカードや紙を掲げ、「プラユット(陸軍司令官)は出て行け」とシュプレヒコールを繰り返した。
軍政はデモ隊を取り囲むように警官隊や軍部隊を配置。軍兵士は拡声器で「われわれは同じ国王を奉じるタイ人だ。分かり合おう」などと呼び掛け、強硬手段には出なかった。大きなトラブルはなく、デモは約2時間で終わった。(共同)[msn]
・タイ 全土に出された夜間外出禁止令を緩和
(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140528/k10014778251000.html)
クーデターによって軍が全権を握ったタイでは、軍政が全土に出していた夜間外出禁止令の時間帯を28日から短縮し、企業活動や市民生活により配慮する姿勢を示すことでクーデターによる経済への影響を食い止め批判をかわすねらいがあるとみられます。
タイでクーデターによって全権を掌握した軍主導の「国家平和秩序評議会」は27日夜、クーデター直後に全土に出した夜間外出禁止令について、当初の現地時間午後10時から翌朝午前5時までの時間帯を28日以降、午前0時1分から午前4時までに短縮すると発表しました。
首都バンコクなどでは、夜間外出禁止令によって企業がふだんより仕事を早めに切り上げたり飲食店が閉店時間を早めたりするなどの影響が広がり、日系企業を含む経済界からは制限を緩和するよう要望が出ていました。
一方、軍政は、一連の政治の混迷によって1.5%まで下方修正されたことしのGDP=国内総生産の伸び率を3%に回復させることなどをねらった新たな経済政策の工程表を来週にも発表する方針を明らかにしました。
軍政としては、企業活動や市民生活により配慮する姿勢を示すことで経済への影響を食い止めるとともに国内外から出ているクーデターへの批判をかわすねらいがあるとみられます。[NHK NEWSWEB]
=海外メディアニュース=
・[バンコクポスト]タイ、東南アでの主導権に影 時計の針10年戻す
(http://www.nikkei.com/article/DGXNZO71883050X20C14A5FFE000/)
タイは時計の針を10年巻き戻し、政治プロセスをまたしても一からやり直そうとしている。気の短い軍による衝動的な動きで、世界とアジアでの地位が崩れる恐れがある。
全権を掌握する軍の決断は、デモ隊を街頭から追い出す上で一定の効果があった。多くはデモを収束しさえすれば、事態は前進すると考えていた。だが、数カ月後には2010年よりさらに大規模で暴力的な怒りが再燃する懸念がある。
タイは東南アジア諸国連合(ASEAN)で2番目の経済規模を誇り、15年末のアジア経済共同体(AEC)発足を主導してきた。加盟国は真の経済統合に向けてなお多くの課題を抱えており、その実現には機能する政府が不可欠だ。
クーデターを受け、こうした野心を実現するのは大幅に難しくなったようだ。経済制裁や資金引き揚げなど、国際社会からの多くの試練に直面する可能性が高いからだ。
タイは長い間、自動車や電子部品、物流などで東南アジア市場を取り込もうとする投資家の注目を浴びてきた。だが今回のクーデターにより、国債格下げの可能性も高く、海外からは観光業に打撃を及ぼすお決まりの反応も見込まれる。数カ月に及ぶ街頭デモでただでさえ不安定な経済にとりこれは悪い兆しとなる。
既に予定から1年遅れのAEC発足に関しても、ASEAN主要国の一つに機能する政府がないならば、計画の再考を迫られる可能性がある。選挙の見通しが立たず民主主義の先行きに曖昧さが残る限り、ほかのドミノも倒れかねない。
できるだけ早く未来への道を開くために、タイに必要なのは新たな政権だ。東南アジア経済で主要プレーヤーの座を維持したいのなら、ぐずぐずしている暇はない。
(2014年5月26日付 タイ・バンコクポスト紙)[日経電子版]
タイ政変とこれまでのデモの流れはこちらから、順にご覧下さい。
《 テーマ:Welcome 2 Thailand 》
http://ameblo.jp/umibouzu2010/themeentrylist-1-10075302558.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ①~⑳」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11660582005.html
「【タイ好き?】定期イベントですかぁ改め反政府デモ2013①~㊿」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11713405983.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013(2556)改め反政府デモ2013~2014(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11737925751.html
「【タイ好き?】反政府デモ2013~2014改め反政府デモ2014最新情報(1)~(99)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11763330356.html
「【タイ好き?】反政府デモ2014最新情報改めデモ2014最新情報+α(1)~(50)」
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11817365348.html
【タイ好き?】デモ2014最新情報+α改めクーデターで軍事政権樹立(1)~
http://ameblo.jp/umibouzu2010/entry-11858255698.html