2013年J2第37節 ロアッソ熊本戦プレビュー
【J1昇格に一筋の光。也真人と深井がチームを活性化】
神戸戦とFC東京戦はジェフらしい、素晴らしい戦いができた。相手が前に攻めてくる相手にはやはり一定の力を発揮することができることが証明できた。そのポイントとなるプレイヤーは町田也真人。特に攻撃面ではチームのリズム、攻撃のスイッチを作るプレイヤーとして完全に機能している。相手チームが研究してくると町田にプレッシャーをかけてくるようになるとは思うが、持ち前のボールタッチセンス、空間把握能力で、ケンペス・森本とサイド&ボランチとのつなぎの役割として機能している。ジェフ昇格の切り札として残り試合出場して経験を積んでほしい。
また、課題の一つであったスーパーサブだが、深井がようやく得点してくれた。しかも後半終了間際のタイミングで町田との絡みで素晴らしいゴールを上げ、フクアリ全体は活性化。途中投入によってチームにギアを与えられる選手の今後絶対にチームに力を与えるだろう。
そんな上昇気流をつかみかけているジェフだが、苦手な下位との対戦を今日迎える。レッドカードのケンペスは天皇杯で消化し戻ってくるが、守備の大黒柱智が累積で出場停止。代わりは竹内&キムコンビが入りそうではあるが、守備面での不安は大きい。そこの対応として、天皇杯で起用されたボランチ山口慶。FC東京戦では気が利くポジショニングと対人の強さで前からプレスをかけることができた。今節も智の守備力カバーということで出場が濃厚か。アンカー的な役割&ベテランの経験で今節の守備の中心選手になってもらいたい。
また、課題の一つであったスーパーサブだが、深井がようやく得点してくれた。しかも後半終了間際のタイミングで町田との絡みで素晴らしいゴールを上げ、フクアリ全体は活性化。途中投入によってチームにギアを与えられる選手の今後絶対にチームに力を与えるだろう。
そんな上昇気流をつかみかけているジェフだが、苦手な下位との対戦を今日迎える。レッドカードのケンペスは天皇杯で消化し戻ってくるが、守備の大黒柱智が累積で出場停止。代わりは竹内&キムコンビが入りそうではあるが、守備面での不安は大きい。そこの対応として、天皇杯で起用されたボランチ山口慶。FC東京戦では気が利くポジショニングと対人の強さで前からプレスをかけることができた。今節も智の守備力カバーということで出場が濃厚か。アンカー的な役割&ベテランの経験で今節の守備の中心選手になってもらいたい。
【コメント】
<千葉対戦後の熊本の対戦成績>
節 | H/A | 勝敗 | 対戦相手 | 結果 | 得点者 |
---|---|---|---|---|---|
2 | H | ● | 千葉 | 0-3 | |
3 | A | ○ | 松本 | 2-1 | 齊藤x2 |
4 | H | △ | G大阪 | 2-2 | 矢野,仲間 |
5 | A | △ | 東京V | 1-1 | 高橋 |
6 | H | △ | 富山 | 1-1 | 黒木 |
7 | A | △ | 横浜FC | 0-0 | |
8 | H | ● | 長崎 | 0-1 | |
9 | H | ● | 愛媛 | 0-1 | |
10 | A | ● | 山形 | 0-1 | |
11 | A | ○ | 札幌 | 3-1 | 仲間,OGx2 |
12 | H | ○ | 水戸 | 3-2 | 堀米,養父,矢野 |
13 | A | ○ | 徳島 | 3-0 | 堀米,齊藤,藤本主 |
14 | A | △ | 岐阜 | 0-0 | |
15 | H | ● | 栃木 | 1-4 | 吉井 |
16 | A | ○ | 岡山 | 3-2 | 仲間x2,齊藤 |
17 | A | △ | 福岡 | 1-1 | ファビオ |
18 | H | ● | 京都 | 1-3 | OG |
19 | A | ● | 北九州 | 0-7 | |
20 | H | ● | 群馬 | 2-3 | 高橋,齊藤 |
21 | H | ● | 神戸 | 1-2 | 原田 |
22 | A | △ | 愛媛 | 1-1 | 堀米 |
23 | H | ● | 松本 | 0-3 | |
24 | H | △ | 岐阜 | 1-1 | 堀米 |
25 | A | ○ | 栃木 | 1-0 | 片山 |
26 | H | △ | 山形 | 1-1 | 仲間 |
27 | A | △ | 鳥取 | 0-0 | |
28 | H | △ | 岡山 | 1-1 | 斉藤 |
29 | A | ● | 群馬 | 0-1 | |
30 | H | ● | 徳島 | 0-1 | |
32 | A | ● | 京都 | 0-2 | |
31 | H | ● | 北九州 | 1-2 | 大迫 |
33 | H | ○ | 東京V | 2-1 | 大迫,齊藤 |
34 | A | △ | 水戸 | 1-1 | OG |
35 | H | ○ | 札幌 | 2-1 | 斎藤 片山 |
36 | A | ○ | 富山 | 2-1 | 高橋,大迫 |
熊本のフォーメーションは3-5-2。基本前線でポストプレイヤーのウーゴやキープ力のある仲間あるいはボランチが時間を作りながら、片山や大迫がサイドを駆け上がり、そこにシンプルにボールを入れてくる。そこで突破されるとゴール前に多くの選手が入ってきてそこにあわせる得点パターンが多い。その得点に絡んでいるのは右サイドの大迫。最近5試合で4ゴール上げており、前節もサイドを突破して豪快なシュートを決めており注意が必要だ。対峙する佑昌と峻希はここのケアをしっかりしていきたい。また左サイドの片山もパスCBPがナンバーワンであり、サイドのオーバーラップをさせない対応が今日の戦いの一つ目のポイントだろう。
また、最近はセットプレイでの得点も増えてきている。大迫がFKを蹴るようになってから、直接ゴールを決めたり、頭であわせる得点が増えてきている。智不在のディフェンス陣はしっかりマンツーマンでマークし、落ち着いた対応をしていきたい。
【失点パターンは左サイドからのクロスと裏への抜け出し。神戸戦と同じ戦い方を繰り返し、相手に圧力をかけたい】
一方失点パターンは裏への抜け出しからの失点。熊本はラインを下げるよりも、ラインを押し上げて前から守備をするコンセプト。下位のチームの割にはディフェンスラインが高いため、裏を狙っていきたい。神戸戦と同様ケンペスにシンプルにロングボールを入れていき、こぼれ球を周囲が拾って裏を狙っていく戦い方が有効だ。ここでポイントなのは兵働。裏を狙う有効なパスを出し、コンディションを上げていってほしいものだ。
もう一つは左サイドからのクロス。大迫が攻撃的ということもあるが、そこに空いたスペースを使われて失点している。左をえぐられてシュートを打たれたり、左からクロスを上げられたり、後ろのDF陣との連携も悪いためしっかりとついていきたい。左サイドは佑昌と峻希だがケンペスが左に流れていくのも一つの手かもしれない。
分析していくと、熊本のウィークポイントを攻めるにはジェフの課題である左サイドの攻撃、裏へのスルーパスを駆使していく必要がある。相手も好調なのでしっかりと前から守備をしていき、高いところでボールを奪って上記のポイントを抑えてせめて行くことが今日の見所となっていくだろう。
残り6試合、今の戦い方をベースに要所要所の攻撃面&守備面の課題を克服していきながら3位に入っていきたいところだ。
【先発予想】
----------------
------ケンペス------
----------------
-佑昌----町田----兵働-
----------------
----健太郎--山口慶----
----------------
-峻希--竹内--キム--米倉-
----------------
-------岡本-------
----------------
<控え>SUB:大久保
SUB:大岩
SUB:勇人
SUB:谷澤
SUB:谷澤
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