2013年J2第5節 ガンバ大阪戦レポ | umibonzのスポーツめぐり旅

2013年J2第5節 ガンバ大阪戦レポ

[日時] 2013年03月24日(日) 16:03KO @万博記念競技場
[天候] 晴れのち曇り
[気温] 13.7℃
[湿度] 60%

[入場者数]11,117人

主審 高山啓義
副審 武田光晴
副審 田中利幸

千葉VSG大阪
1-1
0-0
---
1-1

[得点]
ジャイール①








スタッツ千葉G大阪
シュート815
CK21
直接FK1011
間接FK15
オフサイド51


[交代]
68分 米倉 恒貴 → ケンペス
71分 佐藤 勇人 → 兵働 昭弘
85分 谷澤 達也 → 深井 正樹

<得点ランキング>
ケンペス②
米倉恒貴①
谷澤達也①
ジャイール①

<アシストランキング>
ナムスンウ②
佐藤勇人①

<警告ランキング>
キム ヒョヌン①
谷澤 達也①
佐藤 健太郎①
ケンペス①
米倉 恒貴①

<先発>
---------------
-------谷澤------  
---------------
-ジャイール---ナム---米倉-
---------------
----健太郎--勇人----  
---------------
-大岩-山口智--竹内-峻希-
---------------
-------岡本------
---------------
<控え>
SUB:大久保
SUB:キム
SUB:大介
SUB:山口慶
SUB:兵働
SUB:深井
SUB:ケンペス


【超私的採点】

【GK : 1.岡本昌弘  5.5】
レアンドロとの一対一は見事。あれを決められていたらずるずるいっていただろう。
倉田のシュートはノーチャンスだったか。はっきりとしたクリアは今後の課題か。

【CB : 5.山口智   5.5】
古巣対決で気合が入っていたからか、立ち上がりの裏への処理以外は落ち着いた対応。
大岩に代わったこともあったか、かなり落ち着いた対応だった。峻希との連携も良好。
ラストのシュートは決めてほしかった。

【CB : 3.竹内彬   5.5】
レアンドロとのマッチアップはしっかりとこなし、自由に仕事をさせなかった。
ボール回しも落ち着いており、徐々に上向きといったところか。

【LSB:15.大岩一貴  5.5】
今季初スタメンで守備面攻撃面でしっかり役割をこなしてくれた。
ジャイールとの連携も徐々に良くなり、だんだんジャイールからパスをもらえるようになった。
今後はクロス精度や上がりのタイミングを磨けば一気にレギュラー定着が見えてくる。

【RSB:33.高橋峻希 6.0】
守備面以上に攻撃面でビルドアップの役割を果たせており、チームの中心人物になってきた。
あとはクロス精度とタイミングがよくなれば、得点力アップにつながっていくはずだ。

【DMF:16.佐藤健太郎 5.5】
ボール奪取面では堅実な働きをみせたが、攻撃面でのスイッチは低調で、後から入ってきた
兵働が目立つ形となった。アンカー的役割に徹すれば勇人よりも今はコンディションが良い。

【DMF: 7.佐藤勇人 5.0】
体力面、技術面での見劣りを感じ、失点シーンも滑ってしまうシーンが悔やまれる。
他にもボール奪取面でスライディングを多用するシーンが増えており、膝をこわしてから
対人への強さをみせられなくなってしまっているのか。。

【LMF:22.ジャイール 6.5】
やはり後ろにスペースがある形になれば、彼の独壇場。左サイドにこだわらず、中央に入ってボールを受ける回数は増え、前を向いてからのドリブル突破で見事J初ゴール。
その後もG大阪の守備陣をさげる働き、いいタイミングでのクロスなどちばぎん時の輝きを見せた。大岩・ナムと組ませた方が生きてくる模様。

【RMF:11.米倉恒貴  5.0】
連戦の疲れか、途中からガス欠となってしまった。鳥取戦に続きボールを中で受けるプレイは良かったが、そのあとのミスパスや周りとの連携はいまひとつ。裏への抜けだしに関しては精力的だったが、ジャイール以外からなかなかボールが出てこず。兵働が入ってからの連携がみたかった。

【FW:39.谷澤達也  5.5】
精力的にボールを受け、チーム全体のビルドアップに大きく貢献。ミスパスも少なくゼロトップとしての役割を十分に果たした。下がってくる回数が多く、前で決定的なチャンスに絡める回数が増えてくると、チームとしてのバリエーションは増えてくる。

【OMF:23.ナムスンウ 5.5】
今季初スタメンで、期待通りの働きを見せた。米倉が退いてから右に移ったが、どちらかというと真ん中の方が彼の持ち味が生きてくる様子。90分間初出場でラストは疲労が目立ったが、今後の期待感をのぞかせた。兵働とのコンビネーションは今後もっと見てみたいところ。シュートは惜しかった。

【SUB:27.ケンペス  5.0】
初のスタメン落ちで途中出場でのプレイを見たが、パワープレイ要員としてはある程度計算できることは分かった。岡本からのキックを受けるメンツとしてチームをクローズさせる時に貴重なのではないか。兵働との相性もそんなに悪くないと感じた。

【SUB:10.兵働昭宏 5.5】
久々の復帰で、チームの中心メンバーであることを改めて感じさせる出来。やはり攻撃のスイッチ役として一日の長があり、前線のタレントをタクトをしっかりとふるってくれることを感じさせた。今後に期待を抱かせる出来。

【SUB:9.深井正樹 -】
プレイ時間が短く評価外。

【鈴木監督 6.0】

明らかにできの悪いケンペス、キムから、好調のナム、そして練習時からアピールを続けていた大岩を投入。ナムは前評判通りの活躍を見せ、大岩は初めての左サイドバックにもかかわらず、素晴らしいアピールでチームのリズムを作った。大岩の出来は監督の想像以上だったのではないか。去年の右サイドバック、オリンピック培ったメンタリティで大岩の成長が見られたのはうれしいところだ。

 監督のコメントを見る限り、ガンバのようなJ1仕様のチーム相手にはゼロトップを起用するといったところだろうか。確かにゼロトップはやり続けると対策を練られる可能性があるため、4-4-2も磨きつつ、ゼロトップは点を取るときの仕様と考えた方がよいのかもしれない。

 G大阪対策もしっかりしていたように思え、特に守備面は山口智が熟知していたところもあったか、しっかりとした対応をしていたと思う。失点のシーン以外は裏を取られること以外無難にこなして相手攻撃を封じており、倉田にボールが入る回数も少なかった。次は代表コンビが入った形になるのでまた変わると思うが、上位に対してもある程度戦える自信をつけたのではないかと思う。

 攻撃面の連携は相変わらずなところはあるが、やはり兵働が入ってからの攻撃は迫力があった。徐々に前線の連携も上がってきているので兵働がスタメンに戻ってきたとき、誰が外れるのかといったことも含めてチームに競争が生まれてくるとチーム全体の底上げにつながるかもしれない。

 この5試合で各選手の特徴や善し悪しが見えてきており、特に課題である攻撃面の熟成が見られれば、混戦のJ2を抜け出せるはずだ。2年前のF東京も出だしはこんな感じだったイメージがあり、ひとつきっかけをつかめば、もともとの堅守で勝ちを拾ってこれる。そんな期待感を抱かせる一戦だった。何よりも試合自体が面白い試合だったこともあり、今後の上昇に期待したい。

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