台風の前のお菓子......

 

【チャリンコハラスメント(チャリハラ)だあ!】

 

 重い買い物袋を抱えて、自宅近くの歩道を歩いていた私。あれ、なんか怒っているような音が.....

 リン、リリリリーン、リリーン!!(早くどけよ!)

ひえっと飛び上がって横にジャンプした私の脇を、中年女性がそこのけそこのけと悠然と歩道のど真ん中を自転車ですり抜けていきました。とにかくのろい私が飛び上がるのがもう少し遅かったら接触していました。彼女は、ヘルメットはかぶっていませんでした。

 この歩道は、自転車の通行もできるらしいのですが、私には、その標識がどこにあるのかわかりません。目につくのは、「受動喫煙絶対禁止」の歩道に書かれたマーク?標識?のみ。自転車専用路以外に、歩道を自転車が走行できる場合の標識なるものは目立たない感じがしているのは私だけでしょうか?少なくとも、自転車運転者の歩行者に対する態度は、4月以降もまったく変わりません。

 

 令和8年4月から始まった青切符制度。少し古いですが、5月4日付読売新聞は、トップ記事で、「自転車青切符 全国842件」と報道しています。初月でもあり、警察も頑張ったと思う反面、本当にこんなもの?という疑問もわきます。

 違法行為は113種類にわたるそうです。その中でも重いものが、ながらスマホ(279件)、信号無視(81件)。

 最も重い刑は、ながらスマホの場合、①6ヶ月以下の拘禁刑又は10万円以下の罰金、②交通の危険を生じさせた場合には、1年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金。うーむ、なんとなく軽い気が.....

 

 違反行為が113種類もあると知るとびびってしまいそうですが、おそらくは、ヘルメットをかぶって常識の範囲で自転車を運転していればそうそう違反行為を犯すことはないはずです。警察庁による、「自転車安全利用五則」をめくってみました。

「01 車道が原則、左側を通行歩道は例外、歩行者を優先」あら、さっきの怒りのリリーンは違反行為だわ。「飲酒運転は禁止」「自転車は軽車両。自動車と同じ「車両」の一種です」、その他、わかりやすい絵つきの適法走行例などなど...

 

  自動車を運転する者なら、大体頭に入っている内容です。自動車では、二段階右折はやりませんが、二段階右折を知らないドライバーはまずいないでしょう。しかし、通常自動車を運転する者が自転車を使うのは限られた場合だけだと思うし、自転車の主たるユーザーは成人女性と学生さんだと思うので、二段階右折って何?という感じではないでしょうか。

 自動車を運転しているときに、一番嫌なのは、二輪車です。自転車とバイク。特に自転車は、動きが予測できないため、本当に怖いです。改正法によって、自転車が車道に押し出され、自動車と同方法を走ることが徹底されたら、自転車と自動車の事故が増加するのではないかと、余計な危惧を抱いています。

 

 自動車同士の事故の場合、損害額や、過失割合については、「別冊判例タイムズ38」(青い本)というバイブルがあって、法曹関係者は皆これを基準にしています。ここに無いケースの場合は、無理矢理同様のケースを抽出するか、ネットで調べるか。

 自転車と自動車の事故の場合も、少ないですが、事例は掲載されています。しかし、事例が少ないため、私が相談者から聞いた話は、すべて、このバイブルには該当しないものだったので、バイブルの中からこの点が似ていると思ったものを抽出したり、自動車同士の事故の事例で似ているものを抽出したり、ネットで調べたりしてしのいでいるのが現状です。自転車と自動車の事故の事例でバイブルがこれ以上厚くなったら、本当に悲しいです。

 

 私が腹が立つのはながらスマホ。人によっては、電車の駅を駆け上がりながらスマホをじっと見つめている。どうしたらあんな芸当ができるのか、不思議でなりません。数年前、私は、最寄り駅の改札近くで、体格が私の1.5倍はある「走りスマホ」に突進されて突き飛ばされ、けがは追わなかったものの、その後数年くらいスマホ恐怖症というPTSDに罹患してしまい、電車では常に優先席に座り、隣の人がスマホを開けると必ずけんかになったものでした。幸いなことに、時とともにPTSDは収まりました。自分が仕事のために時には電車の中でスマホをあけないといけない状況におかれるようになったからかもしれません。

 

 過去には歩きたばこ、今はながらスマホ。モノは変われど、罪もない相手方がとんでもない被害を被ることは変わりません。かなり前になりますが、歩きたばこの先っちょが子供の目を直撃し、失明させてしまったため、最寄り駅に「歩きたばこやめましょう」の大きなポスターが貼られたり、バナーがたなびいたことがありました。

 

 自転車で怖いのは、ヘルメット率が(私の印象では)低いことに象徴されるように、対象とされる者が法律などまったく興味のない素人さんだということ。今年の4月から世界は変わったのだ、という認識がほしいです。政府の啓蒙活動も弱いと思います。

そういえば、最近、税金やら、社会保障やらのyou tubeで勉強しだしたこともあり、政府の啓蒙活動の弱さには非常に憤りを感じています。運転については決して上手とはいえないものの、一応自動車のドライバーとしては(ペーパードライバー研修5年目のプロフェッショナルペーパードライバーが私です)、自転車も免許制にしてほしいです。