自生しているオオタニワタリは運よく生存に適した場所に到着した胞子が発芽したものなので、厳しい夏の乾燥も耐えることが出来ます。しかし、人間が石垣に植えたオオタニワタリは厳しい試練の時に直面します。
日陰にあって太陽放射から逃れているものの水分が不足している株はこの様に青白いしなしなの葉になります
この状態で耐えている株は潅水するとほんの数時間で元の元気な姿に戻ります
日なたの株は水が充分あって固い葉の状態を保っていても黄色く変色してしまいます
さらに太陽に晒されると写真のようにまだらに枯れていきます
この葉は枯れなくても緑色に戻ることはありません
そして、日なたで全体の葉が黄色い株
これは暫く晴天が続くと枯死する運命のように見えます
雨が待ち遠しい波照間よりお伝えいたしました