延長コードの電気抵抗 | 海あっちゃー

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延長コードにはどれくらいの電気抵抗があるのでしょうか?

 

Wikipediaによると銅の抵抗率は室温で約1.69*10^-8となっています

電気抵抗は、抵抗率をρ、断面積をS、長さをLとして

 

R=ρ*L/S

 

ですから、導体の断面積1.25平方ミリ、長さ10mでは

 

 (1.69*10^-8) * 10 / (1.25*10^-6) = 0.135

 

0.135Ωとなりました

 

検索してみるとVCTケーブル導体断面積1.25平方ミリは導体抵抗15.1Ω/kmと書いてあるので、JISか何かで決まっているのでしょう。この値で10mのケーブルを計算すると0.151Ωになります

 

 

このケーブルに10Aの電流が流れると1.3Vの電圧降下が起きます

電動工具を使う場合においては、気にするほどの電圧降下ではありません