アトポス便り No.121号

     (2025年6月30日)

~湿気の季節も、心はからっと~

皆さま、こんにちは。

しっとりとした空気に包まれ、雨音に耳を傾ける日が続いています。今年も梅雨の季節がやってきましたね。この時期は湿度が高くなる一方、気温もぐんぐんと上がり、蒸し暑さに体がついていかない…そんな日も多いのではないでしょうか。

私たちの体も肌も、季節の影響を繊細に受け取っています。
特にアトピーを持つお子さんにとっては、湿気による皮膚の蒸れや汗の刺激が、かゆみや赤みを強める要因となりやすく、毎年この時期はお母さんたちからも悪化報告も少なくありません。

また、梅雨から夏にかけては熱中症にも注意が必要です。私も先日、30度を超える日に役所へ出かけ、車で40分ほど運転、手続きするのに申請書を書き込んでいた時、急にめまいが起き、意識が薄れて倒れ、救急車で運ばれた事件が起きました。病院で横になり点滴(ブドウ糖)して楽になり家に戻りましたが、本当に怖かったです。体温調節がうまくいかなかったのでしょう。

室内でも湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体温調節がうまくいかず、熱がこもりがちに。
最近でも、坐骨神経痛や現在でも左耳が聞こえない突発性難聴など、老人特有の症状に陥っているようで、そろそろ終活準備というところでしょう。

体が疲れやすくなると、肌もまた敏感になります。
こまめな水分補給はもちろん、汗をかいた後のやさしい拭き取り、通気性のよい服選びが、小さな肌を守る第一歩となります。

さらに、もう2号まで発生しましたが、梅雨の終わりには本格的に台風も発生し始めます。気圧の低下は、知らず知らずのうちに体調を崩し、自律神経のバランスを乱すことで、皮膚の炎症を助長することもあります。

「なんだか肌が赤くなってきた」「機嫌が悪い」そんな時は、気候の影響を受けているサインかもしれません。そういう時こそ、いつも以上にゆったりとした気持ちで過ごしてあげてくださいね。

でも、どうかご安心ください。
そんな揺らぎの季節を乗り越えると、お子様の皮膚にとって“再生のチャンス”ともいえる『7月の海』が待っています。

潮風と太陽、そして海水に含まれる天然ミネラル、海水微生物群たちが、皮膚のバリアをやさしく整えてくれる、貴重な“自然の薬箱”。

毎年、海水浴後に「肌の赤みが引きました」「笑顔が増えました」というご報告を多くいただいています。水に濡れることが不安な方も、足を浸すだけ、海辺を歩くだけでも十分効果があります。お子様と一緒に夏の自然とふれあうことが、体も心も軽くする大きな力になるはずです。

湿気に疲れたら、深呼吸を。
空を見上げて、「もうすぐ、海の季節だね」と、声をかけてあげてください。私たちもその先の笑顔のために、いつもそっと寄り添っています。

さて、今月のコラム情報は、Google、Yahoo、医療情報からのアトピープレスを中心にお知らせしていましたが、先述しました『海水浴とアトピー』『台風シーズンとアトピー』をアトポス視線でお知らせします。

◆「夏の自然が味方に――アトピーっ子と海水浴」

毎年、7月になると「海水浴後に肌が落ち着いた」というご報告が多く寄せられます。
実は海水には、アトピー性皮膚炎のケアにとって有用な作用があるのです。

■脱入浴指示なのに、なぜ海水が皮膚に良いの?
 【ANS】
「有用海中微生物の存在」
が有用作用のすべてと言えます。また、海中の天然のミネラルによる雑菌排除、有用菌保護作用もあります。また、海自体の磁場作用もあります。海のそばに行くだけで少し改善したり、海風に当たるだけで一気に回復したという報告も少なくありません。

■海水浴の適切な時間帯と滞在時間は?

【ANS】
熱中症・日焼け対策などもしながら『午前中の1時間から3時間』、出来れば早朝がベストです。10分海の中を数回繰り返しましょう。

■おすすめの過ごし方は?

【ANS】
海水に浸からずとも、膝まで浸かったり、砂遊びだけでも十分効果あります。

■海水浴後のケアは?

【ANS】
乾燥すると潮が皮膚に浮きますが、痒みが出なければ、潮を払ってそのままお帰りください。乾燥して痒みが出た場合は、軽くシャワーして四輝水処置しましょう。

■炎症がある部位は滲みろと思いますが?

【ANS】
はい、泣き叫んで海を怖がるかもしれません。ご両親兄弟が海に入って楽しそうにしたり、海は楽しいって感じを視覚見せ、恐怖感をやわらげ、入りたそうにしたら、抱っこして一緒に入りましょう。最初の数十秒は泣くかもしれませんが、水圧で真皮奥の雑菌排除、1分もすれば滲み、痛みは無くなるでしょう。その後は大丈夫です。(※炎症範囲や深さによって少し差は出ます)

※今年は何度か計画してみましょう。確実に前進します!!!

◆「気圧と湿度の変化に負けないアトピー対策」

台風前後の低気圧で「かゆみがひどくなった」「寝つきが悪い」といった報告が増える時期となります。気圧変化が自律神経を乱し、皮膚にも影響を与えることを解説します。

■気圧低下が引き起こす体の変化

→血管の拡張、炎症の促進、自律神経の逆転、睡眠の質低下

■皮膚に現れるサイン

→交感神経時に気圧低下により副交感神経支持となることから、赤み、じゅくじゅく、強いかゆみ

■家庭でできるケア

→何もありませんが、ゆっくり深呼吸・朝の散歩で体内リズムを整える

【アトポス】
→台風時の症状は、気圧だけではない一般症状もありますが、気圧低下により上記の症状が出るということを理解していれば、慌てることは少なくなります。この経験をすることで、気圧が正常になれば症状改善も前の状況まで戻り、体の変化を目の当たりにして、自然の変化により体が変化することを理解できます。

副交感神経から交感神経に切り替わる早朝に目を覚まし活動を始めること、交感神経から副交感神経に切り替わる午後8~9時に寝ることが、体の正常維持となることを知りますし、改善のポイントともなります。「早寝早起きは3文の得」ってコトワザありましたね。

また、自律神経安定には、体内のミネラルも大きく関与しますので、ミネラル補給も重要となります。

◆Q&A

【Q】乳児湿疹の塗り薬について
 生後1ヶ月半なのですが湿疹がひどく皮膚科で塗り薬を処方してもらいました。
 顔・首用はクロベタゾン酪酸エステル軟膏とプロペトの混合、体用はデキサメタゾンプロピオン酸エステルとプロペトの混合です。
 今使っている保湿剤をやめて1日2回塗って1週間後にまた見せにくるよう言われたのですが、塗り始めて1日?2日ですごく良くなりました。
 薬が強いのか赤ちゃんだから効きがいいのか。良くなったあとも塗り続けた方がいいのか、やめて様子をみていいのか教えていただきたいです。
 皮膚科が休みのため質問させていただきました。

【赤嶺ANS】
 結論からすると、世界で一番危険なステロイド剤を、生後1か月半の子供に処置するのは危険です。これまで何百万という方々が、この薬の処置で苦しんでいます。しかし、力の強い〇〇〇が、マネーによって情報を封鎖して、アトピーで困っている方々の耳に目に入らないようにしています、本当です。

 一生に数グラムしか体内産生しないステロイドホルモンを、この乳児期から使用すれば、体全体のバランスは崩れ、神経系や免疫系、循環器系、分泌系までアンバランスとなり、どうして解決すればよいのか分からなくなります。

 まずは、発症した原因を理解して、その原因解決をコツコツと行うことが、結果的に解決の早道となります。ステロイドを使えば一時的な解決は見えますが、末端処置を行っても根底にある素因は解決できていなく、薬が切れれば再発するのは当たり前であり、さらに拡大することが現実です。

 この時期から基礎整備すれば、解決には少し時間は要しますが、1年以内にピカピカ、ツルツルの皮膚となり再発は起きません。

 休みも明け、診察に行かれたと思いますが、医者の説明に納得いきましたか?おそらく、う~ん??だったことでしょう。そうなんです、医者はお子様の発症原因を知らないで治療を行っているのです。そう何も知らないのです。怖いのです。

 医者を信じてこの先ステロイド剤を使用し続けて、解決しないのは勿論、他の部位への被害にあっても責任は取りません。もう、ご両親でお子様を守らないと、お子様を健康に育てることはできない世の中となっています。

勉強サイトは、こちらにあります。

【アトピー相談者の95%以上が納得する
完全克服理論を提供】

https://www.atoppos-sp.com/

※今後、医者や情報提供者や指導者に『この子の症状原因は何ですかね?』と聞いて、その解答の内容で判断されることです。おそらく、目が泳いだり、声が高くなったり、誤魔化したり・・・と思います。

◆クイズに答えてアトピー商材を!

当選者の中から5名様抽選で。

今回の当選商品は

①四輝水2本

②ヨーグルビジン1缶

③血液型別乳酸菌1缶(血液型指定してください)

※全商品約1万円前後

◆今月のクイズ

【クイズ】
先日、出先で倒れて救急車で運ばれた先で、ブドウ糖点滴、CT、血液検査された。35年ぶりの血液検査(今の医療不信から、これまで定期検診を受けていない)をした結果、検査数値に全く異常がなく、血糖値のみ少しだけ正常上限を超えていただけだった。
昔、2年間の療養生活をして初めての検査、最近の坐骨神経痛、左耳の故障、視力の衰え、食欲減退などから、多くの問題が出るのではと思っていたが安心しました。
そこで、今回は血液検査の正常域数値を並べますので、間違っている数値はどれでしょう、5つの中から間違っている回答を番号でお答えください。

【回答】
① 総コレステロール(CHL)120~230mg/dl
  (異常値の場合 高脂血症 動脈硬化性疾患 腎臓病)

② 中性脂肪(TGートリグリセライド)30~160mg/dl
  (異常値の場合 高脂血症 動脈硬化性疾患 糖尿病)

③ rーGTP  0~40国際単位/dl
  (異常値の場合 黄疸 アルコール性肝疾患)

④ 血糖値(グルコース) 70~109mg/dl
  (異常値の場合 糖尿病)

⑤ 黄疸指数(総ピリルビン) 3~12mg/dl
  (異常値の場合 肝臓病)

※ヒント・・これまでの正解番号は殆ど最後の回答であった、今回も・・・
      

◆7月の東京面談会

日時 令和7年7月26日(土)13時00分~17時00分

場所 東京 品川プリンスホテル 
面談担当者 赤嶺 福海

面談費用 11000円(60分)
※メルマガ会員は半額 5500円

申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 面談申し込み)
       03-6869-7538
     

◆7月の金沢面談会

日時 令和7年7月19日(土)15:00~18時00分

場所 アトポス金沢検査所 面談室(陽菜 ひな)
   金沢市伏見新町255 サンピア泉ヶ丘2階

面談担当者 赤嶺 福海

面談費用 11000円(60分)
※メルマガ会員は半額 5500円

申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 金沢面談申し込み)
      076-280-2930  

最後までお読みいただきありがとうございます。

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アトポス便り No.120号(2025年5月30日)


皆さま、こんにちは。

新緑がまぶしく、風の中に夏の気配が混じりはじめた今日この頃。子どもたちの肌にも、季節の移ろいがそっと語りかけてくるような、そんな時期となりました。

5月は自然界にとって、そして人の体にとっても“変わり目”の季節。日差しは強くなり、気温の上下もまだ激しく、朝晩の冷え込みに加えて、梅雨前の湿気も少しずつ立ち上ってきます。こうした微妙な変化は、アトピーのお子さんの肌にも敏感に響きますね。
「昨日まで落ち着いていたのに、急に赤くなった」「なんだか痒みが強くなってきた」――そんな声もたくさん届いています。

それでも、どうか焦らず、慌てず、ゆっくりで大丈夫です。
皮膚は体の一番外側にある“排泄器官”。今は一時的にゆらいでいても、内側が整えば、また穏やかな肌に戻ってくれます。

最近では、食品価格の高止まり、特に「お米」などの主食価格上昇も話題になっていますね。食費のやりくりに悩む声も多く聞かれます。でも、お母さんの「食べさせたい」という気持ちは、いつの時代も変わらず、温かく力強いものです。高価なものでなくても、心を込めた一膳が、子どもの体と心を育てていきます。

忙しい日々のなかで、お子さんの肌を見て、ため息をついてしまう夜もあるかもしれません。
けれど、覚えていてくださいね――お母さんの手・愛こそが、最大の治癒薬。
その手で抱きしめるたび、子どもたちの安心ホルモンが分泌され、皮膚のバリアが強くなっていきます。
お薬やケアよりも、まずは“ぬくもり”と“目線”が基本の処方箋です。

初夏の光が差し込むように、皆さまの毎日にも、小さな安らぎと希望が届きますように。これからも、私たちは共に歩んでまいります。

さて、今月のコラム情報は『スマホアプリとAIを用いてアトピー性皮膚炎の重症度を自動で解析』、『ベタつかない保湿オイルを実現する乳化技術 迅速浸透でアトピーにも有効 』『各地で行われる製薬主導のアトピー講座・講演会』です、批評共々ご確認ください。

◆スマホアプリとAIを用いてアトピー性皮膚炎の重症度を自動で解析

~解析できても、その後の治療方法は同じでは意味はないのでは~

慶應義塾大学医学部皮膚科学教室/慶應義塾大学病院アレルギーセンターの足立剛也専任講師(京都府立医科大学兼任)、同教室の雁金詩子助教と、帝京大学医療技術学部視能矯正学科の広田雅和准教授らの研究チームは、国内最大級のアトピー性皮膚炎患者さん向け投稿アプリを用いて、患者さんが自身で撮影した皮疹画像から、その重症度を人工知能 が自動で解析・評価する新たなAIモデルを開発しました。このAIモデルは、診察室の外でも、患者さんが自ら皮膚の状態を継続的・医学的・客観的に把握できるツールとして、日々の生活の中での「気づき」や「判断」を支援します。さらに、医療機関においても、皮疹の重症度を継続的かつ標準化された方法で評価できる「デジタルバイオマーカー」(注3)としての活用が期待されます。本研究成果は、2025年5月20日(UTC:協定世界時)にアレルギー領域で最も権威ある国際医学誌の1つであるAllergy(オンライン版)にて公開されました。

 

【全文はこちら】
https://www.teikyo-u.ac.jp/application/files/4717/4798/6214/news_20250520.pdf

【アトポスコメント】
確かに、患者さん自身で過去の症状と比べて、現況がどうなのか判断できるのはよいと思うけど、表記の通り、その対応・処置方法が確立されていなければ、前進することは見られまいと思うし、患者さん自身も『あれ?、今までと何が違うの?症状記録できているだけってこと?』って なるんじゃないかなぁ。この方法で、今後どのような処置をして、何時までにはこうなりますっていう目安のシミュレーションなどほしいですね。

◆ベタつかない保湿オイルを実現する乳化技術 迅速浸透でアトピーにも有効

〇要約

1.新技術の概要

  • コスメディ製薬が新しい乳化技術「レシソーム」を開発。

  • 目的:ベタつかない保湿オイルを実現し、アトピーなど乾燥由来の皮膚疾患にも有効な製剤を提供。

〇技術的特徴

  • W/W/O型乳化構造(Water in Water-soluble polymer in Oil)を採用。

  • 合成界面活性剤不使用、レシチン(細胞膜の成分)を利用。

  • ホホバ油、オリーブオイル、椿オイルなど**の天然オイルを高配合(50~70%)できる。

  • オイルと水分が皮膚に迅速浸透→ 表面に残らずベタつかない。

〇効果検証

  • 通常のO/W型乳化クリームと比較し、

    • 約1.5倍の浸透速度

    • 肌表面の光沢(てかり)が少ない

    • 6時間以上の皮膚水分保持

    • 摩擦係数も低く、伸びが良い(3倍)。

〇適用範囲・用途

  • 敏感肌、乾燥肌、アトピー肌向けのスキンケア製品として応用予定。

  • 既に特許取得済。

  • OEM/ODMサービスも開始。

【全文はこちら】
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2505/14/news071.html

【赤嶺コメント】

〇評価できる点

  • レシチン乳化で界面活性剤フリー

  • 皮膚の自然なpH(約5)維持に貢献する可能性がある

  • オイル高配合でもベタつかない点は実用的

  • 保湿効果6時間以上はすごい

  • 合成界面活性剤不使用

〇懸念・補強が望ましい点

  • 皮膚pHの明示データがない
    *「pHがどうなるか」「弱酸性を維持できるのか」データが記載されていない。

  • 皮膚常在菌(善玉菌)への影響未検証

  • 皮膚に迅速浸透は良いが、皮膚常在菌への影響評価が必要
    * アトピー患者特有の状態に関するエビデンス
    「アトピーに有効」との記載はあるが、実際のアトピー患者(皮膚バリアが壊れている状態)での臨床データや症例紹介がない。今後ぜひ示していただきたい。

  • 過剰な「浸透」アプローチには注意

この商材を確保し、経過状況を確認しながら、またご報告しますね。

◆各地で行われる製薬主導のアトピー講座・講演会

 ~講演の内容から最新治療・新薬の宣伝~

最近のアトピープレスリリース記事に、各地で開催されるアトピー講演会が多く報道されている。『最新治療』『新薬続々登場』とか、主催・共催を確認すると、新薬開発の製薬会社の名前が出ている。まだ、新薬の経過も見ていないながら、さらにアトピーの原因も仕組みも知らない無知な医者たちが、今回のマネーや今後のマネー欲しさに、やたらと登場してきている。本気でアトピーのこと考えている医者ぁ~、早く出て来~~~い!って感じです。あ、もう赤嶺コメントしてしまった。群馬で行われた公開講座の報道です。

■県民公開講座 アトピー性皮膚炎の理解を深める 群馬・高崎市
5/26(月) 20:22配信  群馬テレビ
アトピー性皮膚炎の理解を深め最新治療を知ってもらうための公開講座が群馬県高崎市で開かれました。
この公開講座は最新の薬や医療について県民に広く知ってもらおうと県薬剤師会や高崎健康福祉大学などが毎年開催しているものです。
8回目となる今年は群馬大学大学院の茂木精一郎教授がアトピー性皮膚炎について講演しました。
茂木教授はアトピー性皮膚炎の症状やなぜ起こるのかを説明し、かゆみや赤みが塗り薬でひいた後も一定の間塗り続けることが重要だと話しました。
また、最新治療では即効性のある注射や飲み薬が出たことを紹介し、「新たな治療薬に興味がある患者さんは医師に相談してほしい」と呼びかけていました。

 

【赤嶺コメント】
医師に相談しても、納得できる説明してくれないものね。おそらく、医者自身もその薬のメカニズムや副作用なども知らないと思う。注射は、報道では70%以上の高評価としているが、この先どんな副作用となるか確認できていないままの見切り発車薬でもある。とにかく効果があるから使おう、この先のことは自己責任ということで・・・だろうね。

◆Q&A①

※今回は、yahoo知恵袋での相談内容とベストアンサーと小生の回答比べ

【Q】アトピーの人が子どもを産んだら絶対アトピーの子が産まれますか?

【ベストアンサー】
小学生の頃から全身アトピーの学生、女子です。
私の両親は両方肌が強いのに、私は全身アトピーです。私には姉もいますが、姉は全然異常の無い綺麗な肌です。
たしか、父の妹がアトピーではありませんが唯一乾燥肌で肌がボロボロという体質でしたが…。だから、必ずしもアトピーの子供が生まれるということはないとおもいますし、逆もまた然りだとおもいますよ。参考にしていただければ幸いです。

 

【赤嶺ANS】
遺伝問題は、結果から誰も納得していませんし迷信です。起きるべくして起きています。多くは母親の出産環境にあると、多くの聞き取りと発症予防対策実践で確認しています。医者は今でも『ご両親にアトピーは?』『祖父母にアトピーは?』『おじ叔母には?』と、未だに聞き取りする医者がいるようです。

【参考サイト】次のお子様をアトピーにしない方法
https://www.atoppos.co.jp/html/14sandou-2.html

◆Q&A②

【Q】アトピーの子供を産まないために、妊娠中から気をつけておくことがあったら教えてください(一人目がアトピーだったので)。

【ベストアンサー】
家は4歳、2歳の2人子供いますが、どっちもアトピーで2人目が酷かったです。一人目の経験があったから、食事にはとても神経質になっていました。今は2人ともとても綺麗になりました。一番の治療法は何事にも程ほどに、神経質にならない事だなあと思いました。これを食べてはいけないと教える事よりも、何を食べても平気な強い子に育てる事が大切だと思いました。あと薬を塗る時もただ塗るのではなく、「ごめんね。痒い思いをさせて、早く良くなるように」と優しく話し掛けながら薬を塗るようにしています。

 

【赤嶺ANS】
最初は誰もアトピーで生まれるとは思いません。でも、最初の子供が発症した場合は、次のお子様はかなり考え、今回のような質問となります。しかし、どの皮膚科医も産婦人科医もその原因を知らないので、指導することはできません。出産前後の環境で、お子様の人生は大きく変わることも考えれば、下記のサイトを知っておいた方が良いですね。

【参考サイト】次のお子様をアトピーにしない方法
https://www.atoppos.co.jp/html/14sandou-2.html

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┃◆クイズに答えてアトピー商材を!
┗━━…────────────
当選者の中から5名様抽選で。

今回の当選商品は

①四輝水2本

②ヨーグルビジン1缶

③血液型別乳酸菌1缶(血液型指定してください)

※全商品約1万円前後

◆今月のクイズ

※前回のクイズは答え辛かったのか、応募が急激に減ったようです。今回は、クイズらしい内容としますね。

【クイズ】
生後間もなくからの発症の要因となる処置を下記の書き出しますが、一つだけ間違っている回答があります。番号で選んでご回答ください。

 

【回答】
① 帝王切開出産
② 出産前に膣抗生剤投与
③ 陣痛促進剤使用によるタイミング出産
④ 出産直後の光線治療処置(赤ちゃんの黄疸診断)
⑤ 実家出産で楽をし過ぎた

※ヒント・・次のお子様をアトピーにしない方法を参考に
https://www.atoppos.co.jp/html/14sandou-2.html

◆6月の東京面談会

日時 令和7年6月28日(土)13時00分~17時00分

場所 東京 品川プリンスホテル 
面談担当者 赤嶺 福海

面談費用 11000円(60分)
※メルマガ会員は半額 5500円

申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 面談申し込み)
       03-6869-7538
     

◆6月の金沢面談会

日時 令和7年6月19日(土)15:00~18時00分

場所 アトポス金沢検査所 面談室(陽菜 ひな)
   金沢市伏見新町255 サンピア泉ヶ丘2階

面談担当者 赤嶺 福海

面談費用 11000円(60分)
※メルマガ会員は半額 5500円

申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 金沢面談申し込み)
      076-280-2930

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    (2025年4月30日)

みなさま、こんにちわ。

春風に誘われ、桜前線もいよいよ北海道に到達しましたね。
新しい生活を迎えた方々にとって、入学・入社・卒業と、特に慌ただしかった4月も本日で幕を閉じようとしています。

さて、年々進む温暖化の影響か、近年は初夏からの暑さが一段と厳しさを増しているように感じます。

アトピー症状にとっても、これから迎える夏はひとつの大きな試練となり得ます。
私たちは、夏を「克服の卒業時期」と位置づけています。
これは、夏の気温上昇とともに体内のステロイドホルモンなど生理物質の産生が活発になり、自然治癒の後押しとなる「夏信号」が訪れるためです。

今回の情報は『自殺完遂リスクの高い皮膚疾患は?』『女性皮膚疾患患者の6割が性機能障害』『小児アトピーは青年期の精神疾患に影響する?』ですが、怖い内容です。これもステロイド剤による処置が根底にあることを、医療は誰も検証しようとしていません。

◆自殺完遂リスクの高い皮膚疾患は?

〇要約

皮膚疾患と自殺完遂リスクとの関連を調査したシステマティックレビューおよびメタ解析。
悪性黒色腫では自殺リスクが約2.89倍、化膿性汗腺炎では2.86倍と高い。
乾癬・皮膚炎については、完遂リスクとの明確な関連は見られなかった。
診療にあたっては、特に悪性黒色腫・化膿性汗腺炎患者の精神面に配慮すべきと結論。

 

【全文はこちら
https://medical-tribune.co.jp/news/articles/?blogid=7&entryid=566803

【アトポスコメント】
この研究は非常に意義深いです。特に、皮膚症状が精神面へ強い影響を与えるという事実は、アトピーサポートの現場でも無視できません。ただ、対象疾患が成人中心であり、乳幼児期のアトピー発症に直結する情報ではない点が惜しいです。今後は小児領域にも拡大していくべきでしょう。
→サポーター活動では、心身一体のケアが必須であることを再認識しました。

◆女性皮膚疾患患者の6割が性機能障害

〇要約

皮膚疾患を持つ女性では61.3%が性機能障害(FSD)を抱えているというメタ解析結果。
特に尋常性白斑(69.8%)、乾癬(59.2%)、化膿性汗腺炎(56.5%)で高率。
外見変化による自己イメージの低下、社会的偏見、治療による心理負担がFSDの要因と指摘。
皮膚科医には心理・性機能の両面の配慮と、多職種連携が求められる。

 

【全文はこちら】
https://medical-tribune.co.jp/news/articles/?blogid=7&entryid=566802

【アトポスコメント】
この題材は非常に重要で、皮膚疾患が単なる皮膚症状に留まらず、自己肯定感、パートナーシップ、人生の質(QOL)に大きく影響することを示しています。ただし、対象が思春期以降であり、乳幼児期の親へのサポートには直結しにくい点に注意が必要です。
→アトピーサポートでも、早期から精神面・社会性の形成を支える意識が必要だと感じました。

◆小児アトピーは青年期の精神疾患に影響する?

〇要約

小児期にアトピー性皮膚炎(AD)を発症すると、青年期(18歳・30歳まで)での精神疾患リスクが増加するというフィンランドの大規模調査。
重症ADほど、うつ病、不安障害、パニック障害、双極性障害などのリスクが高い。
幼少期の炎症性疾患が脳内のサイトカインなどを介して、精神状態に影響する可能性が示唆。
ADの早期・適切な管理の重要性が強調された。

 

【全文はこちら】
https://medical-tribune.co.jp/rensai/articles/?blogid=11&entryid=566683

【アトポスコメント】
この報告は、乳幼児期サポートの重要性を科学的に裏付ける非常に有力な根拠です。サポーターとして特に注目したいのは、「精神疾患リスクを減らすには、アトピーの早期コントロールが必要」という点です。
→今行うサポートが、子どもの未来の精神的健康をも左右するという強い責任感を改めて感じました。非常に有意義なデータです。

【上記3情報の総評(まとめ)】

●全体として、皮膚疾患は単なる皮膚症状ではなく、心身全体の問題であること。
●幼少期からの早期対応が、将来の精神的健康・社会的生活の質を大きく左右すること。
●医療だけでなく家庭内支援(親の理解・環境作り)が極めて重要であること。
これらをあらためて痛感させられる内容でした。
●乳幼児期に克服させられなかった日本アトピー医療の問題は、早急に改善させなければ少子化、出産環境、アトピー標準医療の問題、改善できない薬物治療の問題など早期改革しなければ、本当に日本は崩壊するかもしれません。

◆Q&A

【Q】生後1か月のお子様相談

生後1ヶ月の子どもがいるのですが、絶賛乳児湿疹になっています。
お医者さんに行って、ステロイド使うか保湿しまくって治すかの2択があったのですが保湿しまくって治そうと思っています。
保湿しまくって3日目の現在、赤いプツプツや膿?のようなのだったりカサカサ感はほとんど消えました。
ただ抱っこすると顔をスリスリして服に皮膚の皮が沢山付きます。
Q1.服に顔をスリスリするのは痒いからでしょうか?
Q2.皮が剥けているのは治る前兆でしょうか?

 

【ANS】
生後1か月で絶賛乳児湿疹ですか、保湿してスリスリが継続しているのであれば、拡大の可能性大です。いくら保湿しても体内の異物排泄は、他の部位から排泄されることになります。その炎症部位からの異物侵入も発生し、さらに拡大部位への保湿も始まり倍々ゲームで拡大します。

お医者様の言う通りに処置すれば、確実に拡大しますし、次はステロイド剤の処置を推奨され止む無くスタートし、それでも解決には至りませんので、次はステロイド剤のように副作用はありませんと新薬の処置が始まります。

お医者様は、あなたのお子様の発症原因を知らないのですから、的外れな処置でさらに厳しい環境を作られ、やがては紹介状書かれて放り出され終了です。

もう、小児科医皮膚科医を信じてはいけません、大事なお子様の体を壊されます。一度、『先生、この子の発症した原因は何なんでしょうか?』という返答ですべてが理解できます。あなたが感動する答えは一切返ってきません、全国どこの皮膚科医や小児科医の返答も同様です。

ということは、もうお子様を守るのはあなたしかいないのです。少し勉強されて、お子様をお守りください。

下記に参考となるサイトがありますので勉強されて、先の質問を投げかけてみてください。必ず医者の目は泳ぎ始めます。

【参考サイト】https://atopy110.net/

◆今月のクイズ

※今回は、当方メインHPに掲載している『2050年からのメッセージ』というアトピー劇からの質問とします。もし、時間のある方はご覧になってください。

『2050年からのメッセージ』~2000年に公演のアトピー劇~
https://www.youtube.com/watch?v=1gtegXbNsdM

【Q】
劇中で、2050年の日本の社会・アトピー・医療などの環境はどうなっていると言っていたでしょう?
下記は、全部正解ですが、一言感想を答えとしてください。(イメージで結構です)

【ANS】
①2050年の日本は、食料自給率低下後の大パニックを経て人口が激減し、多くの人が農業に従事しています。経済競争はほとんどなくなり、近隣との助け合いを重視する社会になっています。

②2050年には食料輸入がストップし、自給率が極端に低下したため、食料生産者である「百姓」(農民=第一次産業)が社会にとって非常に重要な存在となりました。そのため、百姓はメジャーな職業となり、食べることに困らない生活を送っています。

③2000年頃、金沢大学の皮膚科教授が新聞や週刊誌で民間療法を「アトピービジネス」と批判し、ステロイド外用薬による治療を推奨した論争です。これは医療界と患者、民間療法業者の間で大きな混乱を引き起こしました。

④劇中では、ステロイド外用薬の副作用として、皮膚の萎縮、感染症、黒皮症、糖尿病などが挙げられています。アトピー患者の母親である山田さんは、娘への使用で症状が悪化し、リバウンドに苦しんだ経験を訴えました。

⑤医師は科学的根拠に基づくステロイド治療を推奨し、民間療法を否定しました。一方、患者側はステロイドの副作用や治療がうまくいかない現状に不満を抱き、民間療法に希望を見出すケースが多く、両者の間で認識や信頼の対立が生じました。

⑤弁護士は、医師がステロイド外用薬の副作用に関する知識不足、患者への説明不足、そして自身の経済的利益を優先している点を追及しました。特に、医師が自身の子供にはステロイドを使わないと発言した矛盾を指摘しました。

⑥2050年の金沢村でアトピー患者がいない理由として、きれいな水と空気、そして食べ物がアトピーの原因と関連している可能性が示唆されています。特に、食べ物が悪化すると腸内細菌が異常をきたすという考えから、腸内細菌の復元がアトピー克服に重要であると語られています。

⑦劇中が伝えようとする主なメッセージの一つは、薬に頼りすぎる現代医療への批判と、その副作用による患者の苦悩への理解不足を問うことです。また、自然との共生や健康な生活の重要性も訴えています。

⑧ステロイド外用薬の原料として、劇中の裁判の場面で弁護士は山芋や羊毛の分泌液(ラノリン)中に含まれるコレステロールが合成されやすい物質であると指摘しました。

⑨弁護士は、医師が自身の子供にはステロイドを使用しないと発言したにも関わらず、他の患者には容易に処方していることの矛盾を指摘しました。これは、医師が患者の苦悩よりも自身の利益や学会の方針を優先しているのではないかという疑問を投げかけるものでした。

※アトピー劇は、上記のような内容でした。一言コメントを戴ければ抽選権有となります。

◆5月の東京面談会

日時 令和7年5月24日(土)13時00分~17時00分

場所 東京 品川プリンスホテル 
面談担当者 赤嶺 福海

面談費用 11000円(60分)
※メルマガ会員は半額 5500円

申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 面談申し込み)
       03-6869-7538
     

◆5月の金沢面談会

日時 令和7年5月17日(土)15:00~18時00分

場所 アトポス金沢検査所 面談室(陽菜 ひな)
   金沢市伏見新町255 サンピア泉ヶ丘2階

面談担当者 赤嶺 福海

面談費用 11000円(60分)
※メルマガ会員は半額 5500円

申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 金沢面談申し込み)
      076-280-2930 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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はじめに
アトピー性皮膚炎は、現代医療において長年の課題となっています。標準治療が進化しても、患者数は減るどころか増加傾向にあり、多くの人々がその苦しみから解放されていません。しかし、私たちは 「この日本から3年以内にアトピーゼロを実現できる」 という確信を持っています。
その理由は明確です。アトピーの発症メカニズムを正しく理解し、腸内細菌と皮膚常在菌のバランスを整え、さらにミネラル(微量元素)を適切に補うことで、免疫とバリア機能を強化できるからです。そして、出産環境の改善を含めた対策を講じることで、 「発症しない」「発症しても1年以内に克服」「現在苦しんでいる人々も3年以内に克服」 という3つのステップを達成できます。
本書では、アトピーを克服するための具体的な方法と根拠を示し、今すぐ実践できるアプローチを提供します。
約30分で読めるように、アウトライン構成としていますので、データ関連の表やグラフ、写真は掲載していません。
ご自身のお子様の克服までの流れをイメージしてみてください。


第1章:アトピー性皮膚炎の現状と課題

1. アトピーの基本理解と定義

アトピー性皮膚炎とは、皮膚の炎症と異常な痒み感覚を伴う慢性的な疾患であり、掻破行為による皮膚バリアの損傷が二次感染を招き、より深刻な症状へと発展することが特徴です。

  • 皮膚が慢性的に炎症を起こすことで、乾燥やひび割れが生じやすくなる

  • 異常な痒み感覚が生じ、掻くことでさらに悪化する

  • 掻破部位に細菌が侵入し、二次感染が起こることで治癒が遅れる

2. 患者数の推移と現代医療の限界

厚生労働省が発表するアトピー白書によると、現在のアトピー患者数は57万人とされていますが、そのデータは古く、実際の患者数はその10倍、約500万人とも推測されています。

  • 現在のアトピー治療の主流はステロイド剤の使用であり、2000年に設置された「アトピー治療ガイドライン」以来、大きな変化は見られない

  • いまだに「対症療法」に依存し、原因にアプローチした治療法が確立されていない

  • 治療を継続しない限り症状は安定せず、薬の量や強度が増していく傾向にある

  • 新薬の開発が進められているものの、顕著な改善効果は期待されていない

  • 現場の皮膚科医や小児科医も、患者からの質問に明確な回答を出せず、苦悩しているのが現状

3. 「赤ちゃんの4人に1人」の現実とその背景

皮膚科医が発表した研究によると、

  • 生後間もなく4人に1人の赤ちゃんがアトピーを発症

  • 小学生・中学生では10人に1人の割合で見られる

  • これらをもとに試算すると、中学生までに約170万人、高校・大学・成人を含めると推定500万人以上の患者が存在する

また、アトピーの発症は親からの遺伝要因だけでは説明できません。

  • 両親がアトピーではないのに子供が発症するケース

  • 逆に、アトピーの母親からアトピーを発症しない子供が生まれるケース

  • 生活環境や出生時の医療処置が発症に関与している可能性

出産環境とアトピーの関係

私の長年のアトピー相談の経験から、出産環境が発症の重要な要因であることが明らかになりました。

  • 産婦人科の経営難による帝王切開推奨の傾向

  • 帝王切開時に雑菌感染を防ぐ目的で投与される膣抗生剤が影響

  • 分娩計画を立てやすくするための陣痛促進剤の使用

  • 生後間もなくほとんどの赤ちゃんに見られる黄疸を治療するための光線療法

  • 光線療法は国からの医療費負担が大きく、医療機関にとっても経済的メリットがある

私は、発症後の治療法を追求するだけでなく、出産環境にアトピー発症の鍵があると考えています。本書では、この視点から、どのようにすれば発症を未然に防ぎ、根本的にアトピーを克服できるのかを詳しく解説していきます。


次章以降では、出産環境による原因、腸内細菌と皮膚常在菌の重要性、ミネラルバランスの役割、自然治癒へのアプローチを具体的に掘り下げていきます。

第2章:出産環境がアトピー発症に与える影響

1. 聞き取り調査による実例と統計データ

  • 当団体が35,000人(1999~2019年)の相談者を対象に実施した出産環境調査では、帝王切開が46%、**経腟分娩が54%**という結果でした。

  • また、出産時に実施された各種処置の実施率は以下の通りです:

    • 膣抗生剤投与: 45%

    • 光線療法(新生児黄疸の治療): 21%

    • 陣痛促進剤投与: 18%

    • 切迫早産(早産防止措置): 3%

    • 出産後の抗生剤投与: 3%

    • その他: 7%

  • 帝王切開による出産では、赤ちゃんが産道を通らないため免疫過剰(アトピー性皮膚炎など)のリスク要因になると考えられます。

  • 陣痛促進剤を使用した出産では、母子間で行われるべき免疫移譲の適切なタイミングを逃してしまう恐れがあります。

  • 出産後すぐに抗生剤を投与すると、赤ちゃんの腸内細菌が安定する前に善玉菌が大幅に減少し、免疫システムに影響を及ぼす可能性があります。

2. 出産前後の環境と免疫形成

  • 赤ちゃんは産道を通過するときに母親から免疫を受け継ぎ、体内に腸内細菌(有益な細菌)を取り込みます。

  • 母親の産道には乳酸菌などの有益な菌が豊富に存在し、陣痛開始時にはその乳酸菌環境が整っています。母子が協力して出産を行うことで、赤ちゃんの免疫バランスが適切に形成されます。

  • そのため、産道を通らない帝王切開などの出産では、上記の免疫移譲が起こらず、アトピーなど免疫関連症状の発症リスクが高まります(たとえ新生児期に症状が出なくても、成長過程で現れる可能性があります)。

  • また、出産時に膣抗生剤を投与すると、母親の膣内の善玉菌(乳酸菌)まで排除されてしまうため、赤ちゃんへの免疫移譲が不十分となりアトピー発症の確率が上昇します。

  • (なお、膣内の菌検査では対象者のほぼ全員が陽性となるため、この膣抗生剤投与の必要性には疑問が残ります。)

3. 帝王切開と膣抗生剤処置の影響

  • 帝王切開で出生した場合、赤ちゃんは産道を通らないため母親からの乳酸菌移譲を受けられません。

    • その結果、赤ちゃんの腸内で母乳を分解する仕組みが十分に機能せず、中間の未消化物質が蓄積します。これは免疫系に過剰な刺激を与え、アトピーなど免疫過剰状態を引き起こす一因になると考えられます。

  • 経腟分娩であっても、膣抗生剤を使用すると母親の善玉菌(乳酸菌)まで排除されてしまいます。

    • このため、赤ちゃんは適切な腸内細菌を獲得できず、免疫過剰(アトピー)が起こりやすくなります。

  • 陣痛促進剤の使用も赤ちゃんの免疫システムに影響を及ぼす可能性がありますが、膣抗生剤処置よりは影響が少ないとされています。

4. 出産後の黄疸治療(光線療法)とアトピーリスク

  • 生後1~3日目に行われる新生児黄疸の検査でビリルビン値が高い場合、光線療法(紫外線照射)が実施されることがあります。

  • 光線療法によって、皮膚のバリア機能を維持する有用な皮膚常在菌が大幅に減少します。

    • その結果、皮膚の粘膜バリアに異常が生じ、皮膚のpHバランスが乱れてしまいます。

  • 皮膚バリアが乱れた状態では、空気中の雑菌が皮膚上で増殖しやすくなり、感染拡大のリスクが高まります。

  • このような皮膚環境の変化は、後々の免疫バランスの乱れ(アトピー症状の発症)につながる可能性があります。

5. この章のまとめ

  出産前後の処置環境によって、生後間もなくのお子様の免疫に差が付くことは明らかです。昔のように地球の自然法則にしたがった出産を目指せば、アトピー性皮膚炎というような奇妙な症状発生は少ないと確信しています。産婦人科医の僅かな利益のためにの発症ですが、根源を理解すれば確実に1歳までに克服して、保湿も薬もいらないピカピカの皮膚となります。

出来れば、自然分娩などを推奨する産婦人科や助産院をお薦めしたいですね。奇しくもアトピー性皮膚炎が発症しても、確実に解決できるので、命にかかわる問題がない限り自然分娩をお薦めします。

第3章:アトピー克服のための三大アプローチと家族の役割

1. 腸内細菌の調整

·       乳酸菌は赤ちゃんの腸管(約5m)にとって必須。腸内環境には300種以上、100〜1000兆個の腸内細菌が存在。
·       アトピー児は有用菌が極端に少なく、悪玉菌が多い傾向。
·       推奨方法:1日2兆個の乳酸菌を粉末状で摂取(母乳やミルクに混ぜる)。ヨーグルトは腸に負担をかけるため不向き。
·       人由来、DNA型乳酸菌の重要性と「血液型別乳酸菌」や「オーダー乳酸菌」の推奨。
·       定着には3ヶ月〜半年が目安。

2. ミネラルバランスの調整

·       強い痒みストレス→活性酸素発生→有用菌の減少、ミネラル消耗→自律神経・体温調節の乱れ。
·       「七海」など濃縮ミネラル液を体重の3%リットルを目安に摂取(母乳育児の場合は離乳食開始後に開始)。

3. 皮膚のpHを弱酸性に保つ

·       アトピー患部はpH7の中性環境→雑菌の繁殖。
·       弱酸性ローション(ph4)の塗布「四輝水」を8時間ごとに。
·       塗布は素手で、赤み・炎症部へ。海水浴も有効(皮膚常在菌を補う)。


4. 生活習慣と心のケアも重要

・脱保湿・脱入浴
·       保湿剤は中性で雑菌繁殖を助ける。長期使用で皮脂分泌機能も低下。
·       入浴や湿らせる行為は雑菌の増殖環境を助長。
・毎日外に出る(外気浴)
·       地球の「磁力線」による季節信号を受けることで、体内代謝リズム・体温調節が整う。
·       特に1歳未満は毎日30分以上の外気浴を推奨(午前中が理想)。
・お母さんとの密接な接触
·       5歳以下は母親の心理状態が大きく影響。母の安心感・笑顔・抱っこが最大の薬。
・お父さんの理解と支援
·       両親の連携と前向きな気持ちは、子供の改善スピードに大きく影響。
・面談のすすめ
·       理論実践前に対面面談(有料)で納得と信頼形成。理論・指導者の人柄・方針確認が大切。


5. ご両親こそが「主治医」

·       アトピーの根本は「腸内免疫」「ミネラル不足」「皮膚常在菌」の3点。
·       免疫は「意識」によって変化する。
·       お子様への信頼・肯定・理解が、克服力を引き出す。
·       痒みは「生きるための感覚」。
「お子様は、未来を強く生きるために今アトピーと戦っている。」
科学と愛情、実践と理解の融合がアトピー克服の鍵です。


第4章:アトピーゼロ社会の実現に向けて 〜3年でゼロにするためのロードマップ〜

アトピーで悩むすべての人を救うには、医療、家庭、社会全体が正しい知識と実践を共有することが不可欠です。この章では、3年以内に「アトピーゼロ」を達成するための具体的なステップと、その先にある未来について詳しく紹介します。

ステップ1:発症しない出産環境の整備

·       妊娠中の腸内細菌ケア:母体の腸内環境を整えることが、赤ちゃんの免疫に直接関わる。
·       帝王切開・抗生剤使用のリスク管理:不必要な処置を見極め、自然な免疫移譲の場を確保することが大切。
·       産後の自然免疫強化:母乳育児や肌接触を通じて、皮膚常在菌と腸内細菌の自然な伝達を促す。

ステップ2:発症しても1年以内に克服する方法

·       新生児期からの腸内細菌サポート:乳酸菌やビフィズス菌の積極的な導入でバリア機能を形成。
·       皮膚常在菌育成とスキンケア:殺菌よりも常在菌の保護を意識したケアが重要。
·       ミネラル補給とバランスの最適化:痒みによる活性酸素への対応と、内側からの自律神経安定化が必要。

ステップ3:既存患者が3年以内に克服する実践法

·       腸内環境改善プログラム:1日2兆個の乳酸菌摂取やミネラル補給などを通じて、腸管の菌バランスを修正。
·       薬剤依存からの脱却:ステロイドに頼らず、自らの免疫を育てるための脱保湿・脱入浴などの習慣見直し。
·       生活全般の見直し:外気浴や季節対応、親子の心の連携が長期安定につながる。


終章:アトピーゼロを社会の常識にするために(特別編)

「アトピーは治らない」という固定観念を超えて

多くの医療現場では「アトピーは治らない」「一生付き合うしかない」といった説明がなされます。しかし、30年以上、延べ1万人以上の克服実績と相談経験から言えるのは「アトピーは、自然の法則に従えば、誰でも治せる」ということです。症状は結果であり、原因は生活の中に隠れています。原因に正しくアプローチできれば、身体は必ず応えてくれます。

誰もが実践できるシンプルな方法で

克服のための基本はとてもシンプルです。難しい医療技術ではなく、腸内細菌、皮膚常在菌、ミネラル、心の安定。どれも毎日の生活の中で見直せる要素です。必要なのは「知ること」と「やること」。この2つの間にあるのが“確信”と“継続”です。

医療の未来と私たちの役割

本来の医療とは、命を育むものであり、人間の自然治癒力を助けるものであるべきです。アトピーを薬で抑えるだけでなく、体の声に耳を傾け、自然な回復の流れを整えることができる社会にしていきましょう。
·       出産から始まる医療の見直し
·       家庭における“予防”と“観察”の実践
·       親子が学び合い、支え合う場の創出

これからの展望と希望

本書をきっかけに、次回作では年齢層ごとのアトピー対策(乳児・幼児・小学生・思春期・成人)を深掘りしていきます。医療書では得られなかった、現場での声や体験談、そして30年をかけて積み上げた「克服のリアルな知恵」を、さらに広めていきたいと願っています。


「人間には、自分自身で癒す力が備わっている」

この信念をもとに、これからも皆さんと共に歩み、支え合い、そして“アトピーゼロ”という未来を本気で実現していきましょう。
あなたがあなたのお子様が、明るい未来を笑顔で歩むために──。
さあ、一歩を踏み出そう。

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アトポス便り No.117号

 

皆さま、こんにちは。春の足音が聞こえてくる季節となりました。少し寒さが和らぎ、草木が芽吹くこの時期は、心も体も軽やかになっていくような気がします。

ただ、花粉症をお持ちの方は花粉の飛散など、肌の調子に影響を及ぼす要因が増える季節でもあります。が、腸内細菌整備して、その症状も薬を使わず自然で対応してゆきましょう。

 

湿度が少しずつ上がるため、肌にとっては多少の潤いが戻ってくる時期です。体内においても季節変化して、生理物質であるステロイドホルモンやビタミンB群、酵素などの産生上昇によるものです。

 

半年以上処置経過されている方は、ここから夏に向けてゴールするようさらに頑張りましょう。

 

新生活が始まる時期でもあり、環境の変化や生活リズムの乱れがストレスにつながることもあります。アトピーはストレスによって悪化することが多いため、「がんばりすぎないこと」を意識するのも大切です。

 

お子様には、暖かくなってきますので、外で過ごす時間を多くしてゆきましょう。紫外線も気になりますが、直射日光だけは避けて日陰で1日1時間くらいは楽しく過ごしましょう。

 

仕事や勉強、家事などに追われていると、自分の体の声を聞く時間がなくなりがちですが、1日5分でも深呼吸をしたり、リラックスできる時間を持つことで、気持ちが落ち着き、アトピーの症状も和らぎやすくなります。

 

また、春は食生活にも変化が生じる時期です。冬の間、根菜や温かい料理を中心にしていた方も、春になると生野菜や冷たい飲み物を摂る機会が増えるかもしれません。

しかし、体がまだ冷えやすい状態のまま急に冷たいものを取りすぎると、胃腸の調子が乱れ、それが肌荒れにつながることもあります。特にアトピーの方は腸内環境と肌の状態が密接に関係しているため、発酵食品や食物繊維を意識的に摂ること、乳酸菌摂取して腸内環境を整え、肌の調子を維持してゆきましょう。。

 

アトピーと付き合っていく上で大切なのは、「季節の変化を先取りしながら、自分の体の声に耳を傾けること」です。無理をせず、自分のペースで生活を整えていけば、春の訪れを心から楽しむことができるはずです。

 

まだ寒さが残る日もありますが、少しずつ春の陽射しを感じながら、穏やかに過ごせる日々となることを願っています。どうぞご自愛ください。

 

という私は、1月初旬から発症した突発性難聴なのか加齢によるものなのか判明しない中、未だ不自由な生活を続けていますが、はや月末となりました。

 

今月の情報は、『小児アトピー性皮膚炎管理にモバイルアプリの活用可能性』『AI搭載デバイスでアトピーの夜間?破が減少』と、掻破行動を最新機器によってストップさせようとする報道です。どうかなぁ?って痒みの根源を同時に解除することの方が重要だが、並行して行うのは良いかも。

◆小児アトピー性皮膚炎管理にモバイルアプリの活用可能性

イスラエル・Reichman Universityの研究チームは、小児アトピー性皮膚炎の管理におけるモバイルヘルスアプリ「Atopic App」の効果を評価するランダム化比較試験(RCT)を実施。その結果、アプリを8日以上使用した群で、重症度スコア(SCORAD、POEM)の有意な改善が認められた。
●主な結果:
3カ月後のSCORADスコアは、8日以上使用群で中央値6.25点と、対照群(17.9点)、7日以下群(13点)より有意に低かった。
3カ月後のPOEMスコアも、8日以上使用群(2点)が7日以下群(9点)より有意に低下。
8日以上のアプリ使用はスコア改善の強力な予測因子であり、治療薬の使用よりも影響が大きかった。
●今後の展望:
研究チームは、アプリの長期的な有効性や治療遵守率への影響を継続的に評価する必要があると指摘。また、アプリの技術を他の慢性皮膚疾患の管理にも応用できる可能性を示唆している。
この研究は、小児アトピーの管理においてモバイルアプリの活用が有効な手段となる可能性を示しており、今後の臨床応用が期待される。
【この記事の詳細サイト】
https://medical-tribune.co.jp/news/articles/?blogid=7&entryid=566312

 

【赤嶺コメント】
今回の研究では、小児アトピー性皮膚炎の管理にスマートフォンのアプリ「Atopic App」がアトピーの症状が軽くなることが確認されたとのこと。

このアプリは、スキンケアの記録をつけたり、治療をサポートしてくれる機能があるので、忘れずに続けやすくなるのかもしれません。

薬の使用よりも「アプリをしっかり使うこと」が症状の改善に強く関係していたそうです。

ただ、痒破行為による症状軽減したとしても、痒み感覚の根源解決を並行しなければ本当の解決にはならないとも思うのは自分だけか。これで解決できれば最高ですね。

◆AI搭載デバイスでアトピーの夜間?破が減少

~触覚フィードバック機能を備えた「ADAM」~

 掻痒はアトピー性皮膚炎(AD)に特徴的な症状の1つである。患者は、痒みに対し反射的に掻破することで皮膚の炎症が悪化、わずかな刺激に反応して痒みが生じる悪循環に陥りやすい。米・University of MichiganのAlbert F. Yang氏らは中等度~重度の掻破行為が認められる軽症AD患者を対象に、closed-loop型触覚フィードバック機能を備えた人工知能(AI)搭載ウエアラブルデバイスADAM(以下、デバイス)による夜間掻破の軽減効果を検証する単群2段階コホート研究を実施。デバイス装着により夜間掻破回数、掻破時間がいずれも有意に低減されたとの結果をJAMA Dermatolオンライン版に報告した。
●モーターによる振動で掻破行動を抑制
 医療分野でのデジタルトランスフォーメーション(DX)デジタル技術の進展は目覚ましく、ADに関しても治療支援AIや確定診断補助用AI、小児向けの自宅管理支援アプリなどの開発が進んでいる。その一方で、1割以上の患者が経験する掻痒について痒みや掻破行動を正確かつ継続的に定量化し、低減させる非薬理学的な医療技術は乏しい。
 今回の研究で用いたデバイスは手背装着型で、音響信号と運動信号を活用した加速度センサーが手指の動きをリアルタイムに検知する。機械学習アルゴリズムを用いてデータを分析し、痒みに対する掻破が検知されると、触覚フィードバック(1秒間のモーターによる振動)を行うことで掻破行動を抑制する。
  Yang氏らは、サンプルサイズの少なさ、利き手でない手による掻破は記録していない、日中の掻破への評価は行っていない点などを研究の限界として挙げた。その上で、「触覚フィードバック機能を備えたデバイスにより、中等度~重度の掻破行為が認められる成人軽症AD患者の夜間?破行動が有意に低減された。この結果は、全身治療の基準を満たさない/外用ステロイドの使用に抵抗がある軽症AD患者において、本デバイスが有用な治療補助機器になりうることを示している」と結論している。
【この詳細記事のサイト】
https://medical-tribune.co.jp/news/articles/?blogid=7&entryid=566347

 

【赤嶺コメント】
上記と同様のコメントとなりますが、あくまでも補助として活用されるのは良いでしょう。根源処置併用となります。
AIの素晴らしさは、最近の広告・報道で取りはやされている『チャットGPT』を少し経験させていただいて、恐ろしいスピードで文章が出来上がること、画像やスライドなどもあっと言う間に、、、、早く知りたかったぁ。って、使いこなすのは大変なようで、ちょっと勉強してみようかなという程度で、、、70歳になっても勉強勉強。

◆Q&A

【Q】
花粉症になって、もう10年ほど経過しますが、抗アレルギー剤を含め、いろいろ対策をしますが、この季節になると年々酷くなるような感じです、これも免疫の低下なのか、腸内環境整備で解決するものでしょうか、教えてください。

 

【ANS】
鼻水、鼻つまり、くしゃみとお仕事している方は本当に厳しいと思います。なぜ、花粉症が発生するのか、その根源を解決することが再発のない改善策となります。
最初の発生は、何かの影響で鼻粘膜に異常が発生して、花粉タンパクに対して異物判断したことにより、排泄行動となりました。では、鼻粘膜に異常が発生した原因はとなれば、末端で傷がつく行為を行ったか、腸管粘膜と繋がっているので、腸内細菌不安定となり、花粉への反応となったかのどちらかとなります。

末端で傷がついての発症であれば、その傷修復ができれば翌年に発生することはないでしょうから、腸内細菌不安定による腸管粘膜の問題となります。

とはいっても、一朝一夕での整備は難しく、最低半年は必要ですし、その整備ができても、命と密接する免疫のシステムを直ぐに変更となることもありません。安定した状態でその倍の期間の1年は最低でも必要と予想します。並行して、末端の鼻粘膜を自然整備できるように『塩水などでの鼻うがい』が良いと思います。

鼻うがいと腸内細菌整備で、翌年にはで無くなった方も少なくありません、実践してみてください。あ、それと胸張り、鼻呼吸です。

◆今月のクイズ

【Q】
最近のアトピー治療に、多くの医者は『プロアクティブ療法』と謳って、徐々に薬を減らして、最終的には保湿剤のみで維持できるようにしましょう。と、何だか良くなりそうな治療名をつけてステロイド剤処方をし、未だに『百害あって一利なし』の治療を続けています。皮膚科学会では、下記のようなクイズを使ってステロイド剤促進しているようです。

さて、このクイズ内容はこちらです。
プロアクティブ療法の説明で、正しいものを下記から選んでください。

プロアクティブ療法に関する正しい記述はどれか。

(1)急性期において、保湿剤によるスキンケアと抗炎症外用薬により、炎症を抑える治療
(2)寛解維持期において、皮疹の悪化時にのみ抗炎症外用薬を使って炎症を抑える治療法
(3)皮疹の軽快後も抗炎症外用薬を間欠的に使用して、炎症の再燃を防ぐ治療法

※ヒント・・・という内容ですが、小生も分かりませんが、あとで答えを見てみます。

●回答・抽選希望の方は、下記のアドレスへ 

回答先アドレス 
info@atoppos.co.jp

①お答え 番号でお願いします

②お名前(購入時の)

③希望商品

④ご要望 質問等(任意)

⑤メール件名 クイズ回答

をお書きになって送信ください。

※応募締め切り 令和7年3月31日

※このクイズの抽選は令和7年4月8日(火)です。(当選者は商品発送にて発表といたします)
※116号クイズ当選者への商品発送は3月11日(火)となります。
※先月の当選確率倍数は20倍となっています。

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◆3月の東京面談会

日時 令和7年3月22日(土)13時00分~17時00分

場所 東京 品川プリンスホテル 
面談担当者 赤嶺 福海

面談費用 11000円(60分)
※メルマガ会員は半額 5500円

申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 面談申し込み)
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◆3月の金沢面談会

日時 令和7年3月8日(土)15:00~18時00分

場所 アトポス金沢検査所 面談室(陽菜 ひな)
   金沢市伏見新町255 サンピア泉ヶ丘2階

面談担当者 赤嶺 福海

面談費用 11000円(60分)
※メルマガ会員は半額 5500円

申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 金沢面談申し込み)
      076-280-2930

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最後までお読みいただきありがとうございます。

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