ご訪問ありがとうございます。

イタリアの「ふくらはぎ辺り」に住む

でこしゃんです。

 

先日娘が体調を崩したというお話をしました。

土日を挟んで6日間の母子べったり自宅軟禁生活も終わり、ようやく日常生活に戻りました。

ありがとう、健康!

ありがとう、日常!

 

 

さて、イタリア全土かどうかは知りませんが、ぴっこりーな(娘)の通う幼稚園では土日祝日も含めて5日以上連続で欠席すると、再登園する時に小児科医の「証明証」が必要になります。

 

この子はもう病気が治りましたよー。

もう登園しても差し支えないことを証明しますよー。

というものです。

 

これを聞くと

「ずいぶんしっかりしたシステムね!」

と思われると思うのですが、

これが実に緩やかな「証明書」です。

 

〇 患者本人の出頭不要

〇 診察不要

 

つまり

「もう治ったので証明書下さい」

親が1人で小児科に行くと

小児科医が子どもを診察することなく

秘書さんが証明書を書いてくれて

秘書さんが仰々しく先生のスタンプを押して

先生は無条件にサインして下さいます。

費用は不要です。

 

 

ちなみに、イタリアのクリニック、

大人がお世話になるホームドクターも

子どもがお世話になるホームドクター(=小児科)も

毎日朝から夕方まで開いているわけではありません。

 

ぴっこりーながお世話になっている小児科は

毎日3時間のみ営業診察。

 

月曜日は夕方だけ。

火曜日は午前だけ。

水曜日は夕方だけ。

木曜日は午前だけ。

金曜日は午前だけ。

という感じ。

 

今回は月曜日から登園できそうな回復具合でしたが、

月曜日は夕方からしか小児科が開いていないので

自動的に月曜日が欠席になり、

夕方に証明書を取り付けて

火曜日から再登園となりました。

 

しかも、診察時間を待って小児科に行ったら

先生が不在。

「証明書が欲しい」と話すと、

秘書さんが書いてくれて

「先生は外にいる?」

 

「うーん、いるんじゃないかな。」

と答えると、外をチェックしに行った秘書さん、

戻ってくるなり、微笑んで

「逃げられたわー。」

「戻り次第、サインをもらうから少し待っててね。」

 

5分もせずに戻ってきたのでよかったのですが、

いったい先生、どこに「逃げてた」のかしら。

 

今回も含めて2回(ん、3回かな?)

この緩やかすぎる「証明書」のお世話になりましたが、

果たしてこの自己申告に基づいた「証明書」

必要なんだろうか…というのがいつも疑問…。

誰か教えて下さい…(笑)。