三内丸山はとにかく広かった~~

次行くときはもっとゆっくりじっくり見学しよっと。

 

さて、次に行ったのは

「史跡 亀ヶ岡石器時代遺跡」 「史跡 田小屋野貝塚」

 共に @青森県つがる市  です。すぐお隣にあります。

 

まずは田小屋野貝塚へ。

 

ここは人骨も出土したそうで、その様子がパネルで実物大表示されています。

縄文時代は内海を見渡す高台だったようで、なかなか見晴らしのいいところでした。

眺めのよい場所でお弔いしたかったのかもしれませんね。

日本海側の貝塚は珍しいそうですね。

ここは明治17年ごろ、「放浪の絵師」蓑虫山人(みのむしさんじん)によって

調査目的の発掘がはじめられたということです。

 

蓑虫山人…ちょっと面白そうな人ですね。

 

さて、すぐ近くの沼地で発見されたというのが…

あらーでっかい遮光器土偶の像!どこか遠くに想いを馳せる表情です。

この像の後ろの湿地が発見場所で、

レプリカが「縄文住居展示資料館カルコ」に展示されています↓

 

像の身長は34.2センチ。もともとは赤い顔料で塗られていた形跡があるそうです。

ほら、ね?やっぱり新生児って思えませんか?少し小さめの赤ちゃん。

下唇を突き出して泣き出しそうな顔。育ってほしい気持ちを込めて

あえてふくよかに造形したんじゃないかな…かわいいよ、かわいい。

残念ながら、ここにあるのはレプリカで本物は東京国立博物館にあるそう。

今度は東京で出土品の遮光器土偶に会いたくなりますね。え?ならない?おかしいな?

 

あ、ちなみに「カルコ」というのは

Kamegaoka Archaeology Collections から来ているんだって。

Archaeology は「考古学」。うん、もうこれで覚えたでしょ。

いいですね!呼びやすくてよい愛称になっていると思います♪

 

この日、最後に立ち寄ったのが、五能線木造(きづくり)駅。

ここにはでっかい遮光器土偶がいるんです。はい、ドゾ!うぉー!

…大魔神なのかな?(笑)

この日は私たちツアーへの特別なサービスで、

列車到着時のイベントを見せてもらえました。ラッキー!

わかるかな?目が光るのです。薄目開けてこっちを見てる??

(ダイヤの本数が少ないので本当になかなか見られないそうです。)

 

添乗員さんは「これ、残念なのが、五能線に乗っている人はまったく見られないことなのよね~」とおっしゃっていました。確かに!!

もし五能線に乗ることがあれば、ぜひ、駅停車中に大急ぎで降りて、見てあげてほしいなぁと思います。

寝ぼけ眼で頑張っているんですからね。(笑)