お母さんは、あたたかい、そう思えるお話です

#こすずめのぼうけん 

#ルースエインズワース 作

#石井桃子 訳 #堀内誠一 画

#福音館書店 



こすずめが、飛び方を習い始めました。うまく遠くまで、飛べて

「ぼく ひとりで、せかいじゅうを みて こられる」と考えます。


そうして疲れて休もうと、ある鳥の巣に行きますが…


鳥も色んな種類がいて、個性豊かな巣があります。そんな巣にやって来たこすずめに対する鳥たちの反応は、言葉使いは違えど、どの鳥もこすずめに優しい応えが返ってきません。


まさに、世間の冷たさを感じます。

でも現実も似たようなものです。


さて、すっかりくたびれたこすずめですが、どういう結末が待っているでしょう。


つらい思いをしたあとは、優しい誰かの存在が必要ですね。


印象的な思い出で、3才のお子さんが何度もこの絵本を楽しんだというのを聞いて、絵本を通して擬似体験をしているだろうなと思いました。そういう経験があったのか、最後にほっとするこすずめの様子が好きなのか、なんらかの心の琴線にふれたのでしょう。


繰り返しのお話は、この頃の子が好きな展開で、楽しめます。

#4才からおすすめの絵本 です。

#羊の本屋 #子どもの心に届く絵本

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