おはようございます
blog記事がぐつぐつ混んできたので連投!
 

クリスマスベルクリスマスベルクリスマスベル
大阪ハリストス正教会(6/末)つづき
最終回やけん、お付き合いください🙏

大阪ハリストス教会にご縁を感じていること

それは、、、


むかしむかし、四国松山にもハリストス正教会があったんだって

戦禍で燃え落ちた大阪教会の大鐘

割れて音が鈍ってるので庭に展示してる 100年前のロシア製


大阪ハリストス正教会は、戦前まで大阪天満橋にあったそうです


戦争で会堂が消失したため、吹田に移転新築した


※関西大学ロシア語専攻の学生さんたちとバッティング 同席して案内を受けました ラッキ✨✌️

イコノスタスとは

聖壁と訳されています

聖堂の聖所(会衆が礼拝を捧げる場所)と至聖所(聖壇のある所)を仕切るためのもの

イコン(聖画)複数だからイコノスタス


大阪ハリストス正教会が新しく聖堂を建築するとき、東京のニコライ堂・冬の聖堂からイコノスタスが移築されたそうです


東京ハリストス正教会↑

東京から移築したイコノスタスは、元々は松山聖堂にあったものです


冬の聖堂について

ニコライ堂は関東大震災で本堂が崩壊した

その再建のため、四国松山の聖堂(松山ハリストス正教会聖ニコライ聖堂)を東京に移築したそうです 



松山聖堂は日露戦争のロシア兵捕虜のために建てられたもの

戦争処理が終わって捕虜もいなくなったのも移築の理由(信者がおらんようになった)

のちにニコライ堂は大きな本堂が建てられ、松山聖堂はこじんまりしていたため、冬の聖堂と言って主に冬使用したそうです

あんまり広いと暖房効率わるいからね


東京のニコライ堂には現在、松山のものは何も残っていないもよう

松山聖堂イコノスタスは、100年前のモスクワのグリヤノフ工房製 当時のものはこの一つしか現存してないとのこと

西洋画の影響を受けたモダンな画風、当時のロシアの流行だそうでそれも貴重とのこと


国の重要文化財に指定とのお話があったが、宗教施設にて断ったと神父さまの弁 文化財になったら使用に制限があるんだって

元は松山にあったものが東京→大阪と移転して現存していること 

100年以上前に松山にあったイコンを拝見している不思議 

イノコスタス・イコンの配置

大まかに決まっているそうです


真ん中の門は左に受胎告知の天使ガブリエル 

(百合の花持ってる)


右に告知を受け入れる乙女マリア 

(聖書を読んでいる姿が定番) 


その周りを4人の福音記者

(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)

正教会は福音の書を、敬愛しています

門の上部は最後の晩餐

黒まる左: 幼子イエス 右: 成人したイエスキリスト

(生と死 アルファαとオメガΩの象徴)


赤まる

右:受胎告知の大天使ガブリエル(百合の花持ってる)

:大天使ミカエル

周りに、聖書の場面を写した聖画や聖堂にゆかりのある聖人を配する

拝見したところ、聖書の場面のようでありました

クリスマスベルクリスマスベルクリスマスベルクリスマスベル


この日は土曜日で、徹夜祷といって聖歌と祈りの儀式(1から2時間でほんとに徹夜するわけではない)がありました

その徹夜祷に参加してみましたら

イコノスタスは、単なる文化財や芸術品ではないことがわかりました…


正教会は原始キリスト教会のふるい形を守っているため、わからないことも多々ありましたが

とても興味深かったです


松山聖堂のイコノスタスに会えて感謝✨


カラーパレット鉛筆カラーパレット鉛筆カラーパレットそのほか

ペトロス佐々木のイコン(修理前のもの)

修復されて大事に扱われていました


山下りんのイコン

山下りん:日本初のイコン画家、女性


イコンも沢山あった グルジアのめずらしいものも

 


大阪ハリストス正教会は、お電話すれば見学できるようです 日曜礼拝や土曜日の祈祷も未信者でも参加できます


興味のある方は連絡してみてください


クリスマスベルクリスマスベルクリスマスベル


※正教会でつかう名称は、スラブ語のようで、ブログ記載と違うと思うがお許しください

(ex.ミカエル→露:ミハイル)


※キリスト教用語も正教会とプロテスタントはだいぶ違うが、プロテスタント呼びしています

※牧師にあたる職は、正教会は司祭とか神父と言うようです


情報量多くてパンクする 終わりにします!

はぶあないすでい