上差し ここ1週間前から作り置きしていた炒めた人参ともやしのシリシリを早いこと食べてしまわないと!と思い、2024年6月17日(月)の午後から中東諸国で暮らす女性たちのように強力粉と水と油を捏ねてパイ生地を作り、それを使ってトルコ料理のブレクを作りました。

 

 

下差し 日本風に表現するならば、早い話がブレクは中東諸国で食される餃子のようなものです、というか、今回私が手作りしたものは餃子のように野菜と肉を詰めたパイです。

 

そして、トルコ料理と書きましたが、トルコ以外にも中東諸国やバルカン半島地域でも食されているようです。これにリンゴやチーズを詰めたお菓子にするとオーストリアで食されるシュトゥルーデルになりますしね。

 

 

下差し フランス風のパイ生地とは異なり、薄く伸ばした1枚のフィロ生地を巻き上げて作りました。パイのように薄くてパリッとした感じに焼き上がりました。

 

 

下差し そして、野菜とひき肉を詰めて巻き上げたフィロ生地の先端を楊枝の代用品としてクローブを刺して留めておきました。

 

 

下差し その炒めた人参ともやしのシリシリにひき肉とニラ2束を混ぜてフィロ生地に詰めただけなので、お味の方は殆ど餃子ですね。美味しかったです。試しにお醤油もかけて食べてみましたが、それも合いますね。

 

 

 

下差し こちらのYOUTUBE動画は、ボスニア・ヘルツェゴビナ人女性が手作りするブレクの作業工程をまとめて動画にして下さったものです。

 

 

 

下差し いつもパン生地を練る際に使用しているホームベーカリーでフィロ生地を捏ねました。季節によって強力粉や水、油の分量が少々異なるので少しずつ加減しながら強力粉を加えて練りました。

 

 

下差し それをホームベーカリーから取り出して室温で約2時間放置してフィロ生地がよく伸びるように熟成させたというか、寝かせました。

 

 

下差し こちらが、炒めた人参ともやしのシリシリに炒めた味付けした豚ひき肉、生のニラを加えて混ぜたものです。

 

 

下差し 約2時間室温で寝かせたフィロ生地を薄く伸ばす作業です。この大きさだとホームベーカリーで練り上げた生地の半分です。

 

 

下差し まあ、無理して薄く伸ばしたので端っこの方が破れてしまった部分もありますけどね。真ん中の部分はいい感じで伸ばせたんじゃないか思います。

 

 

下差し こんな感じで薄く伸ばしたので、オーブンで焼くとパリッとしたパイ生地になると思います。

 

 

下差し フィロ生地を巻き上げた際に生地同士がくっつかないように表面に油(この場合、米油)を塗ってから

 

 

下差し 全体的に具材をまき散らしてから・・・、この時には既に具材には火が通っているのでフィロ生地の内部まで熱が伝わって表面がパリッとするまで焼けばいい感じです。

 

 

下差し フィロ生地の端っこからくるくると巻き上げていきます。

 

 

下差し 適当にまとめたら表面に油(この場合、米油を塗り)250度のオーブンで1時間ほど焼きます。

 

 

下差し その際に生地の端っこをクローブを刺して留めておきます。

 

 

下差し オーブンで焼く前に表面に卵液を塗らないので、それほどこんがりとしたキツネ色に焼き上がらないですが、この程度でいいと思います。