2024年6月16日(土)、代々木公園で開催された『第2回ジョージアフェスティバル』に行ってきました。
私が代々木公園の『第2回ジョージアフェスティバル』が行われている広場に到着したのが午後1時半頃でした。
その頃はお昼の休憩中だったからか、食べ物やワインが売られている出店がある通りには長蛇の列ができていて歩くスペースすらない状態でしたので、ステージの前に並べられた椅子に座ってジョーが始まるのを待つことにしました。
2923年1月29日(日)の記事『Zarina Tilidze - ダゲスタン人歌手ザリナ・ティリドゼ』をお読み頂けるとお分かりかと思いますが、個人的には、この中央アジア諸国の伝統舞踊レズギンカ(Lezginka)が大好きなんです。だから、どうしても、実際にその中央アジア諸国の民族衣装である「チョハ」を見たかったのでした。
私が最初にその中央アジア諸国の民族衣装「チョハ」を知ったのが、この結婚式での余興として踊っているカザフスタン人のレズギンカ(Lezginka)を踊るアンサンブル・オルセップ舞踊団のショーをYOUTUBE動画で観た時です。
だから、もしかすると・・・、記憶にあるようでないのですが、駐日カザフスタン大使館にメール出したっけな?このアンサンブル・オルセップ舞踊団を日本に呼び寄せてカザフスタン祭りで踊ってほしいです、みたいなことを書いたかも知れないけど。しかし、カザフスタンのアンサンブル・オルセップ舞踊団ではないないもののジョージア人の伝統舞踊団が来て下さったのは嬉しかったです。
※ 因みにですが、結婚式での余興ってユダヤ教徒の伝統文化ではなく、中央アジア諸国(旧ソ連の国々)ではユダヤ教徒に限らず結婚式での余興を見ながら食事して楽しむのは一般的のようです。
ジョージアの民族衣装「チョハ」がとてもお似合いの駐日ジョージア大使館 駐日特命全権大使のティムラズ レジャバ閣下、元相撲力士の栃ノ心剛史氏のご挨拶で『第2回ジョージアフェスティバル』が始まりました。
駐日特命全権大使のティムラズ レジャバ閣下は、日本育ち(茨城県で過ごされ)ですので全く外国語訛りのない日本語を話されます。元相撲力士の栃ノ心剛史氏は、引退後に起業されジョージアからワインを輸入して販売していらっしゃいます。
ジョージアの空手代表、世界チャンピオンゴギタ・アルカニア選手と元世界ランキング1位の岩本衣美里選手が組み手と形を披露して下さいました。私は素人なので空手については知らないのですが、お二人ともブルー・スリーのようでカッコ良かったですね。
アメリカのテレビ番組「The A-Team」に登場する "ミスター・T(MR. T)" のようなジョージアを代表する巨人が2人来日し綱引き大会が行われました。
※ 私がドイツで暮らしていた頃に「The A-Team」が放送されていて観ていましたが、日本でも放送されていましたかね?
ジョージアの伝統武術フリドリ(Khridoli)です。ジョージアの伝統音楽に合わせてジャンバラ劇のような踊りを披露して下さいました。
今回の『第2回ジョージアフェスティバル』の為に来日されたチームがジョージアの伝統武術フリドリ(Khridoli)を披露して下さっているYOUTUBE動画がありましたので、ご興味がおありの方は是非ご覧下さい。
日本で言うと、時代劇みたいな感じでした。このジョージアの民族衣装「チョハ」を着て戦って下さいました。
その後、ワインなどが売られていた屋台がある通りにジョージアの伝統武術フリドリ(Khridoli)の展示室が設けられていました。
伝統武術を披露して下さったチームの代表者の男性とお話されていた女性もジョージア人でしょうか?
※ ネット上で調べてみたら、日本にもジョージア人が33人住んでいるようです。
こんな感じで戦いに使用する縦と矛、鎖で手作りされたキャップなどが展示されていました。
全て、こちらのチームの方々が手作りされたそうです。
私がお願いすると、快く写真撮影を許可して下さいました。
こちらにも展示室があり民族衣装が飾られていました。
この弾薬が入っているポケット、どのようになっているのか見てみたかったんですよね。
この土器のようなものは、ジョージアのワインを醸造する際に使用されるものと思われます。ジョージアではワイングラスではなくテラコッタ製のお皿でワインを飲みます。
そのジョージア式の器を手作りするワークショップも行われていました。
ジョージアにもろくろがある・・・、というか、日本と同じろくろというか、ろくろは世界共通なんですね。でも、日本の方がろくろの導入が遅かったとは思いますが。
元相撲力士の栃ノ心剛史氏のワインを売る出店に来ました。
元相撲力士の栃ノ心剛史氏の現在のお姿を拝見しても、街中を歩いていても気付かれないと思います。
こちらが、ジョージア産ワインを売る出店です。長蛇の列ができていました。
※ 個人的には、お酒を飲まないでの買いませんでしたが、私の隣りに座っていらした方がジョージア産のワインを飲みながら「濃くてクセが強いね~!」とおっしゃっていました。美味しくないってことですかね?
ジョージア名物のチーズ入りのパン、ハチャプリも売られていましたが、私が焼いたハチャプリの方が上手だと思ったので買いませんでした。
こちらには、ジョージア産のミネラル水が売られていました。
個人的には、お酒が飲めないので保存ができるジョージア産の炭酸入りミネラル水を買うことにしました。
これですね、ジョージア産の炭酸入りミネラル水です。
※ ジョージアの民族衣装と伝統舞踊が好きだからと言っても、別にジョージアに行きたい訳ではないんですよ。だって、ジョージアって発展途上国のイメージがあるじゃないですか?ちゃんとインフラが整備されているのかな?とか、医療技術が遅れているんじゃないのかな?とか。旅行でも絶対に行きたくないですね。
このYOUTUBE動画を観ていたので、ジョージアには行きたくないと思ってしまいました。最初の1日目はジョージアでの生活を楽しめそうですが、2日目からは不便過ぎて日本へ帰りたくなると思います。
そして、屋台が並んでいる通りを歩いていたら、アゼルバイジャン人が経営する出店がありました。残念ながら誰一人並んでいませんでした。
最初にこのアゼルバイジャン人の店番をしているお兄さんが私に英語で話しかけてきました。私のことをウズベキスタン人と思ったのか、日本人ではないと思っておられたようです。ずっと英語で会話していましたが、最後の方でお兄さんが日本に住んでいらっしゃることが判明しました。
何となく中東料理の茄子のペースト「ババガヌーシュ」に似ていますが、それにトマトを加えたものですね。店番のお兄さんの説明によると、アゼルバイジャン料理は中東料理と東欧料理が混ざった感じだそうです。
この大瓶が1つ1600円でした。
こちらの小瓶が1つ400円でした。
アゼルバイジャン風ババガヌーシュとキーウィジャムを味見しました。
キーウィジャムとは言っても煮詰めてあるせいかキーウィの味が全くせず、中東料理のデイツソースの味のようになっていました。
アゼルバイジャン産の食料品も珍しいので、このキーウィジャムを1つ買いました。
そして、屋台が並んでいる通りから広場に戻ると、再びあのジョージアの民族衣装「チョハ」を着たジョージアの民族合唱団「バシアニ」の男性たちがステージに上がって来られました。
しかし、戦う為ではなく美しい歌を歌って下さる為です。
その際のジョージアの民族合唱団「バシアニ」のショーを録画して下さった方がいらっしゃいましたので、ご興味がおありの方はご覧下さい。
カメラ目線でこちらを向いて下さった方がいらっしゃいました。有難うございます。
こちら、お二人ともどの国のご出身か分からないのですが・・・、腕相撲大会も行われていました。
この紫色のTシャツ姿の女性と腕相撲チャレンジャーの男性との関係は良く知りませんが、この女性が驚いた顔をされている男性に何かしらアドバイスされていました。