(画像提供:St. Michael Tokyo

 

上差し 2024年5月9日(木)、夜7時から中目黒にある聖ミカエル教会で行われたキリスト昇天祭(Christi Himmelfahrt)のミサに参加しました。

 

 
ドイツ フランス しかし、今年のキリスト昇天祭(Christi Himmelfahrt)のミサは、日本というか、関東地域で暮らすカトリック系フランス人とカトリック系ドイツ人の信者たちがコラボレーションした形式で行われました。その時のミサの様子をこちらのYOUTUBE動画でご覧になることができます。
 

 
しかし、今回は、2023年9月に在日フランス人カトリック共同体の主任司祭として着任されたフランス人司祭のジェローム・デ・ラ・バティエ神父さま(PERE JEROME DE LA BATIEセネガル人司祭の歓迎会も兼ねていました。
 
セネガルと言えば、「パリ→ダカール・ラリー」の終着点だったことで知られているように、ダカール州はセネガルにあるとのことです。ですから、現在でもフランス人とセネガル人は植民地時代と同様に仲良くやっているようです。宗主国のフランス人の顔なんて見たくもない!なんてことは言わないんですね、セネガル人は、独立後も。
 
 

下差し 駐日セネガル大使館にいらっしゃるセネガル大使ご夫婦もセネガルの民族衣装姿で参加して下さっていました。

 

 

下差し こちらが、今回のミサ式次第になりますが、赤い字で印刷された文章がフランス語で書かれているものです。黒い字で印刷されているものがドイツ語の文章です。

 

「1. Lesung: Apg 1, 1-11」とドイツ語で黒字で書かれあるのが「第1朗読(使徒言行録1章1節から11節)」です。「2. Lesung: Eph 1, 17-23」とフランス語で赤字で書かれてあるのが「第2朗読(エペソへの手紙1章17節から23節)」です。「Evangelium: Mk 16, 15-20」とドイツ語で黒字になっている箇所は司祭が朗読する箇所のマルコ福音書16章15節から20節です。

 

 

下差し フランス語の讃美歌のみでしたが、以前にフランス語を少し習ったこともあり、聖歌にはラテン語の単語も含まれていますので、どうにか歌うことができました。

 

私のお隣の席に50代くらいのスーツ姿のフランス人男性がいらっしゃり、その方はドイツ語も日本語もお分かりでないようでしたので「次に歌うのは、これですよ!」と互いに助け合いながらやり取りする内に仲良くなりました。

 

 

 

下差し そもそも、今回このキリスト昇天祭(Christi Himmelfahrt)のミサに参加したのは、ある目的があったからでした。

 

次回、次の日曜日に行われる「ローマ典礼の特別形式のミサ」に参加する際に式次第のどの箇所を読み進めているのか分からなくなることがあるので、予め司式されるフランス人司祭のジェローム・デ・ラ・バティエ神父さま(PERE JEROME DE LA BATIEに付箋を貼って頂きたかったからでした。

 

 

下差し そして、キリスト昇天祭(Christi Himmelfahrt)のミサの後、とても親切にささっとジェローム・デ・ラ・バティエ神父さま(PERE JEROME DE LA BATIEは、全ての頁をめくりながら必要な個所に付箋を貼って下さいました。有難うございました!

 

 

 

下差し キリスト昇天祭(Christi Himmelfahrt)のミサの後、神の御摂理修道女会の修道院の中庭を挟んだ向こう側にある信徒会館で親睦会がありました。

 

※ 昨年のカトリック系フランス人とカトリック系ドイツ人の交流会ではアフリカ系信者はいませんでしたが、やはり、植民地が多く宗主国であったフランスの場合、そのコミュニティーに自動的にアフリカ系信者たちが加わってくるもんなんだということを知りました。最近、日本のカトリック教会でも多くのフランス系アフリカ人の聖職者たちがご活躍して下さっています。

 

 

下差し カトリック系ドイツ人の婦人会の方々が手作りして下さった料理が並んでいました。

 

 

下差し カトリック教会の場合、時間帯関係なくミサが始まる前に食事をしてはならないルールがありますので(聖体と食料を胃の中で混ぜてはいけないルール)、これが皆さんの夕食になります。

 

 

下差し このハリボのグミ一袋を頂きました。

 

 

下差し そして、キリスト昇天祭(Christi Himmelfahrt)のミサの最中に仲良くなった50代くらいのフランス人男性の方が親睦会の際にコーヒーカップを片手に私のところに来て下さいました。

 

その方は「シュテファン」というお名前で互いに握手をして名刺交換しました。シュテファンさんのお話によると、彼が来日して以来20年経っているものの日本語は全く分からないとのことでした。そして、今年11月には定年退職されフランスに戻られるとのことでした。

 

新潟県で暮らす父親が亡くなったら、私も実家に戻る予定なので、それまでは神さまの導きに従ってやるべきことを完成させたいと思います。現在、飼っているネコ3匹も長生きするようにお世話して、自分も健康に気を付けてネコの為に長生きしたいと思います。

 

 

 

音符ドイツ これから、いつまで続くのか予定は未定ですが・・・・、毎週月曜日の夜7時から9時までの2時間、聖ミカエル教会の聖堂で聖歌隊と共に歌う会が行われるようです。その歌の種類は讃美歌だけではないかも知れません。

 

ブルー音符 ドイツ語でドイツ人たちと一緒に歌ってみたい方、東京在住のドイツ人たちとお友達になりたい方に是非おススメです。恐らく、月曜日でお仕事の後に来られる方も多いと思いますが、参加することに意義がありますので少しくらい遅刻しても大丈夫でしょう。

 

(画像提供:St. Michael Tokyo)

 

私も今までに2回ほど聖ミカエル教会で行われた「クリスマス・キャロルを歌う会」に参加しました。

 

 

ドイツ語の讃美歌でも知らない曲が多いですので、こうして練習するチャンスがあると便利です。